令和7年度前期 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定の問題と解説【全52問】

全問題を正答・解説付きで掲載しています。

この試験は選択解答制です(全52問中40問を解答)。No.1〜6は必須、No.7〜23から9問、No.24〜28は必須、No.29〜38から8問、No.39〜48から8問、No.49〜52は必須(基礎的能力問題・各問とも正解を2つ選ぶ)で解答します。

この試験回をクイズ形式で解く →

No.1

一般基礎(機械工学等)

水に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.1気圧のもとでは、水の蒸発熱は氷の融解熱より大きい。
  • 2.1気圧のもとでは、水の密度が最大になる温度は約4℃である。
  • 3.pHは、水素イオンの濃度を示す指標である。
  • 4.0℃1気圧における氷の密度は、水の密度より大きい。

正解:4

解説

考え方

水は0℃で氷になるとき体積が増え、密度は小さくなります。だから氷は水に浮きます。選択肢4の「氷の密度は水より大きい」は逆で、これが適当でない記述です。水の密度は約4℃で最大になり(選択肢2は正しい)、pHは水素イオン濃度の指標(選択肢3は正しい)、蒸発熱は融解熱より大きい(選択肢1は正しい)です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.2

一般基礎(機械工学等)

図に示す水圧機で、ピストンXに力P1を加える時、ピストンYから取り出せる力P2の値として、適当なものはどれか。ただし、A1、A2はピストンX、Yの面積を示し、A2=2A1である。なお、ピストンと水の重さ及び水圧機内の摩擦は無視できるものとする。

No.2の図
  • 1.1/2 P1
  • 2.P1
  • 3.2P1
  • 4.4P1

正解:3

解説

考え方

パスカルの原理により、密閉した水では圧力がどこも等しくなります。圧力=力÷面積なので、P1/A1=P2/A2が成り立ちます。ここでA2=2A1なので、P2=P1×(A2/A1)=P1×2=2P1となります。面積が2倍になると取り出せる力も2倍になるので、選択肢3が適当です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.3

一般基礎(機械工学等)

圧力3.0×10^5 Pa、体積4.0Lの理想気体を、温度一定で圧力6.0×10^5 Paにしたときの体積の値として、適当なものはどれか。

  • 1.1.0L
  • 2.2.0L
  • 3.4.0L
  • 4.8.0L

正解:2

解説

考え方

温度が一定のとき、気体の圧力と体積は反比例します(ボイルの法則、P1×V1=P2×V2)。3.0×10^5×4.0=6.0×10^5×V2 なので、V2=12/6.0=2.0Lとなります。圧力を2倍にすると体積は半分になるため、選択肢2が適当です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.4

一般基礎(機械工学等)

次の用語のうち、室内環境に関係のないものはどれか。

  • 1.予想平均申告(PMV)
  • 2.ホルムアルデヒドの量
  • 3.浮遊粉じんの量
  • 4.化学的酸素要求量(COD)

正解:4

解説

考え方

化学的酸素要求量(COD)は、水の汚れ具合を示す水質の指標であり、室内環境とは関係ありません。よって選択肢4が適当でない(関係のない)ものです。PMVは温熱環境の快適さの指標、ホルムアルデヒドや浮遊粉じんの量は室内空気環境の指標で、いずれも室内環境に関係します。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.5

一般基礎(機械工学等)

三相誘導電動機に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.全電圧始動方式は、始動時に定格電流より大きな電流が流れる。
  • 2.電動機の過負荷保護には、サーマルリレーと電磁接触器を用いる方法がある。
  • 3.3本の結線のうち2本を入れ替えると、電動機の回転方向が変わる。
  • 4.スターデルタ始動方式は、始動時のトルクが全電圧始動方式と同じである。

正解:4

解説

考え方

スターデルタ始動方式は、始動時の電圧を下げて始動電流を抑える方式で、始動トルクは全電圧始動の約1/3に低下します。よって「始動トルクが全電圧始動方式と同じ」とする選択肢4は誤りです。全電圧始動は大きな始動電流が流れ(選択肢1は正しい)、結線2本の入れ替えで回転方向が逆になります(選択肢3は正しい)。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.6

一般基礎(機械工学等)

鉄筋コンクリート造に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.鉄筋の曲げ加工は、鋼材の品質が劣化しないよう常温で行う。
  • 2.コンクリートは、引張強度が圧縮強度より大きい。
  • 3.あばら筋は、梁のせん断力に対する補強筋である。
  • 4.帯筋は、柱のせん断力に対する補強筋である。

正解:2

解説

考え方

コンクリートは圧縮に強く引張に弱い材料です。引張力は鉄筋が負担します。よって「引張強度が圧縮強度より大きい」とする選択肢2は逆で、これが適当でない記述です。あばら筋(梁)と帯筋(柱)はいずれもせん断補強筋で正しく、鉄筋の曲げ加工を常温で行うのも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.7

空調・衛生設備

定風量単一ダクト方式に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.空気調和機は、一般的に、専用の機械室に設置されているため、維持管理がしやすい。
  • 2.送風量は変化させず、吹出し空気の温度・湿度を調節するものである。
  • 3.ファンコイル・ダクト併用方式に比べ、送風量が多いため室内の清浄度を保ちやすい。
  • 4.各室毎の温度制御が可能である。

正解:4

解説

考え方

定風量単一ダクト方式は、1台の空調機で複数の室に同じ状態の空気を送るため、各室ごとの個別の温度制御はできません。よって選択肢4が適当でない記述です。送風量は一定で温湿度を調節し(選択肢2は正しい)、機械室設置で維持管理しやすく、送風量が多く清浄度を保ちやすいのも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.8

