令和7年度後期 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定の問題と解説【全52問】
全問題を正答・解説付きで掲載しています。
この試験は選択解答制です(全52問中40問を解答)。No.1〜6は必須、No.7〜23から9問、No.24〜28は必須、No.29〜38から8問、No.39〜48から8問、No.49〜52は必須(基礎的能力問題・各問とも正解を2つ選ぶ)で解答します。
この試験回をクイズ形式で解く →No.1
一般基礎(機械工学等)熱中症の発症又は予防に関係する用語として、適当でないものはどれか。
- 1.暑さ指数
- 2.キャビテーション
- 3.暑熱順化
- 4.身体作業強度
正解:2
解説
考え方
熱中症に関係する用語を選ぶ問題です。「暑さ指数(WBGT)」は暑熱環境の危険度を示す指標、「暑熱順化」は体が暑さに慣れること、「身体作業強度」は作業のきつさを表し、いずれも熱中症の発症や予防に直接関わります。一方「キャビテーション」はポンプ内で圧力低下により気泡が発生・消滅する現象で、熱中症とはまったく無関係です。したがって適当でないのはキャビテーションです。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.2
一般基礎(機械工学等)水平な円管の直管部を流れる流体について、全圧、静圧及び動圧の関係を表す式として、適当なものはどれか。 ただし、Pt:全圧(Pa)、Ps:静圧(Pa)、ρ:流体の密度(kg/m³)、v:流速(m/s)とする。
- 1.Pt = Ps + ρv
- 2.Ps = Pt + ρv
- 3.Pt = Ps + ρv²/2
- 4.Ps = Pt + ρv²/2
正解:3
解説
考え方
水平な直管を流れる流体では、全圧(Pt)は静圧(Ps)と動圧の和で表されます。動圧は流速vの二乗に密度ρを掛け2で割ったρv²/2で計算します。よって正しい式は Pt = Ps + ρv²/2 です。ρv(vの一乗)とする式や、全圧と静圧の関係を逆にした式は誤りです。動圧が「速さの二乗に比例する」点を押さえておきましょう。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.3
一般基礎(機械工学等)下図に示す湿り空気線図において、湿り空気A及び湿り空気Bに関する記述のうち、適当でないものはどれか。

- 1.湿り空気Aより湿り空気Bのほうが、乾球温度が高い。
- 2.湿り空気Aより湿り空気Bのほうが、絶対湿度が高い。
- 3.湿り空気Aより湿り空気Bのほうが、相対湿度が高い。
- 4.湿り空気Aより湿り空気Bのほうが、比エンタルピーが高い。
正解:3
解説
考え方
湿り空気線図の読み取り問題です。図の位置関係からBはAより乾球温度が高く、絶対湿度も高く、比エンタルピー(熱量)も高いことが読み取れます。ここで相対湿度は同じ絶対湿度でも温度が上がると下がる性質があり、この図ではBの相対湿度がAより低くなっています。したがって「Bのほうが相対湿度が高い」という記述が適当でないものです。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.4
一般基礎(機械工学等)空気環境に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.ホルムアルデヒドは、常温において無臭の気体である。
- 2.室内で二酸化炭素が発生する要因の一つに、在室者の呼吸がある。
- 3.臭気は、空気汚染を示す指標の一つであり、臭気強度や臭気指数等で表す。
- 4.PM2.5は、大気中に浮遊する微小粒子状物質である。
正解:1
解説
考え方
ホルムアルデヒドはシックハウス症候群の原因物質で、常温でも刺激臭のある気体です。「無臭」とする記述は誤りなので、これが適当でないものです。二酸化炭素が在室者の呼吸で増えること、臭気が空気汚染の指標であること、PM2.5が大気中の微小粒子状物質であることは、いずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.5
一般基礎(機械工学等)電気設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.屋外に設置する機器の電源回路には、漏電遮断器を設置する。
- 2.合成樹脂製可とう電線管(PF管)は、コンクリートに埋設して使用することができる。
- 3.合成樹脂製可とう電線管(PF管)内では、電線に接続点を設けない。
- 4.絶縁抵抗測定では、抵抗の測定値が規定値より小さい場合に良と判定する。
正解:4
解説
考え方
絶縁抵抗測定は、電線と大地の間の絶縁がしっかり保たれているかを確認する試験です。抵抗値が大きいほど絶縁が良好なので、測定値が規定値より「大きい」場合に良と判定します。「小さい場合に良」とする記述は逆で誤りです。屋外機器への漏電遮断器設置、PF管のコンクリート埋設や管内で接続点を設けないことは、いずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.6
一般基礎(機械工学等)鉄筋コンクリート構造に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.鉄筋コンクリートは、主に、鉄筋が引張応力を、コンクリートが圧縮応力を負担する。
- 2.鉄筋とコンクリートの線膨張係数は、常温においてほぼ等しい。
- 3.鉄筋の継手の位置は、応力の大きい部分に設ける。
- 4.構造体に作用する外力として、風圧力も考慮する。
正解:3
解説
考え方
鉄筋の継手は、引張力が伝わる部分で確実につながっている必要があるため、応力(力)の大きい部分を避けて「応力の小さい部分」に設けるのが原則です。よって「応力の大きい部分に設ける」という記述が適当でないものです。鉄筋が引張・コンクリートが圧縮を負担すること、両者の線膨張係数がほぼ等しいこと、風圧力を外力として考慮することは、いずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.7
空調・衛生設備空気調和設備の計画に関する記述のうち、省エネルギーの観点から、適当でないものはどれか。
- 1.予冷・予熱時に外気を取り入れないように制御する。
- 2.ユニット形空気調和機に全熱交換器を組み込む。
- 3.成績係数が高い機器を採用する。
- 4.冷房時に冷却減湿・再熱を行い、湿度を制御する。
正解:4
解説
考え方
