令和6年度前期 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定の問題と解説【全52問】

全問題を正答・解説付きで掲載しています。

この試験は選択解答制です(全52問中40問を解答)。No.1〜6は必須、No.7〜23から9問、No.24〜28は必須、No.29〜38から8問、No.39〜48から8問、No.49〜52は必須(基礎的能力問題・各問とも正解を2つ選ぶ)で解答します。

この試験回をクイズ形式で解く →

No.1

一般基礎(機械工学等)

水に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.濁度は、水の濁りの程度を示す。
  • 2.CODは、水中に溶存する酸素量である。
  • 3.色度は、水の色の程度を示す。
  • 4.硬水は、カルシウムイオンやマグネシウムイオンを多く含む水である。

正解:2

解説

考え方

COD(化学的酸素要求量)は、水中の有機物などを酸化するのに必要な酸素の量を示す指標で、水の汚れの程度を表します。選択肢2は「水中に溶存する酸素量」と説明していますが、これはDO(溶存酸素量)の説明であり、CODとは別物なので誤りです。濁度は濁りの程度、色度は色の程度、硬水はカルシウム・マグネシウムを多く含む水という他の説明は正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.2

一般基礎(機械工学等)

流体の速度が2倍となったとき、運動エネルギーの変化後の倍率として、適当なものはどれか。

  • 1.1/4倍
  • 2.1/2倍
  • 3.2倍
  • 4.4倍

正解:4

解説

考え方

運動エネルギーは速度の2乗に比例します(E=1/2×質量×速度²)。したがって速度が2倍になると、運動エネルギーは2の2乗、すなわち4倍になります。速度が単純に何倍かではなく「2乗」で効いてくる点がポイントです。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.3

一般基礎(機械工学等)

圧力2.0×10⁵Pa、体積8.0Lの理想気体を、温度一定で圧力4.0×10⁵Paにしたときの体積の値として、適当なものはどれか。

  • 1.2.0L
  • 2.4.0L
  • 3.8.0L
  • 4.16.0L

正解:2

解説

考え方

温度が一定のとき、気体の圧力と体積の積は一定に保たれます(ボイルの法則)。最初は圧力2.0×10⁵Pa×体積8.0L、これを圧力4.0×10⁵Paにすると、圧力が2倍になった分だけ体積は半分になります。8.0L÷2=4.0Lが答えです。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.4

一般基礎(機械工学等)

下図に示す湿り空気線図において、A点(●印)の湿り空気の乾球温度として、適当なものはどれか。

No.4の図
  • 1.12℃
  • 2.12.5℃
  • 3.18.5℃
  • 4.23.5℃

正解:3

解説

考え方

湿り空気線図で乾球温度は横軸に取られ、A点の位置から真下(垂直)に下ろした横軸の値が乾球温度になります。この設問ではA点から読み取れる乾球温度は18.5℃です。縦軸の湿度や斜めの線と混同せず、あくまで横軸方向に読む点が大切です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.5

一般基礎(機械工学等)

電気設備に関する用語の組合せのうち、関係のないものはどれか。

  • 1.配線用遮断器 ─── 力率改善
  • 2.接地 ─── 感電防止
  • 3.三相3線式 ─── 配電方式
  • 4.サーマルリレー ─── 過負荷検出

正解:1

解説

考え方

配線用遮断器は過電流や短絡が起きたときに回路を自動で遮断して電線や機器を保護する装置で、力率改善とは関係ありません。力率改善には進相コンデンサ(力率改善用コンデンサ)を使います。接地と感電防止、三相3線式と配電方式、サーマルリレーと過負荷検出はいずれも正しい組合せです。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.6

一般基礎(機械工学等)

下図に示す単純梁に集中荷重wが作用したとき、支点Bの鉛直方向の反力の値として、適当なものはどれか。

No.6の図
  • 1.3kN
  • 2.6kN
  • 3.9kN
  • 4.12kN

正解:3

解説

考え方

単純梁の反力は、力のつり合いとモーメントのつり合いから求めます。集中荷重が梁上に作用するとき、支点Aまわりのモーメントのつり合いを取ると、支点Bの反力は荷重に「A点から荷重までの距離÷梁全長」を掛けた値になります。この設問では計算の結果、支点Bの鉛直反力は9kNとなります。荷重が支点Bに近いほどB側の反力が大きくなる関係を覚えておくとよいです。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.7

空調・衛生設備

空気調和方式に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.定風量単一ダクト方式は、ファンコイルユニット・ダクト併用方式に比べて送風量が小さくなる。
  • 2.ファンコイルユニット・ダクト併用方式は、空調対象室への熱媒体として空気と水を使用する。
  • 3.定風量単一ダクト方式は、送風量が一定である。
  • 4.ファンコイルユニット・ダクト併用方式は、ファンコイルユニット毎の個別制御が可能である。

正解:1

解説

考え方

定風量単一ダクト方式は、空気だけで熱を運ぶため、空気と水を併用するファンコイルユニット・ダクト併用方式に比べて必要な送風量は「大きく」なります。選択肢1は「送風量が小さくなる」としているので誤りです。水は空気より熱を運ぶ能力が高いので、水を併用する方式のほうが送風量を減らせる、と考えると分かりやすいです。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.8

空調・衛生設備

変風量単一ダクト方式に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.給気温度は一定とし、各室への送風量を変化させることで室温を制御する。
  • 2.VAVユニットからの発生騒音には、考慮が必要である。
  • 3.代表室のサーモスタットの信号により、空気調和機の送風量を制御する。
  • 4.送風量の減少時においても、必要外気量を確保する必要がある。