空調・衛生設備

定風量単一ダクト方式における湿り空気線図に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

No.8の図
  • 1.図は、暖房時の状態変化を示したものである。
  • 2.室内空気の状態点は、①である。
  • 3.導入外気の状態点は、②である。
  • 4.空気調和機出口空気の状態点は、③である。

正解:4

解説

考え方

暖房時の湿り空気線図では、室内空気(状態点①)と外気(②)を混合し、それを空調機で加熱・加湿します。空調機出口の状態点は、室内へ吹き出す前の状態で、混合点よりも温度・湿度が高い側になります。設問の図では③が空調機出口として不適当な位置にあるため、選択肢4が適当でない記述となります。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.9

空調・衛生設備

熱負荷に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.構造体の熱通過率の値が小さいほど、構造体負荷(通過熱負荷)は小さくなる。
  • 2.ガラス面からの熱負荷は、ガラス面を透過した日射による負荷のみである。
  • 3.外気による熱負荷は、顕熱と潜熱である。
  • 4.人体からの熱負荷は、顕熱と潜熱である。

正解:2

解説

考え方

ガラス面からの熱負荷は、透過日射による負荷だけでなく、室内外の温度差によりガラスを通過する熱(通過熱負荷)もあります。よって「透過日射による負荷のみ」とする選択肢2は適当でありません。熱通過率が小さいほど通過熱負荷は小さくなり、外気負荷や人体負荷が顕熱と潜熱からなるのは正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.10

空調・衛生設備

空気清浄装置に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.中・高性能フィルターは、ろ材の通過風速を高くして圧力損失を大きくする構造となっている。
  • 2.捕集率とは、空気清浄装置に流入する粉じんの捕集割合を示すものである。
  • 3.空気清浄装置の圧力損失は、装置の上流側と下流側の圧力差で表される。
  • 4.ろ過式のろ材の材質は、吸湿性の少ないことが要求される。

正解:1

解説

考え方

中・高性能フィルターは、目の細かいろ材を使いつつ、ろ材を折りたたむなどして表面積を大きくし、通過風速を下げて圧力損失を抑える構造です。よって「通過風速を高くして圧力損失を大きくする」とする選択肢1は逆で、適当でない記述です。捕集率や圧力損失の定義、吸湿性の少ないろ材が求められる点は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.11

空調・衛生設備

放射暖房に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.放射暖房は、天井、床、壁や室内パネルの表面を加熱し、主として赤外線による放射により暖房するものである。
  • 2.天井の高いホール等の暖房に補助的に用いることで快適性が向上する。
  • 3.パイプ埋設式の場合は、配管に不具合が生じた際の修理が困難である。
  • 4.放射暖房は、室内における上下の温度差が大きくなる。

正解:4

解説

考え方

放射暖房は床・壁・天井の表面から赤外線で暖めるため、空気の対流に頼る暖房より上下の温度差が小さく、快適性が高いのが特長です。よって「上下の温度差が大きくなる」とする選択肢4は逆で、適当でない記述です。赤外線放射による暖房、高天井ホールでの補助利用、埋設式の修理が困難な点は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.12

空調・衛生設備

パッケージ形空気調和機に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.空気熱源ヒートポンプ式は、外気温度が低いときの暖房運転において、屋外機コイルに霜が付着することがある。
  • 2.業務用のパッケージ形空気調和機は、「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律」に基づく「第一種特定製品」に該当しない。
  • 3.マルチパッケージ形空気調和機は、屋内機の保守管理のため、各室ごとに作業を行う必要がある。
  • 4.パッケージ形空気調和機は、熱源により水熱源と空気熱源に分けられる。

正解:2

解説

考え方

業務用パッケージ形空気調和機はフロン類を冷媒に使うため、フロン排出抑制法(フロン類の管理適正化法)の「第一種特定製品」に該当します。よって「該当しない」とする選択肢2は誤りで、適当でない記述です。屋外機コイルへの着霜、各室ごとの保守、水熱源・空気熱源の区分はいずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.13

空調・衛生設備

次の室のうち、第三種機械換気方式を用いることが適当でないものはどれか。

  • 1.ボイラー室
  • 2.書庫
  • 3.便所
  • 4.シャワー室

正解:1

解説

考え方

第三種機械換気は排気ファンのみで室内を負圧にする方式で、便所・書庫・シャワー室など臭気や湿気を外へ出したい室に適します。ボイラー室は燃焼に必要な新鮮空気を確実に供給する必要があるため給気ファンを備える方式が適切で、第三種は適当でありません。よって選択肢1が適当でないものです。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.14

空調・衛生設備

換気設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.居室の換気を行う場合は、外気の二酸化炭素濃度も考慮する。
  • 2.開放式燃焼器具を設けた室において、機械換気を行う場合、所定の排気フードを設けることにより換気量を低減することができる。
  • 3.汚染度の高い室を換気する場合の室内圧は、周囲の室より高くなるようにする。
  • 4.第一種機械換気方式は、換気対象室の室内圧を正圧・負圧のいずれにも調整することができる。

正解:3

解説

考え方

汚染度の高い室は、汚れた空気が周囲の室へ流れ出さないよう、室内圧を周囲より低く(負圧に)します。よって「周囲より高くなるようにする」とする選択肢3は逆で、適当でない記述です。外気のCO2濃度の考慮、排気フードによる換気量低減、第一種換気で正圧・負圧を調整できる点は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.15