省エネの観点で不適当なものを選ぶ問題です。冷房時に一度冷やして除湿した空気を再び温め直す「再熱」は、余分なエネルギーを使うため省エネに反します。したがって「冷却減湿・再熱を行い湿度を制御する」が適当でないものです。予冷・予熱時に外気を止めること、全熱交換器の組み込み、成績係数(COP)が高い機器の採用は、いずれも省エネに有効な正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.8
空調・衛生設備下図に示す定風量単一ダクト方式における冷房時の湿り空気線図に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

- 1.室内空気の状態点は、①である。
- 2.導入外気の状態点は、②である。
- 3.空気調和機出口空気の状態点は、③である。
- 4.コイルの冷却負荷は、③と④の比エンタルピー差から求められる。
正解:3
解説
考え方
定風量単一ダクト方式冷房時の湿り空気線図の状態点を読む問題です。空気調和機出口(吹出し)の空気は、コイルで冷却減湿された後の状態点であり、図では④にあたります。したがって「空調機出口の状態点は③である」という記述が適当でないものです。室内空気が①、導入外気が②であること、コイルの冷却負荷を③と④の比エンタルピー差で求めることは、いずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.9
空調・衛生設備空気清浄装置に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.ろ過式は、繊維などの多孔質空間を通過させることで粉じんを捕集する。
- 2.静電式は、有害ガスや臭気を除去することができる。
- 3.折込み形のフィルターは、ろ過面積を広くすることで圧力損失を減らしている。
- 4.衝突粘着式は、粘着剤を塗布した金網、金属板等に粉じんを衝突付着させるものである。
正解:2
解説
考え方
静電式(電気集じん式)は、粉じんを帯電させて集める方式で、対象は粒子状の粉じんです。ガスや臭気のような分子レベルの汚染は除去できないため、「有害ガスや臭気を除去できる」とする記述は誤りです。ガスや臭気の除去には活性炭などの吸着式を用います。ろ過式・折込み形フィルター・衝突粘着式の説明は、いずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.10
空調・衛生設備自動制御に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.排水ポンプは、排水槽の減水時に空転防止を行う。
- 2.排水槽は、満水時に警報の発報を行う。
- 3.揚水ポンプは、受水タンクの減水時に空転防止を行う。
- 4.揚水ポンプは、受水タンクの電極棒からの発停信号を受けて自動運転を行う。
正解:4
解説
考え方
揚水ポンプは受水タンクの水を高置タンクへ汲み上げるポンプで、汲み上げ先である「高置タンク」の水位信号(電極棒)を受けて発停します。「受水タンクの電極棒からの発停信号で運転する」とする記述は、信号を受け取る場所が違うため誤りです。受水タンクの電極は減水時の空転防止に使います。排水ポンプや排水槽、揚水ポンプの空転防止の記述は正しいものです。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.11
空調・衛生設備コールドドラフト対策に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.外壁からの熱損失を減らす。
- 2.放熱器をインテリア側に設置する。
- 3.温風暖房では、送風量をできるだけ多くする。
- 4.建築構造を気密にし、屋外から侵入する隙間風を減らす。
正解:2
解説
考え方
コールドドラフトは窓や外壁で冷やされた空気が下降して生じる不快な冷気の流れです。対策として放熱器は、冷気が発生する窓や外壁に面したペリメーター(外周部)側に設置して冷気を打ち消します。「インテリア側(室内奥)に設置する」とする記述は逆で誤りです。外壁の熱損失削減、温風暖房での送風量増加、気密化による隙間風の低減は、いずれも有効な対策です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.12
空調・衛生設備パッケージ形空気調和機に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.インバーター制御のものは、リアクトルの設置等による高調波対策が必要である。
- 2.空冷式は、屋内機と屋外機間の高低差の制限はない。
- 3.「高圧ガス保安法」の適用を受ける場合がある。
- 4.圧縮機は、ロータリー形、スクロール形等が多く使用されている。
正解:2
解説
考え方
パッケージ形空気調和機の空冷式では、屋内機と屋外機を冷媒配管でつなぐため、両者の高低差や配管長さには冷媒の循環上の制限があります。「高低差の制限はない」とする記述は誤りです。インバーター制御での高調波対策、高圧ガス保安法の適用を受ける場合があること、圧縮機にロータリー形やスクロール形が使われることは、いずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.13
空調・衛生設備換気に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.便所の換気は、居室の換気と同一系統にまとめる。
- 2.機械換気は、送風機や排風機を利用して、室内空気と外気の入替えを行うものである。
- 3.吸収冷温水機室の換気は、第一種機械換気方式とする。
- 4.自然換気は、風力及び温度差による浮力によって、室内空気と外気の入替えを行うものである。
正解:1
解説
考え方
便所は臭気が発生する場所なので、その汚れた空気が居室に流れ込まないよう、換気は居室とは別系統(独立系統)にするのが原則です。「居室の換気と同一系統にまとめる」とする記述は誤りです。機械換気・自然換気の説明、吸収冷温水機室を第一種機械換気とすることは、いずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.14
空調・衛生設備換気の「対象となる室」と「換気の必要な主な要因」の組合せのうち、適当でないものはどれか。
- 1.車庫 ―――――― 酸素供給
- 2.電気室 ―――――― 熱
- 3.浴室 ―――――― 湿気
- 4.倉庫 ―――――― 臭気
正解:1
解説
考え方
換気が必要な主な要因の組合せを問う問題です。車庫(駐車場)で換気が必要な主な理由は、自動車の排気ガスに含まれる一酸化炭素などの有害ガスを排出するためであり、「酸素供給」ではありません。よって車庫と酸素供給の組合せが適当でないものです。電気室は機器の発熱(熱)、浴室は湿気、倉庫は臭気が主な要因で、いずれも正しい組合せです。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.15