正解:3

解説

考え方

変風量(VAV)単一ダクト方式は、各室に設けたVAVユニットが室温に応じて送風量を変え、その合計に合わせて空調機の送風量を制御します。したがって選択肢3の「代表室のサーモスタットの信号で制御する」というのは定風量方式などの考え方で、VAV方式では各室ごとに制御するため誤りです。給気温度一定で送風量を変える点、騒音への配慮、必要外気量の確保はいずれも正しい説明です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.9

空調・衛生設備

熱負荷計算に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.二重サッシ窓で、ブラインドを室内に設置する場合と二重サッシ内に設置する場合では、日射負荷は同じである。
  • 2.暖房負荷計算では、一般的に、日射負荷は考慮しない。
  • 3.窓ガラス面の通過熱負荷計算では、一般的に、内外温度差を使用する。
  • 4.冷房負荷計算において、LED照明を採用すると蛍光灯に比べて熱負荷は減少する。

正解:1

解説

考え方

ブラインドを室内に置くか二重サッシの内側(ガラスの間)に置くかで日射負荷は変わります。ガラスの間にブラインドを設けたほうが日射熱を室内に入りにくくできるため、日射負荷は「同じ」ではありません。よって選択肢1が誤りです。暖房計算で日射を考えない、窓の通過熱に内外温度差を使う、LED化で熱負荷が減るという他の説明は正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.10

空調・衛生設備

空気清浄装置に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.自動巻取形は、ロール状に巻いたろ材を自動的に巻き取る方式のため長時間使用できる。
  • 2.計数法とは、フィルターに捕集された粉じんの質量から捕集率を求める方法である。
  • 3.ろ過式のろ材には、天然繊維、ガラス、セラミックス等が使用されている。
  • 4.フィルターの通過速度を低く抑えるために、ろ材を折り込んだものや袋状にしたものがある。

正解:2

解説

考え方

計数法は、フィルターを通る空気中の粒子の「個数」を計測して捕集率を求める方法です。選択肢2は「質量から求める」と説明していますが、質量から求めるのは質量法(重量法)であり、計数法の説明ではないので誤りです。自動巻取形、ろ材の材質、通過速度を下げるための折込み・袋状加工についての説明は正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.11

空調・衛生設備

温水暖房における膨張タンクに関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.開放式膨張タンクの場合、膨張管の接続位置は、ポンプの吐出し側とする。
  • 2.開放式膨張タンクにボイラーの逃がし管を接続する場合、その途中に弁は設けない。
  • 3.開放式膨張タンクは、装置内のエア抜きとしても利用できる。
  • 4.密閉式膨張タンクは、設置場所の制限が少ないため、ボイラー室等に設置できる。

正解:1

解説

考え方

開放式膨張タンクにつなぐ膨張管は、圧力が低く安定しているポンプの「吸込み側」に接続するのが原則です。吐出し側は圧力が高く変動もあるため不適切で、選択肢1が誤りです。逃がし管の途中に弁を設けない、エア抜きに利用できる、密閉式は設置場所の自由度が高いという他の説明は正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.12

空調・衛生設備

パッケージ形空気調和機に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.ヒートポンプ方式のマルチパッケージ形空気調和機の冷媒配管方式には、2管式と3管式がある。
  • 2.空気熱源ヒートポンプ方式では、冷媒配管が短くなるほど冷暖房能力が減少する。
  • 3.業務用パッケージ形空気調和機は、一般的に、代替フロン(HFC)が使用されており、「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律」の対象となっている。
  • 4.ガスエンジンヒートポンプ方式は、ガスエンジンの排熱を暖房用に利用している。

正解:2

解説

考え方

空気熱源ヒートポンプでは、冷媒配管が「長くなるほど」配管内の圧力損失などにより冷暖房能力は低下します。選択肢2は「短くなるほど能力が減少する」と逆の説明をしているので誤りです。配管は短いほうが効率がよい、と覚えておきましょう。冷媒配管方式の2管式・3管式、代替フロン(HFC)とフロン排出抑制法の対象、ガスエンジンの排熱利用は正しい説明です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.13

空調・衛生設備

次のうち、第三種機械換気方式を用いることが適当でないものはどれか。

  • 1.倉庫
  • 2.湯沸室
  • 3.電気室
  • 4.ボイラー室

正解:4

解説

考え方

第三種機械換気方式は、排気側にファンを付けて室内を負圧にし、給気は自然に取り入れる方式です。ボイラー室のように燃焼用空気を十分に取り入れる必要がある場所を負圧にすると空気不足になりやすいため適当でなく、選択肢4が該当します。倉庫・湯沸室・電気室のように臭気や熱・湿気を外へ出したい部屋には第三種が向いています。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.14

空調・衛生設備

第三種機械換気方式における排気ガラリの面積を求めるために、必要な要素として適当でないものはどれか。

  • 1.排気風量
  • 2.ガラリの有効開口率
  • 3.有効開口面風速
  • 4.排気温度

正解:4

解説

考え方

排気ガラリの面積は、排気風量を、ガラリの有効開口率と有効開口面風速から決めます。すなわち風量・有効開口率・有効開口面風速の3つがあれば計算できます。排気温度は面積算定に直接必要ないため、選択肢4が適当でない要素です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.15

空調・衛生設備

上水道施設に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.送水施設は、浄化した水を需要者に必要な圧力で必要な量を供給する施設である。
  • 2.浄水施設の沈殿池は、フロック形成池から出た原水のフロックを沈殿除去し、ろ過池の負荷を軽くする。
  • 3.導水施設は、取水施設から浄水施設まで原水を送る施設である。
  • 4.浄水施設のろ過池における緩速ろ過方式は、低濁度の原水を処理するのに適している。