空調・衛生設備

上水道の取水施設から配水施設に至るまでのフローのうち、適当なものはどれか。

  • 1.取水施設 → 導水施設 → 浄水施設 → 送水施設 → 配水施設
  • 2.取水施設 → 導水施設 → 送水施設 → 浄水施設 → 配水施設
  • 3.取水施設 → 送水施設 → 導水施設 → 浄水施設 → 配水施設
  • 4.取水施設 → 浄水施設 → 送水施設 → 導水施設 → 配水施設

正解:1

解説

考え方

上水道は、取水→導水(原水を浄水場へ)→浄水(きれいにする)→送水(配水池へ)→配水(各家庭へ)の順に流れます。よって選択肢1が適当な順序です。導水は浄水前の原水を運び、送水は浄水後の水を運ぶ点を押さえると順序を間違えません。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.16

空調・衛生設備

下水道に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.分流式は、汚水と雨水を別々の管路系統とする方式である。
  • 2.流域下水道は、終末処理場を持たない。
  • 3.取付管は、民有地と道路の境界にあるますと下水道本管を結ぶ管である。
  • 4.公共下水道の管理は、地方公共団体が行う。

正解:2

解説

考え方

流域下水道は、複数の市町村にまたがる区域の汚水を集めて処理する広域的な下水道で、終末処理場を持つのが特徴です。よって「終末処理場を持たない」とする選択肢2は誤りで、適当でない記述です。分流式の定義、取付管の位置、公共下水道を地方公共団体が管理する点は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.17

空調・衛生設備

給水設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.飲料用受水タンクのオーバーフロー管は、トラップを設け、虫の侵入を防止する。
  • 2.ホースを接続して使用する水栓は、バキュームブレーカー付きとする。
  • 3.水道直結増圧方式の場合、節水型衛生器具を導入すると、ポンプ動力の削減が図れる。
  • 4.「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」に基づく特定建築物において、雑用水槽は法令上の点検が義務付けられている。

正解:1

解説

考え方

飲料用受水タンクのオーバーフロー管は、逆流や虫の侵入を防ぐため、間接排水として排水口空間を設け、管端には防虫網を設けます。トラップを設けると封水切れで機能しなくなるおそれがあり不適切です。よって選択肢1が適当でない記述です。バキュームブレーカー、節水による動力削減、雑用水槽の点検義務は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.18

空調・衛生設備

給湯設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.給湯用循環ポンプは、給湯温度を一定に保持するために設ける。
  • 2.給湯設備で使われる安全装置には、逃がし弁、逃がし管等がある。
  • 3.水中の気泡は、水温が高く圧力が高いほど発生しやすい。
  • 4.潜熱回収型給湯器は、排気ガスの潜熱を回収し給湯の予熱として利用することで、熱効率を向上させている。

正解:3

解説

考え方

水中の空気(気泡)は、水温が高いほど溶けきれず発生しやすく、圧力が低いほど発生しやすくなります。よって「圧力が高いほど発生しやすい」とする選択肢3は誤りで、適当でない記述です。循環ポンプで給湯温度を保つこと、逃がし弁・逃がし管などの安全装置、潜熱回収型給湯器の仕組みは正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.19

空調・衛生設備

排水・通気設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.伸頂通気管の管径は、排水立て管の管径の1/2以上とする。
  • 2.排水管径を決定する方法として、器具排水負荷単位法や定常流量法がある。
  • 3.排水管から取り出した通気管どうしを床下で接続してはならない。
  • 4.各個通気管は、器具トラップの下流側の排水管より取り出す。

正解:1

解説

考え方

伸頂通気管の管径は、接続する排水立て管の管径以上とするのが原則で、1/2以上では不足します。よって選択肢1が適当でない記述です。器具排水負荷単位法・定常流量法による管径決定、通気管どうしの床下接続禁止、各個通気管をトラップ下流から取り出す点は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.20

空調・衛生設備

排水・通気設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.排水横主管の管径は、これに接続する排水立て管の管径以上とする。
  • 2.排水横主管及び排水横枝管の起点部には、掃除口を設ける。
  • 3.ドラムトラップは、サイホン式トラップの一種である。
  • 4.トラップの封水は、誘導サイホン作用、自己サイホン作用、蒸発、毛管現象等により損失する。

正解:3

解説

考え方

ドラムトラップは胴部(ドラム)に大量の封水をためる非サイホン式トラップで、封水が安定しています。サイホン式(PトラップやSトラップなど管トラップ)とは別の種類なので、選択肢3は適当でありません。横主管を立て管の管径以上とすること、起点部への掃除口、封水損失の各原因は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.21

空調・衛生設備

屋内消火栓設備において、ポンプの仕様を決める際に関係のないものはどれか。

  • 1.水源への給水圧力
  • 2.消防用ホースの摩擦損失水頭
  • 3.屋内消火栓の設置個数
  • 4.配管の摩擦損失水頭

正解:1

解説

考え方

屋内消火栓のポンプ揚程は、実揚程・配管やホースの摩擦損失水頭・ノズル放水圧力などから決めます。水源への給水圧力はポンプ仕様の算定要素ではありません。よって選択肢1が関係のないものです。ホースや配管の摩擦損失水頭、消火栓の設置個数(同時開放数に関係)はポンプ仕様に関係します。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.22