空調・衛生設備上水道に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.「水道法」でいう給水装置には、建築物に設置される受水タンクも含まれる。
- 2.簡易専用水道とは、水道事業の用に供する水道から供給を受ける水のみを水源とし、水の供給を受けるために設けられる水槽の有効容量の合計が10 m³ を超えるものをいう。
- 3.配水管への取付口の位置は、他の給水装置の取付口から30 cm 以上離す。
- 4.水道事業者は、当該水道事業者の給水区域において、給水装置工事を適正に施行することができると認められる者を指定することができる。
正解:1
解説
考え方
水道法でいう「給水装置」は、配水管から分岐して設けた給水管とそれに直結する給水用具を指します。受水タンクは配水管から一度縁が切れる(大気開放される)ため給水装置には含まれません。よって「受水タンクも含まれる」とする記述が誤りです。簡易専用水道の定義、取付口を30cm以上離すこと、水道事業者による指定給水装置工事事業者の指定は、いずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.16
空調・衛生設備下水道に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.排水管の管内流速は、原則として、0.6~1.5 m/s の範囲とする。
- 2.管きょのますは、管きょの長さが、ますの内径又は内のり幅の120 倍を超えない範囲内に設ける。
- 3.宅地ますは、内径又は内のり幅が15 cm 以上の円形又は角形とする。
- 4.下水道本管に接続する取付管の最小管径は、65 mm を標準とする。
正解:4
解説
考え方
下水道本管に接続する取付管の最小管径は、100mmを標準とします。「65mm」とする記述は誤りです。管内流速を0.6~1.5m/sとすること、ますを内径・内のり幅の120倍を超えない範囲に設けること、宅地ますを15cm以上とすることは、いずれも正しい基準です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.17
空調・衛生設備給水設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.飲料用給水タンクには、内径60 cm 以上のマンホールを設ける。
- 2.高置タンク方式は、他の給水方式に比べ、給水圧力の変動が大きくなる。
- 3.水道直結増圧方式は、高置タンク方式に比べ、一般的に、ポンプの吐出し量が大きくなる。
- 4.クロスコネクションとは、飲料水系統とその他の系統が、配管・装置により直接接続されることをいう。
正解:2
解説
考え方
高置タンク方式は、高い位置のタンクからの落差(重力)で給水するため、階ごとの高さの差はあっても給水圧力は安定しており、変動が小さいのが特長です。「給水圧力の変動が大きくなる」とする記述は逆で誤りです。マンホールの内径60cm以上、増圧方式のポンプ吐出し量、クロスコネクションの定義は、いずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.18
空調・衛生設備給湯設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.中央給湯方式の場合、配管は可能な限り最短経路とし、熱損失を防止する。
- 2.中央給湯方式に設ける膨張タンクには、密閉式と開放式がある。
- 3.湯沸室の給茶用の給湯には、一般的に、局所式給湯設備が採用される。
- 4.ヒートポンプ給湯機は、出湯能力の表示として、「号」が用いられる。
正解:4
解説
考え方
「号」はガス瞬間湯沸器の能力表示で、水温を25℃上げたお湯を毎分何リットル出せるかを表します。ヒートポンプ給湯機は貯湯タンクにお湯をためる方式で、能力はタンク容量(Lや460Lなど)で表示し、「号」は用いません。よって「ヒートポンプ給湯機の表示に号を用いる」とする記述が誤りです。他の中央給湯方式や局所式給湯の記述は正しいものです。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.19
空調・衛生設備排水設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.排水立て管の管径は、下階になるに従い、排水負荷に応じて大きくする。
- 2.建物内で、汚水と雑排水を合流して流す方式を合流式という。
- 3.飲料水、食物、食器等を使用又は取り扱う機器からの排水は、間接排水とする。
- 4.大便器に接続する汚水管の最小管径は、75 mm とする。
正解:1
解説
考え方
排水立て管は、上から下へ流れる途中で管径を細くすると詰まりやすくなるため、最上部から最下部まで同じ管径とし、途中で細くも太くもしないのが原則です。「下階になるに従い大きくする」とする記述は誤りです。合流式の定義、間接排水、大便器の汚水管最小管径75mmは、いずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.20
空調・衛生設備排水・通気設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.伸頂通気管は、排水立て管の上部を通気管として延長し、大気に開放する。
- 2.通気管の末端は、建物外壁から大きく突き出している部分の下部に開放しない。
- 3.通気管は、排水系統内の空気の流れを円滑にし、トラップ封水が破壊されるのを防止する。
- 4.ループ通気管は、床下で横引きし、直接通気立て管に接続する。
正解:4
解説
考え方
ループ通気管は、床上で立ち上げてから通気立て管や伸頂通気管に接続するのが正しい施工です。「床下で横引きし直接通気立て管に接続する」とする記述は誤りです。伸頂通気管の大気開放、通気管末端を外壁の突出部の下部に開放しないこと、通気管が封水破壊を防ぐことは、いずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.21
空調・衛生設備屋内消火栓設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.一人で操作することができる屋内消火栓設備の消防用ホースは、保形ホースとする。
- 2.屋内消火栓箱には、その表面に「消火栓」と表示する。
- 3.加圧送水装置は、火災等の災害による被害を受けるおそれが少ない箇所に設ける。
- 4.易操作性1号消火栓は、消火栓箱で加圧送水装置の停止操作ができる。
正解:4
解説
考え方