正解:1

解説

考え方

選択肢1は「浄化した水を需要者に必要な圧力・量で供給する施設」としていますが、これは配水施設の説明です。送水施設は浄水施設から配水施設まで浄水を送る施設なので、説明が入れ替わっており誤りです。導水は取水から浄水まで原水を送る、沈殿池でフロックを沈殿除去、緩速ろ過は低濁度原水向きという他の説明は正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.16

空調・衛生設備

下水道に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.下水道は、公共下水道、流域下水道及び都市下水路に分けられる。
  • 2.下水道本管に接続する取付管の勾配は、1/100以上とする。
  • 3.排水設備の雨水ますの底には、深さ10cm以上のどろためを設ける。
  • 4.管きょの流速は、一般的に、下流に行くに従い漸増させ、勾配は、下流に行くに従い緩やかにする。

正解:3

解説

考え方

雨水ますの底に設けるどろための深さは、一般に15cm以上とされます。選択肢3は「10cm以上」としているので誤りです。どろための役割は土砂を沈めて下水管に流さないことなので、ある程度の深さが必要です。下水道の種類分け、取付管の勾配1/100以上、下流ほど流速は漸増・勾配は緩やかにするという他の説明は正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.17

空調・衛生設備

給水設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.水道直結方式は、給水負荷が最大となる瞬間に対応するために、ピーク時の給水使用量を予想する必要がある。
  • 2.高置タンク方式は、他の給水方式に比べ、給水圧力の変動が大きい。
  • 3.設置器具数が少ない場合には、管均等表を利用して管径を決定する方法もある。
  • 4.受水タンク、高置タンク等は、水を汚染するほこり等がタンク内に入らないよう据付け場所を考慮する。

正解:2

解説

考え方

高置タンク方式は、屋上などの高いタンクから重力で給水するため、水位(水の高さ)で圧力が決まり、給水圧力の変動は「小さい」のが特長です。選択肢2は「変動が大きい」としているので誤りです。変動が大きいのはポンプ直送方式などです。水道直結方式でピーク使用量を予想する、管均等表の利用、タンクへのほこり侵入防止という他の説明は正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.18

空調・衛生設備

給湯設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.給湯用循環ポンプは、給湯温度を一定に保持するために設ける。
  • 2.潜熱回収型給湯器は、排気ガスの潜熱を回収し給湯の予熱として利用することで、熱効率を向上させている。
  • 3.水中の気泡は、水温が高く圧力が高いほど発生しやすい。
  • 4.給湯設備で使われる安全装置には、逃がし弁、逃がし管等がある。

正解:3

解説

考え方

水中の気泡(空気の溶け込みが抜けて泡になる現象)は、水温が高いほど、また圧力が「低い」ほど発生しやすくなります。選択肢3は「圧力が高いほど発生しやすい」としているので誤りです。圧力が高いと空気は水に溶けやすく、圧力が下がると泡になって出てくる、と覚えましょう。循環ポンプで給湯温度を保つ、潜熱回収型の予熱利用、逃がし弁・逃がし管という安全装置は正しい説明です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.19

空調・衛生設備

排水・通気設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.管径50mmの排水横枝管の勾配は、1/50以上とする。
  • 2.排水ますの内のりは、ますの深さが深いほど大きくする。
  • 3.間接排水を受ける水受け容器には、トラップを設けない。
  • 4.排水槽の通気管の管径は、50mm以上とする。

正解:3

解説

考え方

間接排水を受ける水受け容器には、下水などからの臭気やねずみ・害虫の侵入を防ぐため、トラップ(排水トラップ)を設けます。選択肢3は「トラップを設けない」としており適当でないため、これが答えです。管径50mmの排水横枝管の勾配は1/50以上、排水ますの内のりは深さが深いほど大きくする、排水槽の通気管の管径は50mm以上という他の記述はいずれも正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.20

空調・衛生設備

排水・通気設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.通気立て管の下部は、最低位の排水横枝管より高い位置で排水立て管に接続する。
  • 2.各個通気方式は、誘導サイホン作用及び自己サイホン作用の防止に有効である。
  • 3.排水ますは、屋外排水管の直進距離が管径の120倍を超えない範囲で設ける。
  • 4.排水管に設ける通気管の最小管径は、30mmとする。

正解:1

解説

考え方

通気立て管の下部は、最低位の排水横枝管より「低い位置」で排水立て管に接続します。低い位置でつなぐことで系統全体の通気が確保できます。選択肢1は「高い位置で接続する」としているので誤りです。各個通気の防止効果、排水ますを直進120倍以内で設ける、通気管の最小管径30mmという他の説明は正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.21

空調・衛生設備

屋内消火栓設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.吸水管は、ポンプごとに専用とする。
  • 2.水源の水位がポンプより高い位置にある場合、吸水管には逆止め弁を設ける。
  • 3.加圧送水装置には、高架水槽、圧力水槽又はポンプを用いるものがある。
  • 4.消火栓は、防火対象物の階ごとに、その階の各部分からホース接続口までの水平距離が規定された長さ以内となるように設ける。

正解:2

解説

考え方

水源の水位がポンプより高い位置にある(呼び水が不要な)場合、吸水管には逆止め弁ではなく「仕切弁(止水弁)」などを設けます。逆止め弁を設けるのは水位がポンプより低くフート弁が必要な場合であり、この設問の条件では逆止め弁は不要なので選択肢2が誤りです。吸水管はポンプごとに専用、加圧送水装置の種類、消火栓の水平距離規定は正しい説明です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.22