空調・衛生設備

ガス設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.液化天然ガス(LNG)は、メタンを主成分とした天然ガスを冷却して液化したものである。
  • 2.液化天然ガス(LNG)は、液化石油ガス(LPG)より単位容積あたりの発熱量が大きい。
  • 3.都市ガスの導管の敷設位置による区分としての「内管」とは、需要家に引き込まれる導管のうち、敷地境界線からガス栓までの導管をいう。
  • 4.液化石油ガス(LPG)のガス容器は、常に温度を40℃以下に保つ措置を講じる。

正解:2

解説

考え方

単位容積あたりの発熱量は、成分が重く炭素数の多いLPG(プロパン等)の方がLNG(メタン主成分)より大きくなります。よって「LNGの方が大きい」とする選択肢2は誤りで、適当でない記述です。LNGの定義、内管の区分、LPGガス容器を40℃以下に保つ措置は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.23

空調・衛生設備

FRP製浄化槽に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.浄化槽本体の埋め戻しは、槽に水を張らない状態で行う。
  • 2.槽は、満水状態にして24時間以上漏水のないことを確認する。
  • 3.工場で製造する者は、原則として、浄化槽の型式について国土交通大臣の認定を受けなければならない。
  • 4.ブロワーは、隣家や寝室等から離れた場所に設置する。

正解:1

解説

考え方

FRP製浄化槽の埋め戻しは、槽の浮き上がりや変形を防ぐため、槽に水を張った状態で行います。よって「水を張らない状態で行う」とする選択肢1は誤りで、適当でない記述です。満水24時間以上の漏水確認、国土交通大臣の型式認定、ブロワーの設置位置への配慮は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.24

機器・材料・設計図書

送風機に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.遠心送風機には、多翼送風機、後向き羽根送風機等がある。
  • 2.遠心送風機は、片吸込形と両吸込形がある。
  • 3.軸流送風機は、低圧力・小風量を扱うのに適している。
  • 4.消音ボックス付送風機は、消音ボックスに、小型の遠心送風機又は斜流送風機が内蔵されたものである。

正解:3

解説

考え方

軸流送風機は、大きな風量を低い圧力で送るのに適した送風機です。よって「低圧力・小風量を扱うのに適している」とする選択肢3は誤り(小風量ではなく大風量)で、適当でない記述です。遠心送風機の種類、片吸込・両吸込の区分、消音ボックス付送風機の構成は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.25

機器・材料・設計図書

設備系の制御に用いられる「機器」と「制御対象」の組合せのうち、適当でないものはどれか。

  • 1.電極棒 ― 受水タンクの水位制御
  • 2.温度検出器 ― 室内の温度制御
  • 3.電動三方弁 ― ユニット形空気調和機の冷温水流量制御
  • 4.フロートスイッチ ― 加湿器の二位置制御

正解:4

解説

考え方

加湿器の二位置制御に用いるのは、室内の湿度を検出する湿度検出器です。フロートスイッチは液面(水位)を検出するもので、加湿器の制御対象とは合いません。よって選択肢4の組合せが適当でありません。電極棒と水位制御、温度検出器と温度制御、電動三方弁と冷温水流量制御は正しい組合せです。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.26

機器・材料・設計図書

配管材料及び配管附属品に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.仕切弁は、弁体が上下に動き流体を仕切るものである。
  • 2.水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管(SGP-VD)は、一般的に、地中埋設配管に用いられる。
  • 3.バタフライ弁は、仕切弁に比べ取付けスペースが大きい。
  • 4.排水用リサイクル硬質ポリ塩化ビニル管(REP-VU)は、一般的に、屋外排水配管に用いられる。

正解:3

解説

考え方

バタフライ弁は円板を回して開閉する構造で、仕切弁に比べて薄く、取付けスペースが小さくて済みます。よって「取付けスペースが大きい」とする選択肢3は逆で、適当でない記述です。仕切弁の構造、SGP-VD管の地中埋設用途、REP-VU管の屋外排水用途は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.27

機器・材料・設計図書

ダクト及びダクト附属品に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.シーリングディフューザー形吹出口は、ふく流吹出口の一種である。
  • 2.スパイラルダクトは、甲はぜが補強の役目をしている。
  • 3.コーナーボルト工法には、共板フランジ工法とスライドオンフランジ工法がある。
  • 4.防火ダンパーのケーシング及び可動羽根は、厚さ1.2mm以上の鋼板製とする。

正解:4

解説

考え方

防火ダンパーのケーシング及び可動羽根は、火災時の高温に耐えるため厚さ1.5mm以上の鋼板製とするのが基準で、1.2mm以上では不足します。よって選択肢4が適当でない記述です。シーリングディフューザーがふく流吹出口の一種であること、スパイラルダクトの甲はぜ補強、コーナーボルト工法の種類は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.28

機器・材料・設計図書

マルチパッケージ形空気調和機の機器仕様として設計図書に記載する項目のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.屋内機用送風機の電動機容量
  • 2.屋外吸込空気温度
  • 3.形式
  • 4.冷温水出入口温度

正解:4

解説

考え方

マルチパッケージ形空気調和機は冷媒で熱を運ぶ方式であり、冷温水は使いません。よって「冷温水出入口温度」を機器仕様に記載するとする選択肢4は適当でありません。屋内機送風機の電動機容量、屋外吸込空気温度、形式はいずれも記載すべき項目です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.29

設備施工

建設工事における施工計画等に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.着工前の業務には、工事組織の編成、総合工程表の作成等がある。
  • 2.材料及び機器は、資材一覧表を作成し、発注、納期及び製品検査の日程を計画する。
  • 3.仮設に使用する機材は、新品でなくてもよい。
  • 4.工事に必要となる官公署への届出や申請は、工事完成時に提出できるように計画する。