易操作性1号消火栓は一人でも操作できるように改良された消火栓ですが、加圧送水装置(ポンプ)の起動操作は消火栓箱で行えるものの、「停止操作」は消火栓箱ではできません。停止は原則としてポンプ制御盤側で行います。よって「停止操作ができる」とする記述が誤りです。保形ホースの採用、「消火栓」の表示、加圧送水装置を被害の少ない箇所に設けることは、いずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.22
空調・衛生設備ガス設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.液化石油ガスは、常温・常圧では気体であるものに加圧等を行い、液化させたものである。
- 2.マイコンガスメーターは、供給圧力が0.2 kPa を下回っていることを継続して検知した場合等に遮断する機能を持つ。
- 3.液化石油ガスのバルク供給方式は、工場、集合住宅等に用いられ、一般住宅では使用できない。
- 4.充填量が10 kg 以上の液化石油ガスの容器は、鉄鎖等により建物その他の構築物に固定する。
正解:3
解説
考え方
液化石油ガス(LPG)のバルク供給方式は、大きなバルク貯槽にまとめて充填する方式で、工場や集合住宅だけでなく一般住宅でも採用できます。「一般住宅では使用できない」とする記述は誤りです。LPGを加圧液化したものであること、マイコンメーターの遮断機能、10kg以上の容器を鉄鎖等で固定することは、いずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.23
空調・衛生設備FRP製浄化槽の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.寒冷地を除き、車庫、物置等の建築物内の設置は、できるだけ避ける。
- 2.深く掘りすぎて埋め戻すと、設置後に不等沈下するおそれがある。
- 3.槽に接続する流入管、流出管等は、管の敷設深さまで槽の周囲を埋め戻してから接続する。
- 4.槽の埋め戻しは、水張り試験の後、槽内の水を抜いてから行う。
正解:4
解説
考え方
FRP製浄化槽の水張り試験は、槽の水漏れ確認と埋め戻し時の浮き上がり・変形防止のために行い、試験後も水を張ったまま埋め戻すのが原則です。「水を抜いてから埋め戻す」とする記述は誤りで、空の状態だと土圧で変形するおそれがあります。建築物内設置を避けること、掘りすぎの不等沈下、埋め戻してから配管接続することは、いずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.24
機器・材料・設計図書加湿器に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.スプレー形加湿器は、ノズルで水を直接噴霧して加湿する。
- 2.気化式加湿器は、ノズルで蒸気を直接噴霧して加湿する。
- 3.パン形加湿器は、電気ヒーターにより水を加熱蒸発させて加湿する。
- 4.超音波加湿器は、超音波振動子により水を霧化させて加湿する。
正解:2
解説
考え方
気化式加湿器は、水を含ませた気化フィルターに空気を通し、水の蒸発(気化)で加湿する方式です。「ノズルで蒸気を直接噴霧する」のは蒸気式加湿器の説明であり、気化式の説明としては誤りです。スプレー形(水の噴霧)、パン形(電気ヒーターで加熱蒸発)、超音波式(振動子で霧化)の説明は、いずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.25
機器・材料・設計図書給湯機器に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.密閉式のガス給湯器は、燃焼用の空気を屋内からとり、燃焼廃ガスは屋外に排出する機器である。
- 2.貯湯式電気温水器には、元止め式と先止め式がある。
- 3.元止め式のガス瞬間湯沸器は、本体の湯栓を操作して給湯するものである。
- 4.ヒートポンプ給湯機は、大気中の熱エネルギーを給湯の加熱に利用するものである。
正解:1
解説
考え方
密閉式(FF式など)のガス給湯器は、燃焼用の空気を「屋外」からとり、燃焼廃ガスも屋外に排出する方式です。「燃焼用空気を屋内からとる」とする記述は誤りで、屋内からとるのは開放式や半密閉式です。貯湯式電気温水器の元止め式・先止め式、元止め式ガス瞬間湯沸器の説明、ヒートポンプ給湯機の説明は、いずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.26
機器・材料・設計図書配管材料及び配管付属品に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.玉形弁は、仕切弁に比べ、全開時の圧力損失が小さい。
- 2.水道用硬質ポリ塩化ビニル管の種類には、VP と HIVP がある。
- 3.フレキシブルジョイントは、屋外埋設配管の建物導入部における変位吸収配管としても使用される。
- 4.排水用リサイクル硬質ポリ塩化ビニル管(REP―VU)は、使用済みの塩化ビニル管や塩化ビニル管継手をマテリアルリサイクルしたものである。
正解:1
解説
考え方
玉形弁は流路がS字状に曲がるため流れの抵抗が大きく、まっすぐ流れる仕切弁に比べて全開時の圧力損失は「大きく」なります。「玉形弁のほうが圧力損失が小さい」とする記述は逆で誤りです。VP・HIVPの種類、フレキシブルジョイントの変位吸収、REP-VUのリサイクル説明は、いずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.27
機器・材料・設計図書ダクト及びダクト附属品に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.シーリングディフューザーは、コーンに向かって吹き出された空気が室内空気を誘引しながら拡散する。
- 2.吸込口は、一般的に、固定羽根のものが使用される。
- 3.長方形ダクトの板厚は、長辺と短辺で使い分ける。
- 4.共板フランジ用ガスケットは、弾力性のあるものを使用する。
正解:3
解説
考え方
折込み形(プリーツ形)にする本来の目的はろ過面積を広げて長持ちさせることであり、選択肢2や3の吸込口・板厚・ガスケットの説明は正しいものです。誤りはシーリングディフューザーで、これはコーンによって空気を放射状に拡散する天井吹出口で、記述自体は正しいのですが、この設問で適当でないのは「長方形ダクトの板厚を長辺と短辺で使い分ける」点です。板厚はダクトの長辺の寸法で決めるのが原則で、短辺で使い分けることはしません。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.28
機器・材料・設計図書遠心送風機の機器仕様として設計図書に記載する項目のうち、適当でないものはどれか。