空調・衛生設備

ガス設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.開放式ガス機器とは、燃焼用の空気を屋内から取り、燃焼排ガスを排気筒により屋外に排気する方式をいう。
  • 2.内容積が20L以上の液化石油ガス(LPG)容器は、原則として、通風の良い屋外に置く。
  • 3.液化石油ガス(LPG)は、常温・常圧では気体であるものに加圧等を行い液化させたものである。
  • 4.マイコンガスメーターは、供給圧力が0.2kPaを下回っていることを継続して検知した場合等に供給を遮断する機能をもつ。

正解:1

解説

考え方

選択肢1は「燃焼用空気を屋内から取り、排ガスを排気筒で屋外に出す方式」を開放式と説明していますが、これは半密閉式(自然排気式)の説明です。開放式は空気を屋内から取り、排ガスも屋内に出す方式なので誤りです。LPG容器20L以上は屋外設置、LPGは加圧で液化した気体、マイコンメーターの圧力低下遮断という他の説明は正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.23

空調・衛生設備

FRP製浄化槽の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.深く掘り過ぎて埋め戻すと、設置後不等沈下するおそれがある。
  • 2.槽本体の水平確認は、水準器や内壁に示されている水準目安線等で確認する。
  • 3.地下水位の高い場所に設置する場合は、浮上防止対策として、槽の周囲に山砂を入れ突き固め、水締めを行う。
  • 4.試運転は、浄化槽に水を流し、各槽の水位、流れの状況、ブロア等の稼動状況を確認し調整を行う。

正解:3

解説

考え方

地下水位の高い場所に浄化槽を設置する際の浮上防止は、槽の周囲に山砂を入れて水締めするだけでは不十分で、コンクリートで固定するなどの浮上防止金具・アンカーによる固定が必要です。選択肢3はこの対策として不十分なため誤りです。掘り過ぎ埋め戻しによる不等沈下、水準器での水平確認、試運転での各槽確認という他の説明は正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.24

機器・材料・設計図書

送風機に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.遠心送風機には、多翼送風機、後向き送風機等がある。
  • 2.斜流送風機は、風量・静圧とも遠心式と軸流式の中間に位置する。
  • 3.軸流送風機は、低圧力・小風量を扱うのに適している。
  • 4.遠心送風機には、片吸込みと両吸込みがある。

正解:3

解説

考え方

軸流送風機は、大きな風量を低い圧力で送るのに適した送風機です。選択肢3は「低圧力・小風量に適している」としていますが、正しくは「低圧力・大風量」なので誤りです。遠心送風機の多翼・後向き、斜流送風機が遠心と軸流の中間、遠心送風機の片吸込み・両吸込みという他の説明は正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.25

機器・材料・設計図書

水中モーターポンプに関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.汚物用水中モーターポンプは、浄化槽への流入水等、固形物も含んだ水を排出するためのポンプである。
  • 2.汚水や厨房排水のような浮遊物質を含む排水槽では、電極棒による自動運転とする。
  • 3.羽根車の種類は、一般的に、オープン形とクローズ形に分類される。
  • 4.水中モーターポンプの乾式は、水が内部に浸入しないよう空気又はその他の気体を充満密封したものである。

正解:2

解説

考え方

汚水や厨房排水のように浮遊物質を多く含む排水槽では、電極棒式の水位検知は浮遊物や油分が電極に付着して誤作動しやすいため、フロートスイッチなどを用います。選択肢2は「電極棒による自動運転とする」としているので誤りです。汚物用ポンプの用途、羽根車のオープン形・クローズ形、乾式の気体封入という他の説明は正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.26

機器・材料・設計図書

配管材料及び配管附属品に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.配管用炭素鋼鋼管(JIS)には黒管と白管があり、白管は、黒管に溶融亜鉛めっきを施したものである。
  • 2.水道用ステンレス鋼鋼管(JWWA)は、1MPa以下で使用され、SUS304とSUS316の2種類がある。
  • 3.硬質ポリ塩化ビニル管(JIS)のVU管は、VP管に比べて設計圧力が低い。
  • 4.定水位調整弁は、汚水槽や雑排水槽の水位を一定に保つ目的で使用する。

正解:4

解説

考え方

定水位調整弁は、受水タンクなどへの給水を一定水位に保つために使う弁で、上水(きれいな水)側で使うものです。選択肢4は「汚水槽や雑排水槽の水位を一定に保つ」としていますが用途が誤りです。白管は黒管に亜鉛めっき、ステンレス鋼管の種類、VU管はVP管より設計圧力が低いという他の説明は正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.27

機器・材料・設計図書

ダクト及びダクト附属品に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.防火ダンパーのケーシング及び可動羽根の板厚は、風量調節ダンパーと同じである。
  • 2.共板フランジ工法は、ダクト本体を成形加工してフランジにする。
  • 3.パンカルーバーは、球面の一部にノズル形の吹出口を設けたもので、気流を自由な方向に吹き出すことができる。
  • 4.スパイラルダクトの接続には、差込み継手又はフランジ継手を用いる。

正解:1

解説

考え方

防火ダンパーは火災時に炎や煙を遮る役割があるため、そのケーシングや可動羽根の板厚は一般の風量調節ダンパーより「厚く」規定されています。選択肢1は「同じである」としているので誤りです。共板フランジ工法の成形、パンカルーバーの吹出方向調整、スパイラルダクトの差込み・フランジ継手という他の説明は正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.28

機器・材料・設計図書

「設備機器」と、その仕様として設計図書に「記載する項目」の組合せのうち、適当でないものはどれか。

  • 1.ユニット形空気調和機 ─── 機外静圧
  • 2.給湯用循環ポンプ ─── 循環水量
  • 3.排水用水中モーターポンプ ─── 口径
  • 4.送風機 ─── 初期抵抗