正解:4

解説

考え方

官公署への届出や申請は、工事着手前や工事の進行に合わせて所定の期限までに提出する必要があり、工事完成時にまとめて提出するものではありません。よって選択肢4が適当でない記述です。着工前業務、資材一覧表による発注計画、仮設機材が新品でなくてよい点は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.30

設備施工

下図に示すネットワーク工程表に関する記述のうち、適当でないものはどれか。ただし、図中のイベント間のA〜Hは作業内容、日数は作業日数を表す。

No.30の図
  • 1.クリティカルパスは3本で、所要日数は15日である。
  • 2.作業Hの所要日数を1日短縮できると、全体の所要日数も1日短縮することができる。
  • 3.作業A、Bは作業Dが開始される前に終了していなければならない。
  • 4.②-③間や④-⑤間のような作業の相互関係だけを示す点線矢印をダミーという。

正解:2

解説

考え方

作業Hがクリティカルパス上(最長経路上)にない、あるいはクリティカルパスが複数ありHがすべての最長経路に乗っていない場合、Hを1日短縮しても全体の所要日数は短縮できません。設問の図ではHがこれに該当するため、選択肢2が適当でない記述です。クリティカルパスが3本で15日、作業の先行関係、ダミーの説明は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.31

設備施工

施工の品質を確認するための試験又は検査に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.配管の吊り間隔、振れ止めは、抜取検査で確認する。
  • 2.排水用水中モーターポンプのレベルスイッチの信号による発停の確認は、全数検査とする。
  • 3.埋設排水配管の勾配は、抜取検査で確認する。
  • 4.品質基準が明確であり、再現性が確保される場合、抜取検査としてもよい。

正解:3

解説

考え方

排水用水中モーターポンプのレベルスイッチによる発停の確認は、機能が確実に働くことを一台ごとに確かめる必要があるため全数検査とします(選択肢2は正しい)。一方、埋設排水配管の勾配は、埋め戻すと後で確認できず、施工不良が漏水などにつながるため全数検査で確認すべきで、抜取検査は適当でありません。よって選択肢3が適当でない記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.32

設備施工

建設工事における安全管理に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.高さが2mの作業場所に作業床を設ける場合は、床材間のすき間は3cm以下になるようにする。
  • 2.作業場所の高さ又は深さが、2mまでは昇降設備を設けなくてよい。
  • 3.荷を吊り上げるワイヤーロープは、安全係数6以上とし、吊り角度を考慮して長さを選定する。
  • 4.脚立は、滑り止めの付いた丈夫な構造で、著しい損傷や腐食がないものを使用する。

正解:2

解説

考え方

労働安全衛生法では、高さ又は深さが1.5mを超える箇所で作業を行うときは昇降設備を設けなければなりません。よって「2mまでは昇降設備を設けなくてよい」とする選択肢2は誤りで、適当でない記述です。作業床のすき間3cm以下、ワイヤーロープの安全係数6以上、脚立の要件は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.33

設備施工

機器の据付けに関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.床置形のパッケージ形空気調和機は、一般的に、コンクリート基礎上に防振ゴムパットを敷いて据え付ける。
  • 2.縦横比の大きい自立機器は、転倒防止金物等で機器頂部を構造躯体に支持する。
  • 3.ポンプを2台以上並列に設置する場合の基礎の間隔は、500mm以上とする。
  • 4.ボイラーは、コンクリート基礎上に防振架台を設置し据え付ける。

正解:4

解説

考え方

ボイラーは重量が大きく、また燃焼を伴うため、コンクリート基礎上に直接堅固に据え付けます。防振架台は原則用いません。よって選択肢4が適当でない記述です。パッケージの防振ゴムパット据付け、自立機器頂部の転倒防止、ポンプ並列設置時の基礎間隔500mm以上は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.34

設備施工

配管の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.配管用炭素鋼鋼管のねじ加工後のねじ径の確認は、テーパねじリングゲージで行う。
  • 2.鋼管のねじ込み作業は、おねじ部分に塗布したペーストシール剤が硬化してからねじ込む。
  • 3.通気管の床下横走り配管は、できる限り短くなるような箇所で立上げる。
  • 4.銅管を鋼製金物で支持する場合は、ゴム又は絶縁テープ等で保護をする。

正解:2

解説

考え方

ペーストシール剤(シール材)は硬化前の状態でねじ込むことでねじ部のすき間に充填され密封します。硬化してからねじ込むと密封できません。よって選択肢2が適当でない記述です。テーパねじリングゲージによる確認、通気管の床下横走りを短くする点、銅管を鋼製金物で支持する際の絶縁保護は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.35

設備施工

ダクト及びダクト附属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.ダクトの断面を拡大する場合の角度は、30度以下とする。
  • 2.亜鉛鉄板製長方形ダクトの板厚は、ダクトの長辺の寸法により決定する。
  • 3.浴室等の多湿箇所に使用する排気ダクトは、継手と継目にシールを行う。
  • 4.外壁に取付ける換気用の外気取入口と排気口は、互いに短絡しない位置に配置する。

正解:1

解説

考え方

ダクトの断面を拡大する場合、急激に広げると気流が乱れ抵抗が増えるため、拡大角度は15度以下とするのが望ましく、30度以下では大きすぎます。よって選択肢1が適当でない記述です。板厚を長辺寸法で決めること、多湿箇所排気ダクトのシール、外気取入口と排気口の短絡防止は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.36