- 1.風量
- 2.風速
- 3.呼び番号
- 4.電動機容量
正解:2
解説
考え方
遠心送風機の機器仕様として設計図書に記載するのは、風量・静圧・呼び番号・電動機容量などです。送風機の性能は「風量」と「静圧(圧力)」で規定するのが基本で、「風速」は記載項目としては適当ではありません。よって風速が適当でないものです。風量・呼び番号・電動機容量は、いずれも正しい記載項目です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.29
設備施工公共工事における施工計画等に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.施工計画書は実際の施工方法、使用する機材等を具体的に文書にしたもので、設計図書と異なる施工方法等で承諾された事項も記載する。
- 2.標準仕様書と設計図面の内容に相違がある場合は、標準仕様書の内容を優先させる。
- 3.仮設とは、現場事務所や現場内で作業に必要な足場、仮設水道、照明等を設置することである。
- 4.設計図書及び工事関係図書は、監督員の承諾を受けた場合を除き、工事施工のために使用する以外の目的で第三者に使用させない。
正解:2
解説
考え方
設計図書には優先順位があり、標準仕様書と設計図面の内容が食い違う場合は、その工事に固有の内容を示す「設計図面」のほうを優先します。「標準仕様書を優先させる」とする記述は誤りです。施工計画書の内容、仮設の定義、工事関係図書を第三者に使用させないことは、いずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.30
設備施工下図に示すネットワーク工程表に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 ただし、図中のイベント間のA~Hは作業内容、日数は作業日数を表す。

- 1.作業B終了後、作業Eの着手が4日遅れたが、全体の所要日数は変わらない。
- 2.作業Gの所要日数が2日増えたが、クリティカルパスの本数は変わらない。
- 3.作業Cは、作業Aが完了しても作業Bが完了しないと開始できない。
- 4.クリティカルパスの所要日数は、15日である。
正解:2
解説
考え方
ネットワーク工程表の問題です。クリティカルパス(最も余裕のない経路)上にない作業は日数が多少延びても全体日数に影響しませんが、作業Gの日数が増えることでクリティカルパスの本数が変わる(増える)場合があり、この設問では「本数は変わらない」という記述が図の条件と合わず適当でないものです。作業Eの遅れが全体に影響しないこと、作業Cの先行関係、クリティカルパス15日は、図から読み取れる正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.31
設備施工施工の品質を確認するための試験又は検査に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.排水用水中モーターポンプの試験では、レベルスイッチからの信号により発停することを確認する。
- 2.防火区画を排水管が貫通する箇所において、貫通部の隙間がモルタルその他の不燃材料で埋められていることを確認する。
- 3.検査の方法には全数検査と抜取検査があり、ボイラー安全弁の作動試験は抜取検査で確認する。
- 4.完成時の立会検査には、契約書や設計図書の他、工事記録写真、試験運転記録等を用意しなければならない。
正解:3
解説
考え方
ボイラーの安全弁は、圧力が異常に上がったとき確実に作動しないと重大事故につながる重要な部品です。このため作動試験は一部を抜き取るのではなく「全数検査」で確認します。「抜取検査で確認する」とする記述は誤りです。水中ポンプのレベルスイッチ確認、防火区画貫通部の不燃材充填の確認、完成時立会検査の準備書類は、いずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.32
設備施工建設工事における安全管理に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.建設工事の死亡災害は、墜落・転落よりも飛来・落下による事故が多い。
- 2.労働災害の発生原因には、人的原因である不安全な行動と、物的要因である不安全な状態がある。
- 3.建設工事に伴う災害には、被害が工事関係者に限定される労働災害と、被害が工事関係者以外の第三者に及ぶ公衆災害とがある。
- 4.重大災害とは、一時に3人以上の労働者が、業務上死傷又は罹病した災害をいう。
正解:1
解説
考え方
建設工事の死亡災害で最も多いのは「墜落・転落」による事故です。「飛来・落下による事故のほうが多い」とする記述は事実と逆で誤りです。労働災害の人的原因と物的要因、労働災害と公衆災害の区分、重大災害(一時に3人以上死傷等)の定義は、いずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.33
設備施工機器の据付けに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.ユニット形空気調和機のコンクリート基礎の高さは、ドレン管の排水トラップの深さが確保できるように、150 mm 程度とする。
- 2.揚水ポンプの吐出し側には、ポンプに近い順に、防振継手、仕切弁、逆止弁を取り付ける。
- 3.送風機は、レベルを水準器で確認し、水平が出ていない場合にはコンクリート基礎と共通架台の間にライナーを入れて調整する。
- 4.アンカーボルトは、機器の据付け後、ボルト頂部のねじ山がナットから3山程度出る長さとする。
正解:2
解説
考え方
揚水ポンプの吐出し側は、ポンプに近い順に「防振継手→仕切弁→逆止弁」ではなく、正しくは「防振継手→逆止弁→仕切弁」の順に取り付けます。逆止弁を仕切弁より先(ポンプ側)に置くことで、逆止弁を点検・交換する際に仕切弁で水を止められます。よって選択肢2が誤りです。基礎高さ150mm程度、送風機のライナー調整、アンカーボルトのねじ山3山程度は、いずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.34
設備施工「配管材」と「主な接合方法」の組合せのうち、適当でないものはどれか。
- 1.配管用炭素鋼鋼管 ―――――― ねじ接合、フランジ接合
- 2.排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管 ――― ねじ接合、溶接接合
- 3.ステンレス鋼管 ―――――― メカニカル接合、溶接接合
- 4.銅管 ―――――― メカニカル接合、差込接合
正解:2
解説
考え方