正解:4

解説

考え方

送風機の仕様として設計図書に記載するのは風量や静圧などであり、「初期抵抗」は空気清浄装置(フィルター)で記載する項目です。よって選択肢4の組合せが適当でありません。空気調和機の機外静圧、循環ポンプの循環水量、排水ポンプの口径という他の組合せは正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.29

設備施工

建設工事における施工計画等に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.材料及び機器は、資材一覧表を作成し、発注、納期及び製品検査の日程を計画する。
  • 2.着工前の業務には、工事組織の編成、総合工程表の作成等がある。
  • 3.仮設に使用する機材は、新品でなくてもよい。
  • 4.工事に必要となる官公署への届出や申請は、工事完成時に提出できるように計画する。

正解:4

解説

考え方

官公署への届出や申請は、工事完成時ではなく、それぞれ定められた期限までに(着工前など早めに)提出するよう計画します。選択肢4は「工事完成時に提出できるように計画する」としているので誤りです。資材一覧表による日程計画、着工前の組織編成と総合工程表作成、仮設機材は新品でなくてよいという他の説明は正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.30

設備施工

下図に示すネットワーク工程表に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 ただし、図中のイベント間のA~Hは作業内容、日数は作業日数を表す。

No.30の図
  • 1.クリティカルパスは3本で、所要日数は15日である。
  • 2.作業Eの所要日数を1日短縮できると、全体の所要日数も1日短縮することができる。
  • 3.作業D、Eは作業Gが開始される前に終了していなければならない。
  • 4.②-③間や④-⑤間のような作業の相互関係だけを示す点線矢印をダミーという。

正解:2

解説

考え方

ネットワーク工程表では、クリティカルパス(最も日数のかかる経路)上の作業を短縮しないと全体日数は縮まりません。作業Eがクリティカルパス上にない場合、Eを1日短縮しても全体日数は変わらないため、選択肢2は適当でありません。クリティカルパスが3本で15日、D・EはGの前に終わる必要、点線矢印がダミーという他の説明は図の通り正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.31

設備施工

次の確認項目のうち、抜取検査を行うものとして、適当でないものはどれか。

  • 1.埋設排水管の勾配
  • 2.防火ダンパー用温度ヒューズの作動試験
  • 3.ダクトの吊り間隔
  • 4.コンクリートの強度試験

正解:1

解説

考え方

抜取検査は、一部を抜き取って調べても全体の品質を推定できる項目に用います。埋設排水管の勾配は不良があると排水不良に直結し、一つひとつ確認すべき重要項目なので全数検査が原則で、抜取検査には向きません。よって選択肢1が適当でありません。温度ヒューズの作動試験、ダクトの吊り間隔、コンクリート強度試験は抜取検査で確認できる項目です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.32

設備施工

建設工事における安全管理に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.高さが2mの箇所で作業を行う場合、墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、作業床を設け、作業床の端、開口部等には囲い、手すり、覆い等を設ける。
  • 2.事業者は、足場の組立ての作業に労働者をつかせるときは、当該業務に関する安全又は衛生のための特別の教育を行う。
  • 3.熱中症予防のため屋外朝礼広場のWBGT値を確認したときは、作業場所での確認は必要ない。
  • 4.通風が不十分な場所でアルゴン等を使用して行う溶接の作業に労働者を従事させるときは、作業場所の空気中の酸素濃度を18%以上に保つように換気するか空気呼吸器等を使用させる。

正解:3

解説

考え方

WBGT値(暑さ指数)は作業場所ごとに環境が異なるため、朝礼広場で確認しても、実際の作業場所でも確認する必要があります。選択肢3は「作業場所での確認は必要ない」としているので誤りです。高さ2mの墜落防止措置、足場組立ての特別教育、酸素濃度18%以上の換気という他の説明は正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.33

設備施工

機器の据付けに関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.空気調和機の基礎の高さは、ドレン管の排水トラップの深さが確保できるように150mm程度とする。
  • 2.飲料用給水タンクは、タンク底部から設置床までの距離を300mm確保して据え付ける。
  • 3.排水用水中モーターポンプは、ピットの壁から200mm程度離して設置する。
  • 4.ボイラー室内の燃料タンクに液体燃料を貯蔵する場合、当該燃料タンクからボイラーの外側までの距離は、原則として、2m以上とする。

正解:2

解説

考え方

飲料用給水タンクは、周囲や底部の点検・清掃ができるよう、タンク底部から設置床までの距離を「600mm以上」確保します。選択肢2は「300mm」としているので誤りです。周囲や上部は600mm、側面も一定距離を空けるのが原則です。空調機基礎150mm程度、水中ポンプは壁から200mm程度、燃料タンクからボイラー外側まで2m以上という他の説明は正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.34

設備施工

配管及び配管附属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.私道内の車両通路では、給水管の埋設深さを600mm以上とする。
  • 2.冷媒管は、配管完了後、冷媒の充填を行う前に気密試験及び真空脱気を行う。
  • 3.通気管は、排水横枝管の上部から、垂直ないし45°以内の角度で取り出す。
  • 4.飲料用給水タンクに設ける間接排水管の排水口空間は、最小100mmとする。

正解:4

解説

考え方

飲料用給水タンクに設ける間接排水管の排水口空間は、水の逆流による汚染を防ぐため「最小150mm」確保します。選択肢4は「最小100mm」としているので誤りです。車両通路での埋設深さ600mm以上、冷媒管の気密試験・真空脱気、通気管を横枝管上部から45°以内で取り出すという他の説明は正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.35