設備施工

保温及び塗装に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.ロックウール保温材は、グラスウール保温材に比べて、使用できる最高温度が高い。
  • 2.保温施工において、ポリエチレンフィルムは、保温材の脱落を防ぐために使用する。
  • 3.蒸気管や放熱器の塗装にはアルミニウムペイントを使用する。
  • 4.塗装は、原則として製造所において調合された塗料をそのまま使用する。

正解:2

解説

考え方

ポリエチレンフィルムは、保温材への水分の浸入を防ぐ防湿・防水の目的で使用します。保温材の脱落防止に使うのは鉄線(なまし鉄線)などです。よって選択肢2が適当でない記述です。ロックウールの耐熱温度、蒸気管等のアルミニウムペイント塗装、調合済み塗料の使用は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.37

設備施工

渦巻ポンプの試運転調整に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.膨張タンク等から注水して、機器及び配管系のエア抜きを行う。
  • 2.カップリングの水平度を確認する。
  • 3.メカニカルシール部からの水滴の滴下が一定量継続してあることを確認する。
  • 4.異常音、異常振動の無いことを確認する。

正解:3

解説

考え方

メカニカルシールは軸封部からの漏れがほとんどない構造で、正常なら水滴の滴下は認められません。「水滴の滴下が一定量継続してある」ことを確認するのは、漏れの多いグランドパッキンの場合であり、メカニカルシールでは適当でありません。よって選択肢3が適当でない記述です。エア抜き、カップリング水平度、異常音・異常振動の確認は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.38

設備施工

異種管の接合において、電気的に絶縁する必要がある配管材の組合せとして、適当なものはどれか。

  • 1.鋼管とビニル管
  • 2.銅管とビニル管
  • 3.鋼管とステンレス鋼管
  • 4.ステンレス鋼管と銅管

正解:3

解説

考え方

異種金属を接触させると電位差で電食(腐食)が起こるため、電気的に絶縁する必要があります。鋼管とステンレス鋼管は金属どうしで電位差があり、絶縁が必要です。よって選択肢3が適当です。鋼管とビニル管、銅管とビニル管はビニルが絶縁体なので電食は起きません。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.39

法規

建設工事における安全衛生管理に関する記述のうち、「労働安全衛生法」上、誤っているものはどれか。

  • 1.事業者は、つり上げ荷重が5トン以上の移動式クレーンの運転の業務については、小型移動式クレーン運転技能講習を修了した者を当該業務に就かせることができる。
  • 2.事業者は、型枠支保工の組立ての作業において、作業主任者を選任しなければならない。
  • 3.事業者は、研削といし作業を行う場合、その日の作業を開始する前には1分間以上試運転をしなければならない。
  • 4.事業者は、明り掘削の作業を行うときは、物体の飛来又は落下による危険を防止するため、当該作業に従事する労働者に保護帽を着用させなければならない。

正解:1

解説

考え方

つり上げ荷重5トン以上の移動式クレーンの運転には、移動式クレーン運転士免許が必要です。小型移動式クレーン運転技能講習で運転できるのはつり上げ荷重1トン以上5トン未満のものです。よって選択肢1は誤りです。型枠支保工の作業主任者選任、研削といしの試運転1分以上、明り掘削時の保護帽着用は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.40

法規

労働時間に関する記述のうち、「労働基準法」上、誤っているものはどれか。ただし、労働組合等との協定等による別の定めがある場合を除く。

  • 1.使用者は、労働者に、休憩時間を除き1週間について40時間を超えて、労働させてはならない。
  • 2.使用者は、その雇入れの日から起算して6箇月間継続勤務し全労働日の8割以上出勤した労働者に対して、継続し、又は分割した10労働日の有給休暇を与えなければならない。
  • 3.使用者は、労働者に対して、8週間を通じ8日以上の休日を与えなければならない。
  • 4.使用者は、労働時間が6時間を超える場合においては少なくとも45分、8時間を超える場合においては少なくとも1時間の休憩時間を労働時間の途中に与えなければならない。

正解:3

解説

考え方

労働基準法では、休日は毎週少なくとも1回、または4週間を通じ4日以上与えることとされています(変形休日制)。「8週間を通じ8日以上」という定めは条文にありません。よって選択肢3は誤りです。週40時間、6か月継続勤務・8割出勤で10日の有給休暇、休憩時間(6時間超で45分、8時間超で1時間)は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.41

法規

建築物の用語に関する記述のうち、「建築基準法」上、誤っているものはどれか。

  • 1.熱源機器の過半を更新する工事は、大規模の修繕である。
  • 2.基礎は、構造耐力上主要な部分である。
  • 3.建築物に設ける昇降機は、建築設備である。
  • 4.主要構造部が耐火構造である建築物は、耐火建築物である。

正解:1

解説

考え方

大規模の修繕とは、主要構造部(壁・柱・床・はり・屋根・階段)の一種以上について過半を修繕することをいいます。熱源機器は建築設備であり主要構造部ではないため、その更新は大規模の修繕に当たりません。よって選択肢1は誤りです。基礎が構造耐力上主要な部分、昇降機が建築設備、主要構造部が耐火構造の耐火建築物は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.42