排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管は、内面の塩ビ被覆を保護するため、熱を加える溶接接合は行いません。接合はねじ接合や排水鋼管用可とう継手(MDジョイント)などを用います。よって「ねじ接合、溶接接合」の組合せが誤りです。炭素鋼鋼管のねじ・フランジ接合、ステンレス鋼管のメカニカル・溶接接合、銅管のメカニカル・差込接合は、いずれも正しい組合せです。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.35
設備施工ダクトの施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.コーナーボルト工法ダクトは、アングルフランジ工法ダクトとダクトの寸法が同一の場合、薄い板厚としてよい。
- 2.亜鉛鉄板製のスパイラルダクトは、一般的に、補強は不要である。
- 3.厨房の排気に長方形ダクトを使用する場合、ダクトの角の継目が下面とならないように取り付ける。
- 4.ダクトに設けるリブ補強は、ダクトの変形や騒音及び振動の発生を防止するために設ける。
正解:1
解説
考え方
コーナーボルト工法ダクトは、フランジ部の構造がアングルフランジ工法と異なるだけで、必要な板厚(強度)は同じ寸法なら同等が必要です。寸法が同一だからといって「薄い板厚としてよい」わけではなく、この記述が誤りです。スパイラルダクトの補強不要、厨房排気ダクトの継目を下面にしないこと、リブ補強の目的は、いずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.36
設備施工保温に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.防火区画を貫通する配管、ダクトの保温は、その貫通する部分をロックウール保温材で行う。
- 2.保温の厚さは、保温材のみの厚さとし、補助材及び外装材の厚さは含まない。
- 3.シートタイプの合成樹脂製カバーは、パンチ加工部をジョイナーに差込んで固定する。
- 4.排水管の屋外露出部は、原則として、保温を行わない。
正解:3
解説
考え方
シートタイプの合成樹脂製カバーは、パンチ加工した部分(ハトメ)に鋲やピンを差し込んで固定します。「ジョイナーに差込んで固定する」とする記述は方法が違い誤りです。防火区画貫通部のロックウール保温、保温厚さを保温材のみとすること、屋外露出排水管は原則保温しないことは、いずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.37
設備施工試運転調整に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.高置タンク方式の給水設備では、末端の給水栓において残留塩素の測定を行う。
- 2.屋外騒音の測定は、冷却塔等の騒音の発生源となる機器を運転して、敷地境界線上で行う。
- 3.渦巻ポンプの試運転では、グランドパッキン部からの水滴の滴下量が適切かどうか確認する。
- 4.多翼送風機の試運転では、吐出し側ダンパーが、全開になっていることを確認してから調整を開始する。
正解:4
解説
考え方
多翼送風機(シロッコファン)は、起動時に大きな電流やモーター負荷がかかるのを防ぐため、吐出し側ダンパーを「全閉」にした状態で運転を始め、徐々に開いて調整します。「全開になっていることを確認してから調整を開始する」とする記述は誤りです。残留塩素測定、敷地境界での騒音測定、渦巻ポンプのグランドパッキンからの滴下確認は、いずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.38
設備施工異種管の接合に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.配管用炭素鋼鋼管と銅管の接合は、絶縁フランジ接合等とする。
- 2.配管用炭素鋼鋼管と硬質塩化ビニル管の接合は、バルブ用ソケット等を用いて接合する。
- 3.ステンレス鋼管と銅管の接合は、フレア接合等とする。
- 4.ステンレス鋼管と配管用炭素鋼鋼管の接合は、絶縁フランジ接合等とする。
正解:3
解説
考え方
ステンレス鋼管と銅管を接合する場合は、電食(異種金属間の腐食)を防ぐため絶縁フランジ接合などを用います。「フレア接合」は主に銅管どうしや配管付属品との接合方法で、異種金属間の絶縁対策にはならないため誤りです。炭素鋼鋼管と銅管、炭素鋼鋼管と塩ビ管、ステンレス鋼管と炭素鋼鋼管の接合方法は、いずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.39
法規建設工事における安全管理体制に関する記述のうち「労働安全衛生法」上、誤っているものはどれか。
- 1.事業者は、移動はしごについては、幅30 cm 以上のものでなければ使用してはならない。
- 2.事業者は、酸素欠乏危険作業に労働者を従事させる場合は、当該作業を行う場所の空気中の酸素濃度を18 % 以上に保つように換気しなければならない。
- 3.ボール盤、面取り盤等を使用する作業において、手の滑りを防止するため、滑り止めを施した手袋を労働者に着用させなければならない。
- 4.事業者は、足場(つり足場を除く。)における作業を行うときは、点検者を指名しなければならない。
正解:3
解説
考え方
ボール盤や面取り盤など回転する刃物を使う作業では、手袋が回転部に巻き込まれる危険があるため、労働安全衛生法上、手袋の着用は「禁止」されています。「滑り止めを施した手袋を着用させなければならない」とする記述は誤りです。移動はしごの幅30cm以上、酸素欠乏危険作業での酸素濃度18%以上、足場作業時の点検者指名は、いずれも法令上正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.40
法規労働に関する記述のうち、「労働基準法」上、誤っているものはどれか。
- 1.労働条件は、労働者と使用者が、対等の立場において決定すべきものである。
- 2.労働契約の締結の際に使用者から明示された労働条件が事実と相違する場合においては、労働者は、即時に労働契約を解除することができる。
- 3.未成年者の親権者又は後見人は、未成年者の賃金を代って受け取ってはならない。
- 4.出来高払制その他の請負制で使用する労働者については、使用者は、労働時間に応じ一定額の賃金の保障をする必要はない。
正解:4
解説
考え方
労働基準法では、出来高払制その他の請負制で働く労働者についても、使用者は労働時間に応じた一定額の賃金を保障しなければならないと定めています。「保障する必要はない」とする記述は誤りです。労使対等の原則、労働条件が事実と相違する場合の即時解除、未成年者の賃金を親権者が代わって受け取れないことは、いずれも法令上正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.41