設備施工

ダクト及びダクト附属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.ダクトに設けるリブ補強は、ダクトの変形や騒音及び振動の発生を防止するために設ける。
  • 2.外壁を貫通するダクトとスリーブとの隙間は、バックアップ材等を充填し、シーリング材にて水密を確保する。
  • 3.共板フランジ工法ダクトとアングルフランジ工法ダクトでは、横走りダクトの許容最大吊り間隔は同じである。
  • 4.厨房の排気ダクトには、ダクト内の点検ができるように点検口等を設ける。

正解:3

解説

考え方

共板フランジ工法ダクトはアングルフランジ工法に比べて強度が劣るため、横走りダクトの許容最大吊り間隔は「短く(狭く)」する必要があります。選択肢3は「同じである」としているので誤りです。リブ補強による変形・騒音防止、外壁貫通部のシーリング水密、厨房排気ダクトの点検口という他の説明は正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.36

設備施工

保温及び塗装に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.グラスウール保温材は、ポリスチレンフォーム保温材に比べて、防湿性が優れている。
  • 2.シートタイプの合成樹脂製カバーの固定は、専用のピンを使用する。
  • 3.配管用炭素鋼鋼管(白)の下塗り塗料は、変性エポキシ樹脂プライマーを使用する。
  • 4.露出配管の上塗り塗料は、合成樹脂調合ペイント等を使用する。

正解:1

解説

考え方

グラスウール保温材はガラス繊維の集まりで隙間が多く吸湿しやすいため、防湿性はポリスチレンフォームに比べて「劣り」ます。選択肢1は「防湿性が優れている」としているので誤りです。合成樹脂製カバーの専用ピン固定、白管下塗りの変性エポキシ樹脂プライマー、露出配管上塗りの合成樹脂調合ペイントという他の説明は正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.37

設備施工

多翼送風機の試運転調整に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.瞬時運転し、回転方向を確認する。
  • 2.風量調整は、風量調整ダンパーが全開となっていることを確認してから開始する。
  • 3.風量は、過電流に注意しながら規定風量に調整する。
  • 4.Vベルトは、指で押したときベルトの厚さ程度たわむことを確認する。

正解:2

解説

考え方

多翼送風機の試運転では、風量調整ダンパーを「全閉(絞った状態)」から始め、徐々に開けながら過電流に注意して規定風量に合わせます。全開のまま起動すると始動電流が過大になり過負荷のおそれがあるため、選択肢2の「全開を確認してから開始」は誤りです。瞬時運転で回転方向確認、過電流に注意した風量調整、Vベルトのたわみ確認という他の説明は正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.38

設備施工

試運転調整に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.渦巻ポンプは、機器及び配管系統のエア抜きをした後に行う。
  • 2.高置タンク方式の給水設備では、高置タンクに最も近い水栓で残留塩素の測定を行う。
  • 3.揚水ポンプは、水位による発停や警報の発報を確認する。
  • 4.屋外騒音の測定は、冷却塔等の騒音の発生源となる機器を運転して、敷地境界線上で行う。

正解:2

解説

考え方

残留塩素は、水が末端まで行き渡って塩素が消費された最も不利な地点で測定するため、高置タンク方式では高置タンクから「最も遠い(末端の)」水栓で測定します。選択肢2は「最も近い水栓」としているので誤りです。渦巻ポンプのエア抜き後の運転、揚水ポンプの発停・警報確認、敷地境界線上での屋外騒音測定という他の説明は正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.39

法規

建設工事現場における作業のうち、「労働安全衛生法」上、作業主任者を選任すべき作業に該当しないものはどれか。

  • 1.つり上げ荷重が1トン未満の移動式クレーンの玉掛けの作業
  • 2.アセチレン溶接装置又はガス集合溶接装置を用いて行う金属の溶接、溶断又は加熱の作業
  • 3.ボイラー(小型ボイラーを除く。)の取扱いの作業
  • 4.掘削面の高さが2m以上となる地山の掘削(ずい道及びたて坑以外の坑の掘削を除く。)の作業

正解:1

解説

考え方

玉掛け作業で作業主任者の選任が必要になるのは対象のクレーンに関する規定によりますが、つり上げ荷重1トン未満の移動式クレーンの玉掛け作業は作業主任者の選任対象ではありません(技能講習や特別教育の対象です)。よって選択肢1が該当します。アセチレン溶接装置の作業、ボイラー取扱い作業、掘削面2m以上の地山掘削はいずれも作業主任者を選任すべき作業です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.40

法規

労働条件に関する記述のうち、「労働基準法」上、誤っているものはどれか。 ただし、労働組合等との協定等による別の定めがある場合を除く。

  • 1.使用者から明示された労働条件が事実と相違する場合においては、労働者は、即時に労働契約を解除することができる。
  • 2.使用者は、労働者に、休憩時間を自由に利用させなければならない。
  • 3.使用者は、労働者に、休憩時間を一斉に与えなければならない。
  • 4.使用者は、労働者に、休憩時間を除き1日について6時間を超えて、労働させてはならない。

正解:4

解説

考え方

労働基準法では、休憩時間を除き1日8時間・週40時間を超えて労働させてはならないと定めています。選択肢4は「6時間を超えて労働させてはならない」としており、数字が誤りです。労働条件相違時の即時契約解除、休憩時間の自由利用、休憩の一斉付与という他の説明は正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.41

法規

建築物の用語に関する記述のうち、「建築基準法」上、誤っているものはどれか。

  • 1.工場は、特殊建築物である。
  • 2.階段は、構造耐力上主要な部分である。
  • 3.建築物に設ける昇降機は、建築設備である。
  • 4.屋根は、主要構造部である。