法規

建築物に設ける配管設備に関する記述のうち、「建築基準法」上、誤っているものはどれか。

  • 1.コンクリートへの埋設等により腐食するおそれのある部分には、その材質に応じ有効な腐食防止のための措置を講じなければならない。
  • 2.構造耐力上主要な部分を貫通して配管する場合においては、建築物の構造耐力上支障を生じないようにしなければならない。
  • 3.給水管、配電管その他の管が、防火区画を貫通する場合、貫通する部分を難燃材料で造らなければならない。
  • 4.排水のための配管設備には、排水トラップ、通気管等を設置する等衛生上必要な措置を講じなければならない。

正解:3

解説

考え方

給水管などが防火区画を貫通する場合、その貫通部及び周囲は火災の延焼を防ぐため不燃材料で造る必要があります。「難燃材料で造る」とする選択肢3は誤りです。腐食防止措置、構造耐力上の配慮、排水設備への排水トラップ・通気管の設置はいずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.43

法規

管工事業に関する記述のうち、「建設業法」上、誤っているものはどれか。

  • 1.管工事業の許可を受けた者が、工事1件の請負代金の額が500万円未満の軽微な工事を施工する場合は、主任技術者を置かなくてもよい。
  • 2.建設業の許可は、5年ごとにその更新を受けなければ、その期間の経過によって、その効力を失う。
  • 3.2級管工事施工管理技士は、管工事業に係る一般建設業の許可を受ける際、営業所ごとに専任で置く技術者の要件を満たしている。
  • 4.管工事業の許可を受けた者が管工事を請け負う場合、当該工事に附帯する電気工事を請け負うことができる。

正解:1

解説

考え方

主任技術者は、請負金額の大小にかかわらず、建設業の許可を受けた業者が工事を施工する場合には工事現場ごとに置かなければなりません。500万円未満の軽微な工事でも配置が必要です。よって選択肢1は誤りです。許可の5年更新、2級管工事施工管理技士の専任技術者要件充足、附帯する電気工事の請負は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.44

法規

建設業に関する記述のうち、「建設業法」上、誤っているものはどれか。

  • 1.注文者は、自己の取引上の地位を不当に利用して、その注文した建設工事を施工するために通常必要と認められる原価に満たない金額を請負代金の額とする請負契約を締結してはならない。
  • 2.建設業者は、共同住宅を新築する建設工事を請け負った場合、発注者から書面による承諾を得れば、一括して他人に請け負わせることができる。
  • 3.請負人は、現場代理人を置く場合においては、当該現場代理人の権限に関する事項等を、書面により注文者に通知しなければならない。
  • 4.建設工事の請負契約の当事者は、契約の締結に際して、工事内容、請負代金の額、工事着手の時期及び工事完成の時期等を書面に記載し、相互に交付しなければならない。

正解:2

解説

考え方

共同住宅を新築する建設工事は、発注者の書面による承諾があっても一括下請負(丸投げ)が禁止されています。よって選択肢2は誤りです。不当に低い請負代金の禁止、現場代理人の権限等の書面通知、契約時に工事内容や代金・工期を書面で相互交付することは正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.45

法規

危険物に関する記述のうち、「消防法」上、誤っているものはどれか。

  • 1.危険物を貯蔵し、又は取り扱う屋内タンクは、平屋建の建築物に設けられたタンク専用室に設置する。
  • 2.屋内タンク貯蔵所には、見やすい箇所に屋内タンク貯蔵所である旨を表示した標識を設ける。
  • 3.指定数量以上の危険物は、原則として、貯蔵所以外の場所でこれを貯蔵してはならない。
  • 4.品名又は指定数量を異にする二以上の危険物を同一の場所で貯蔵する場合、それぞれの危険物の指定数量未満であれば指定数量以上の貯蔵所とはならない。

正解:4

解説

考え方

品名や指定数量の異なる複数の危険物を同一場所で貯蔵する場合は、それぞれの貯蔵量を指定数量で割った値を合算し、その合計が1以上になれば指定数量以上とみなされます。個々が指定数量未満でも合算で規制対象になり得るため、選択肢4は誤りです。屋内タンクの設置、標識の設置、指定数量以上は貯蔵所以外で貯蔵禁止は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.46

法規

建設資材のうち、「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」上、再資源化が特に必要とされる特定建設資材に該当しないものはどれか。

  • 1.プラスチック
  • 2.アスファルト・コンクリート
  • 3.木材
  • 4.コンクリート

正解:1

解説

考え方

建設リサイクル法の特定建設資材は、コンクリート、コンクリート及び鉄からなる建設資材、アスファルト・コンクリート、木材の4品目です。プラスチックは含まれません。よって選択肢1が特定建設資材に該当しないものです。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.47

法規

「騒音規制法」上、特定建設作業に伴って発生する騒音を規制する指定地域内において、災害その他非常の事態の発生により当該特定建設作業を緊急に行う必要がある場合にあっても、当該騒音について規制が適用されるものはどれか。

  • 1.深夜に行われる作業に伴って発生する騒音
  • 2.作業場所の敷地の境界線において、85dBを超える大きさの騒音
  • 3.日曜日に行われる作業に伴って発生する騒音
  • 4.1日14時間を超えて行われる作業に伴って発生する騒音

正解:2

解説

考え方

騒音規制法では、災害等の非常時に緊急で特定建設作業を行う場合、夜間・日曜作業・1日の作業時間などの規制は適用が緩和されます。しかし、敷地境界線で85dBを超えてはならないという騒音の大きさの基準は緊急時でも適用されます。よって選択肢2が適用されるものです。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.48

法規

廃棄物の処理に関する記述のうち、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」上、誤っているものはどれか。