法規建築に関する記述のうち、「建築基準法」上、誤っているものはどれか。
- 1.作業のために継続的に使用する室は、居室である。
- 2.集会のために継続的に使用する室は、居室である。
- 3.屋外階段は、主要構造部である。
- 4.はりは、主要構造部である。
正解:3
解説
考え方
建築基準法でいう主要構造部は、壁・柱・床・はり・屋根・階段を指しますが、「屋外階段」は主要構造部から除かれています。よって「屋外階段は主要構造部である」とする記述が誤りです。作業や集会に継続使用する室が居室であること、はりが主要構造部であることは、いずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.42
法規建築物に設ける配管設備に関する記述のうち、「建築基準法」上、誤っているものはどれか。
- 1.水飲器の排水管は、建築物に設ける排水管に直接連結しなければならない。
- 2.給水立て主管からの各階への分岐管等主要な分岐管には、止水弁を設けなければならない。
- 3.雨水排水立て管は、汚水排水管若しくは通気管と兼用し、又はこれらの管に連結してはならない。
- 4.排水トラップは、二重トラップとしてはならない。
正解:1
解説
考え方
水飲器のように衛生上、汚水の逆流を絶対に避けたい機器からの排水は、排水管に「直接連結」せず、いったん大気に開放してから受ける「間接排水」とします。「直接連結しなければならない」とする記述は誤りです。主要分岐管の止水弁、雨水排水立て管を汚水管や通気管と兼用しないこと、二重トラップの禁止は、いずれも法令上正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.43
法規建設業の許可に関する記述のうち、「建設業法」上、誤っているものはどれか。
- 1.都道府県知事の許可を受けた建設業者と国土交通大臣の許可を受けた建設業者で、建設工事を請け負うことができる工事現場の所在地について、都道府県の範囲に関する違いはない。
- 2.都道府県知事の許可を受けた建設業者が営業所を設けることができるのは、許可を受けた都道府県の区域内に限られる。
- 3.建設業の許可を受けた建設業者が建設工事の一部を下請負人として請け負うとき、その下請契約の請負代金が一定額以下の場合は、主任技術者を置く必要はない。
- 4.一般建設業の許可を受けた建設業者が発注者から直接請け負う建設工事について、当該工事を施工するために締結する下請契約の請負代金の額の総額に上限はあるが、発注者との請負契約の請負金額の額に上限はない。
正解:3
解説
考え方
主任技術者は、請負代金の額にかかわらず、建設工事を請け負ったすべての建設業者が工事現場ごとに置かなければなりません。下請負人として請け負う場合も同様で、「下請契約の代金が一定額以下なら置く必要はない」とする記述は誤りです。知事許可と大臣許可で施工できる工事現場の所在地に違いがないこと、知事許可の営業所の範囲、一般建設業の請負金額の考え方は、いずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.44
法規建設業の許可を受けた建設業者が、発注者から直接請け負った建設工事の現場に掲げなければならない標識の記載事項として、「建設業法」上、定められていないものはどれか。
- 1.商号又は名称
- 2.代表者の氏名
- 3.現場代理人の氏名
- 4.主任技術者又は監理技術者の氏名
正解:3
解説
考え方
建設業法で工事現場の標識(建設業の許可票)に記載が定められているのは、商号・名称、代表者の氏名、主任技術者または監理技術者の氏名、許可番号、一般か特定かの別などです。「現場代理人の氏名」は法令上の記載事項ではありません。よってこれが定められていないものです。他の3つはいずれも定められた記載事項です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.45
法規屋内消火栓設備の加圧送水装置の方式のうち、「消防法」上、定められていないものはどれか。
- 1.高架水槽方式
- 2.圧力水槽方式
- 3.ポンプ方式
- 4.水道直結方式
正解:4
解説
考え方
消防法で定められた屋内消火栓設備の加圧送水装置の方式は、高架水槽方式・圧力水槽方式・ポンプ方式の3つです。「水道直結方式」はこれに含まれていないため、定められていないものです。水道の圧力だけでは消火に必要な圧力・水量を安定して確保できないためです。他の3方式はいずれも法令上定められた方式です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.46
法規建築物に係る建設工事のうち、「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」上、特定建設資材廃棄物をその種類ごとに分別しつつ施工しなければならない工事に該当しないものはどれか。 ただし、都道府県が条例で、適用すべき建設工事の規模に関する基準を定めた区域を除く。
- 1.新築工事で床面積の合計が500 m² であるもの
- 2.模様替工事で請負代金の額が1億円であるもの
- 3.耐震改修工事で請負代金の額が1億円であるもの
- 4.解体工事で解体部分の床面積の合計が40 m² であるもの
正解:4
解説
考え方
建設リサイクル法で分別解体等が義務づけられる工事には規模の基準があり、解体工事は床面積の合計80m²以上が対象です。選択肢4の「解体部分の床面積40m²」は基準に満たないため、該当しないものです。新築500m²以上、修繕・模様替は請負代金1億円以上が基準で、選択肢1~3はいずれも基準を満たし該当します。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.47
法規「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律」上、第一種特定製品の管理者がフロン類の管理の適正化のために取り組むべき事項として、定められていないものはどれか。
- 1.フロン類の破壊の実施及び破壊証明書の送付
- 2.簡易点検の実施
- 3.圧縮機を駆動する電動機の定格出力が一定規模以上のエアコンディショナーの定期点検の実施
- 4.フロン類の漏えいを確認した場合にあっては、当該漏えいに係る点検及び当該点検により漏えい箇所が特定された場合には当該箇所の修理の実施
正解:1
解説
考え方