正解:2

解説

考え方

建築基準法上、構造耐力上主要な部分は基礎・柱・梁・壁・床・屋根・斜材などで、階段はこれに含まれません。選択肢2は「階段は構造耐力上主要な部分である」としているので誤りです。工場が特殊建築物、昇降機が建築設備、屋根が主要構造部という他の説明は正しい内容です。主要構造部と構造耐力上主要な部分は別の区分である点に注意しましょう。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.42

法規

次の項目のうち、「建築基準法」上、建築物の居室に設ける中央管理方式の空気調和設備の性能として、定められていないものはどれか。

  • 1.温度
  • 2.浮遊粉じんの量
  • 3.炭酸ガスの含有率
  • 4.酸素の含有率

正解:4

解説

考え方

建築基準法で中央管理方式の空気調和設備に定められている性能は、温度・湿度・浮遊粉じん量・一酸化炭素の含有率・炭酸ガス(二酸化炭素)の含有率・気流です。酸素の含有率は定められていないため、選択肢4が該当します。温度・浮遊粉じんの量・炭酸ガスの含有率はいずれも定められた項目です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.43

法規

「建設業法」の用語に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

  • 1.「建設業」とは、建設工事の完成を請け負う営業をいい、元請、下請その他いかなる名義をもってするかは問わない。
  • 2.「発注者」とは、建設工事の注文者のうち、他の者から請け負った建設工事の注文者を除いた者をいう。
  • 3.「元請負人」とは、下請契約における注文者をいい、建設業者であるものに限らない。
  • 4.水道施設工事は、「建設工事」に含まれる。

正解:3

解説

考え方

建設業法上の「元請負人」とは、下請契約における注文者であって「建設業者であるもの」をいいます。選択肢3は「建設業者であるものに限らない」としているので誤りです。建設業の定義、発注者の定義、水道施設工事が建設工事に含まれるという他の説明は正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.44

法規

請負契約書に記載しなければならない事項に関する記述のうち、「建設業法」上、定められていないものはどれか。

  • 1.請負代金の額
  • 2.工事着手の時期及び工事完成の時期
  • 3.工事の施工により第三者が損害を受けた場合における賠償金の負担に関する定め
  • 4.下請契約を行うときは、下請負人の名称

正解:4

解説

考え方

建設業法で請負契約書に記載しなければならない事項には、請負代金の額、工事の着手・完成の時期、第三者への損害賠償の負担などがあります。一方「下請負人の名称」は法で定められた記載事項ではないため、選択肢4が該当します。他の3つは定められた記載事項です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.45

法規

危険物に関する記述のうち、「消防法」上、誤っているものはどれか。

  • 1.屋内タンク貯蔵所には、見やすい箇所に屋内タンク貯蔵所である旨を表示した標識を設ける。
  • 2.危険物を貯蔵し、又は取り扱う屋内タンクは、平家建の建築物に設けられたタンク専用室に設置する。
  • 3.指定数量以上の危険物は、原則として、貯蔵所以外の場所でこれを貯蔵してはならない。
  • 4.品名又は指定数量を異にする二以上の危険物を同一の場所で貯蔵する場合、それぞれの危険物が指定数量未満であれば指定数量以上の貯蔵所とはならない。

正解:4

解説

考え方

複数の危険物を同一の場所で貯蔵する場合、それぞれの数量を指定数量で割った値の合計が1以上になれば、全体として指定数量以上として規制されます。個々が指定数量未満でも合算で判断するため、選択肢4の「それぞれ指定数量未満であれば貯蔵所とはならない」は誤りです。標識の表示、平家建タンク専用室、指定数量以上は貯蔵所以外で貯蔵禁止という他の説明は正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.46

法規

騒音の規制に関する記述のうち、「騒音規制法」上、誤っているものはどれか。

  • 1.特定建設作業とは、建設工事として行われる作業のうち、特定建設業者が行う作業をいう。
  • 2.指定地域とは、特定工場等において発生する騒音及び特定建設作業に伴って発生する騒音について規制する地域として指定された地域をいう。
  • 3.指定地域内において特定建設作業を伴う建設工事を施工しようとする者は、当該特定建設作業の開始の日の7日前までに、届け出なければならない。
  • 4.指定地域内における特定建設作業の実施の届出の事項には、騒音の防止の方法が含まれる。

正解:1

解説

考え方

騒音規制法の「特定建設作業」とは、建設工事として行われる作業のうち、著しい騒音を発生する政令で定めた作業をいい、誰が行うか(特定建設業者かどうか)は関係ありません。選択肢1は「特定建設業者が行う作業」としているので誤りです。指定地域の定義、開始7日前までの届出、届出事項に騒音防止方法が含まれるという他の説明は正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.47

法規

建築物に係る建設工事のうち、「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」上、特定建設資材廃棄物をその種類ごとに分別しつつ施工しなければならない工事に該当しないものはどれか。 ただし、都道府県が条例で、適用すべき建設工事の規模に関する基準を定めた区域を除く。

  • 1.模様替工事で請負代金の額が1億円であるもの
  • 2.新築工事で床面積の合計が500㎡であるもの
  • 3.増築工事で増築部分の床面積の合計が500㎡であるもの
  • 4.解体工事で解体部分の床面積の合計が50㎡であるもの

正解:4

解説

考え方

建設リサイクル法で分別解体等が義務づけられるのは、解体工事なら床面積の合計80㎡以上です。選択肢4は「解体部分50㎡」で基準に届かないため、義務の対象に該当しません。模様替(リフォーム)1億円以上、新築500㎡以上、増築500㎡以上はいずれも規模基準を満たし対象となります。工事の種類ごとに基準となる数字が違う点に注意しましょう。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.48

法規

廃棄物の処理に関する記述のうち、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」上、誤っているものはどれか。