  • 1.事業者は、その事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任において適正に処理しなければならない。
  • 2.事業者は、その産業廃棄物(特別管理産業廃棄物を除く。)が運搬されるまでの間、産業廃棄物保管基準に従い、生活環境の保全上支障のないようにこれを保管しなければならない。
  • 3.建設工事の元請業者が、当該工事において発生させた産業廃棄物を自ら処理施設へ運搬する場合は、産業廃棄物収集運搬業の許可を受けなければならない。
  • 4.産業廃棄物管理票交付者は、管理票の写しの送付を受けたときは、当該運搬又は処分が終了したことを当該管理票の写しにより確認しなければならない。

正解:3

解説

考え方

建設工事の元請業者が自ら発生させた産業廃棄物を自ら運搬する場合は、収集運搬業の許可は不要です。許可が必要になるのは他人の廃棄物を業として運搬する場合です。よって選択肢3は誤りです。事業者の適正処理責任、保管基準に従った保管、管理票(マニフェスト)による処理終了確認は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.49

施工管理法(基礎的能力)

工程管理に関する記述のうち、適当でないものはどれか。適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。

  • 1.ガントチャート工程表は、作業間の関係性が分かりにくいが、各作業の現時点の進行状態が分かりやすい。
  • 2.バーチャート工程表は、ネットワーク工程表に比べて、作業途中での計画変更に対応しやすい。
  • 3.タクト工程表は、同一作業が繰り返される工事に適している。
  • 4.バーチャート工程表に記載した予定進度曲線のことをバナナ曲線という。

正解:2・4

この問題は正解を2つとも選ぶ必要があります。

解説

考え方

適当でないものは2つです。選択肢2は、バーチャート工程表はネットワーク工程表に比べて作業間の関係が分かりにくく、途中での計画変更への対応はしにくいため誤りです。選択肢4は、予定進度曲線は「Sカーブ(S字曲線)」であり、バナナ曲線は工程管理曲線の上方許容限界・下方許容限界で挟まれた領域の形を指すため誤りです。ガントチャートの特徴、タクト工程表の適用は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2・4

No.50

施工管理法(基礎的能力)

機器の据付けに関する記述のうち、適当でないものはどれか。適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。

  • 1.ポンプは、あらかじめ心出し調整されて出荷されているので、現場での調整は不要である。
  • 2.洗面器をコンクリート壁に取り付ける場合は、一般的に、エキスパンションボルト又は樹脂製プラグを使用する。
  • 3.冷却塔は、一般的に、補給水口の高さが高置タンクの低水位の高さと同じとなるように据え付ける。
  • 4.排水用水中モーターポンプは、排水流入口から離れた位置に据え付ける。

正解:1・3

この問題は正解を2つとも選ぶ必要があります。

解説

考え方

適当でないものは2つです。選択肢1は、ポンプは出荷後の運搬や据付けで心がずれるため、現場で心出し(芯出し)調整が必要であり誤りです。選択肢3は、冷却塔は補給水口の高さと高置タンクの低水位の高さの関係で補給水が確保できるよう据え付けますが、両者を同じ高さにすると補給水が流れず不適当なため誤りです。洗面器の取付け、水中ポンプを流入口から離す点は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1・3

No.51

施工管理法(基礎的能力)

配管の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。

  • 1.給水管と排水管が平行して埋設される場合は、原則として、両配管の水平間隔は500mm以上とする。
  • 2.臭気を防止するためには、器具トラップの他に、排水管にも配管トラップを設ける。
  • 3.配管の曲がり部、立上がり、立下がり、分岐部などの近傍で支持は行わない。
  • 4.ビニル管の接着(TS)接合は、接着剤により、受口と差口を一体化させる工法である。

正解:2・3

この問題は正解を2つとも選ぶ必要があります。

解説

考え方

適当でないものは2つです。選択肢2は、器具トラップと排水管の配管トラップを直列に設ける(二重トラップ)と、封水間の空気が排水の流れを妨げるため禁止されており誤りです。選択肢3は、曲がり部・立上がり・分岐部などの近傍こそ配管が動きやすく、支持を設ける必要があるため誤りです。給排水管の水平間隔500mm以上、TS接合の説明は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2・3

No.52

施工管理法(基礎的能力)

ダクト及びダクト附属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。

  • 1.コーナーボルト工法の接合部には、フランジ用ガスケットを挿入しない。
  • 2.送風機とダクトを接続するたわみ継手の両端のフランジ間隔は、150mm以上とする。
  • 3.風量調整ダンパーを設ける場合は、原則として、気流が整流されたところに取り付ける。
  • 4.防火区画を貫通するダクトと壁のすき間には、グラスウール保温材を充てんする。

正解:1・4

この問題は正解を2つとも選ぶ必要があります。

解説

考え方

適当でないものは2つです。選択肢1は、コーナーボルト工法の接合部には気密性を確保するためフランジ用ガスケットを挿入する必要があり、「挿入しない」は誤りです。選択肢4は、防火区画を貫通するダクトと壁のすき間には、火災の延焼を防ぐためモルタルなどの不燃材料を充てんする必要があり、可燃性のグラスウール保温材では不適当なため誤りです。たわみ継手のフランジ間隔150mm以上、風量調整ダンパーを整流部に取り付ける点は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1・4

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掲載している試験問題は、一般財団法人 全国建設研修センターが実施・公表した過去問題を使用しています。図・写真は表示用に一部トリミング等の加工をしています。解説は当サイトが独自に作成したものです。