フロン排出抑制法で第一種特定製品の「管理者」が取り組むべきは、簡易点検・定期点検の実施や、漏えい確認時の点検・修理などです。フロン類の「破壊」やその証明書送付は、管理者ではなく充塡回収業者やフロン類破壊業者が担う事項であり、管理者の義務としては定められていません。よって選択肢1が該当しないものです。他の3つは管理者が取り組むべき事項です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.48
法規産業廃棄物に関する記述のうち、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」上、誤っているものはどれか。
- 1.事業者は、その事業活動に伴って生じた廃棄物の再生利用等を行うことにより、廃棄物の減量に努める責務がある。
- 2.建設発生土(建設工事に伴い副次的に得られた土砂)は、産業廃棄物である。
- 3.事業者が産業廃棄物(特別管理産業廃棄物を除く。)を処理する方法として、運搬を産業廃棄物収集運搬業者に、処分を産業廃棄物処分業者に委託する方法がある。
- 4.建築物等に用いられる材料であって石綿を含むもののうち石綿建材除去事業により除去された石綿保温材は、特別管理産業廃棄物である。
正解:2
解説
考え方
建設発生土(工事に伴い出た土砂)は、廃棄物処理法上の「廃棄物」には当たらず、産業廃棄物ではありません。よって「建設発生土は産業廃棄物である」とする記述が誤りです。事業者の減量努力の責務、収集運搬と処分の委託方法、除去された石綿保温材が特別管理産業廃棄物であることは、いずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.49
施工管理法(基礎的能力)工程表に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。
- 1.同一作業を繰り返し行う工事では、タクト工程表を作成する。
- 2.ガントチャート工程表は、縦軸に作業名、横軸に暦日(工期)をとったものである。
- 3.総合工程表の作成では、季節・天候についての考慮は必要ない。
- 4.ネットワーク工程表は、各作業の相互関係が把握しやすい。
正解:2・3
この問題は正解を2つとも選ぶ必要があります。
解説
考え方
適当でないものを二つ選ぶ問題です。ガントチャート工程表は縦軸に作業名、横軸に「各作業の達成度(進捗率)」をとったもので、横軸に暦日をとるのはバーチャート工程表です。よって選択肢2は誤りです。また総合工程表の作成では、屋外作業や工程に影響する季節・天候を必ず考慮する必要があり、「考慮は必要ない」とする選択肢3も誤りです。タクト工程表やネットワーク工程表の説明は正しいものです。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2・3
No.50
施工管理法(基礎的能力)機器の据付けに関する記述のうち、適当でないものはどれか。 適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。
- 1.建物内に設置する飲料用受水タンク上部と天井との距離は、600 mm 以上とする。
- 2.防振基礎には、地震時の機器の移動や転倒防止のため、一般的に、耐震ストッパーを設ける。
- 3.小形軽量機器の基礎は、一般的に、躯体の床表面に目荒しを行い、水打ちのうえコンクリートを打設する。
- 4.高置タンクの架台の昇降タラップは、高さが1.8 m を超える場合に転落防止防護柵が必要となる。
正解:1・4
この問題は正解を2つとも選ぶ必要があります。
解説
考え方
適当でないものを二つ選ぶ問題です。飲料用受水タンクの上部と天井との距離は「1000mm(1m)以上」確保する必要があり、点検や清掃のためのスペースが要ります。「600mm以上」とする選択肢1は不足で誤りです。また昇降タラップの転落防止防護柵は、高さが「2m」を超える場合に必要となるため、「1.8mを超える場合」とする選択肢4も誤りです。耐震ストッパーや小形軽量機器の基礎の記述は正しいものです。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1・4
No.51
施工管理法(基礎的能力)配管及び配管附属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。
- 1.あとで取外しが必要な水栓類等のねじ接合材には、テープシール材を使用する。
- 2.呼び径65以下のステンレス鋼管の場合、形鋼振れ止め支持は、不要である。
- 3.配管用炭素鋼鋼管の溶接接合は、原則として、下向き溶接とする。
- 4.揚水管に防振継手を取り付けるのは、ウォーターハンマーを防止するためである。
正解:2・4
この問題は正解を2つとも選ぶ必要があります。
解説
考え方
適当でないものを二つ選ぶ問題です。ステンレス鋼管でも形鋼振れ止め支持は地震時の揺れ防止のために必要で、「呼び径65以下なら不要」とする選択肢2は誤りです。また揚水管の防振継手は、ポンプの振動が配管に伝わるのを防ぐために取り付けるもので、ウォーターハンマー(水撃)防止が目的ではありません。よって選択肢4も誤りです。取外し用のテープシール材、炭素鋼鋼管の下向き溶接の記述は正しいものです。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2・4
No.52
施工管理法(基礎的能力)ダクト及びダクト附属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。
- 1.遠心送風機の吐出し口直近においてダクトを曲げる場合は、送風機の回転方向と逆方向とする。
- 2.長辺が300 mm 以下の防火ダンパー本体の支持は、2点吊りとする。
- 3.厨房の排気ダクトの防火ダンパーは、温度ヒューズの作動温度を72℃ とする。
- 4.風量測定口は、ダクトの長辺の寸法が300 mm を超え700 mm 以下の場合、原則として、2個取り付ける。
正解:1・3
この問題は正解を2つとも選ぶ必要があります。
解説
考え方
適当でないものを二つ選ぶ問題です。遠心送風機の吐出し口直近でダクトを曲げる場合は、抵抗や騒音を減らすため送風機の回転方向と「同一方向」に曲げます。「逆方向とする」とする選択肢1は誤りです。また厨房の排気ダクトは高温になるため、防火ダンパーの温度ヒューズの作動温度は一般の72℃ではなく「120℃」とします。よって選択肢3も誤りです。防火ダンパーの2点吊りや風量測定口の個数の記述は正しいものです。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1・3
掲載している試験問題は、一般財団法人 全国建設研修センターが実施・公表した過去問題を使用しています。図・写真は表示用に一部トリミング等の加工をしています。解説は当サイトが独自に作成したものです。