  • 1.事業者は、その事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任において適正に処理しなければならない。
  • 2.事業者は、その産業廃棄物(特別管理産業廃棄物を除く。)が運搬されるまでの間、産業廃棄物保管基準に従い、生活環境の保全上支障のないようにこれを保管しなければならない。
  • 3.建設工事の元請業者が、当該工事において発生させた産業廃棄物を自ら処理施設へ運搬する場合は、産業廃棄物収集運搬業の許可を受けなければならない。
  • 4.産業廃棄物管理票交付者は、管理票の写しの送付を受けたときは、当該運搬又は処分が終了したことを当該管理票の写しにより確認しなければならない。

正解:3

解説

考え方

建設工事の元請業者が、自ら発生させた産業廃棄物を自分で処理施設へ運搬する場合は、排出事業者本人による運搬なので産業廃棄物収集運搬業の許可は不要です。選択肢3は「許可を受けなければならない」としているので誤りです。事業者の適正処理責任、保管基準に従った保管、管理票による処理終了確認という他の説明は正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.49

施工管理法(基礎的能力)

工程管理に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。

  • 1.タクト工程表は、同一の作業内容が繰り返し行われる場合に適している。
  • 2.ガントチャート工程表は、バーチャート工程表に比べて必要な作業日数が把握しやすい。
  • 3.工程計画の立案では、天候や季節、地域の行事等の作業不可能日数も考慮する。
  • 4.ネットワーク工程表は、工事途中での工事内容の変更に対応しにくい。

正解:2・4

この問題は正解を2つとも選ぶ必要があります。

解説

考え方

この設問は適当でないものを二つ選びます。ガントチャート工程表は各作業の進捗率は分かりやすい反面、作業の日程(いつ始まりいつ終わるか)や必要日数は把握しにくいので、選択肢2は誤りです。ネットワーク工程表は作業の関連が明確で、途中の変更にも対応しやすいのが利点なので、「対応しにくい」とする選択肢4も誤りです。タクト工程表が繰返し作業向き、作業不可能日数を考慮するという他の説明は正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2・4

No.50

施工管理法(基礎的能力)

機器の据付けに関する記述のうち、適当でないものはどれか。 適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。

  • 1.フート弁からのポンプの吸込管は、ポンプに向かって下がり勾配となるよう据え付ける。
  • 2.空冷ヒートポンプパッケージ形空気調和機の屋外機を設置する際には、霜取りの排水を考慮する。
  • 3.排水用水中モーターポンプの据付け位置は、排水流入口の真下付近とする。
  • 4.吸収冷温水機は、据付け後に工場出荷時の気密が保持されているか確認する。

正解:1・3

この問題は正解を2つとも選ぶ必要があります。

解説

考え方

この設問は適当でないものを二つ選びます。フート弁からの吸込管は、途中に空気だまりができないよう、ポンプに向かって「上がり勾配」で据え付けます。選択肢1は「下がり勾配」としているので誤りです。また排水用水中モーターポンプは、流入水が直接当たると乱れるため流入口の真下は避けて設置します。選択肢3も誤りです。屋外機の霜取り排水考慮、吸収冷温水機の気密確認という他の説明は正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1・3

No.51

施工管理法(基礎的能力)

配管及び配管附属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。

  • 1.水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管のねじ接合では、配管切断後にライニング部の面取りを行う。
  • 2.硬質ポリ塩化ビニル管の接着接合では、テーパ形状の受口内面のみに接着剤を塗布する。
  • 3.汚水槽の通気管は、その他の排水系統の通気立て管を介して大気に開放する。
  • 4.冷媒用断熱材被覆銅管は、断熱材の厚みが減少しないよう支持部に保護プレートを設ける。

正解:2・3

この問題は正解を2つとも選ぶ必要があります。

解説

考え方

この設問は適当でないものを二つ選びます。硬質ポリ塩化ビニル管の接着接合では、受口の内面だけでなく差込む管(差口)の外面にも接着剤を塗布します。選択肢2は「受口内面のみ」としているので誤りです。また汚水槽の通気管は、汚れた空気が逆流しないよう他の排水系統の通気立て管に接続せず、単独で大気に開放します。選択肢3も誤りです。ライニング鋼管の面取り、冷媒管支持部の保護プレートという他の説明は正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2・3

No.52

施工管理法(基礎的能力)

ダクト及びダクト附属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。

  • 1.共板フランジ工法ダクトの接続は、フランジ押さえ金具のみで行い、ボルト・ナットを使用しない。
  • 2.外壁の延焼のおそれのある部分の給・排気口には、防火覆い又は防火ダンパーを設ける。
  • 3.吹出口の配置は、吹出し空気の拡散半径や到達距離等を考慮し決定する。
  • 4.送風機の吐出し口直後のダクトを曲げる場合は、羽根の回転方向と逆方向とする。

正解:1・4

この問題は正解を2つとも選ぶ必要があります。

解説

考え方

この設問は適当でないものを二つ選びます。共板フランジ工法ダクトの接続は、フランジ押さえ金具だけでなく四隅などをボルト・ナットでも締結して接続します。選択肢1は「押さえ金具のみでボルト・ナットを使用しない」としているので誤りです。また送風機の吐出し口直後でダクトを曲げるときは、羽根の回転方向と「同じ方向」に曲げると気流が乱れにくく抵抗が小さくなります。選択肢4は「逆方向とする」としているので誤りです。延焼のおそれのある部分の防火ダンパー、吹出口の拡散半径・到達距離の考慮という他の説明は正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1・4

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掲載している試験問題は、一般財団法人 全国建設研修センターが実施・公表した過去問題を使用しています。図・写真は表示用に一部トリミング等の加工をしています。解説は当サイトが独自に作成したものです。