令和6年度後期 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定の問題と解説【全52問】
全問題を正答・解説付きで掲載しています。
この試験は選択解答制です(全52問中40問を解答)。No.1〜6は必須、No.7〜23から9問、No.24〜28は必須、No.29〜38から8問、No.39〜48から8問、No.49〜52は必須(基礎的能力問題・各問とも正解を2つ選ぶ)で解答します。
この試験回をクイズ形式で解く →No.1
一般基礎(機械工学等)空気環境に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.室内空気の汚染度を示す指標の一つには、浮遊物質(SS)がある。
- 2.空気齢とは、外気が室内に導入されてからある地点に到達するまでの平均時間をいう。
- 3.大気中における二酸化炭素濃度は、季節変動を繰り返しながら経年的に増加傾向にある。
- 4.一酸化炭素は、無色無臭であるが、人体に有害である。
正解:1
解説
考え方
室内空気の汚染度を示す代表的な指標は二酸化炭素(CO2)や浮遊粉じんであり、浮遊物質(SS)は水質の汚れを表す指標なので、選択肢1は誤りです。空気齢(外気が入ってからその地点に届くまでの平均時間)の説明、大気中CO2が増加傾向にあること、一酸化炭素が無色無臭で有害であることはいずれも正しい記述です。したがって適当でないものは1です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.2
一般基礎(機械工学等)水平管中の流体について、全圧、静圧及び動圧の関係を表す式として、適当なものはどれか。 ただし、Pt:全圧(Pa)、Ps:静圧(Pa)、ρ:流体の密度(kg/m³)、v:流速(m/s)とする。
- 1.Pt = Ps + ρv
- 2.Ps = Pt + ρv
- 3.Pt = Ps + ρv²/2
- 4.Ps = Pt + ρv²/2
正解:3
解説
考え方
流体では全圧Ptは静圧Psと動圧の和で表され、動圧は運動エネルギーに相当する ρv²/2 で与えられます。よって Pt = Ps + ρv²/2 が正しく、選択肢3が正解です。動圧が ρv(vの1乗)となっている1・2や、全圧と静圧の関係が逆になっている4は誤りです。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.3
一般基礎(機械工学等)固体、液体及び気体の相変化に関する下図で、 A 及び B に当てはまる用語の組合せとして、適当なものはどれか。

- 1.凝固 ―――― 昇華
- 2.凝固 ―――― 膨張
- 3.融解 ―――― 昇華
- 4.融解 ―――― 膨張
正解:1
解説
考え方
液体から固体への変化(凝固)がA、固体から気体へ直接変化する現象(昇華)がBにあたるので、組合せは「凝固――昇華」で選択肢1が正解です。融解は固体から液体への変化、膨張は相変化ではなく体積変化なので、他の選択肢は当てはまりません。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.4
一般基礎(機械工学等)湿り空気に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.湿り空気を加熱すると、その絶対湿度は下がる。
- 2.絶対湿度は、湿り空気中の乾き空気1kgに対する水蒸気の質量で示す。
- 3.飽和湿り空気の乾球温度と湿球温度は等しい。
- 4.飽和湿り空気の相対湿度は100%である。
正解:1
解説
考え方
絶対湿度は乾き空気1kgあたりに含まれる水蒸気の質量で、加熱しても水蒸気の量そのものは変わらないため絶対湿度は下がりません(変化するのは相対湿度です)。したがって選択肢1が誤りです。飽和湿り空気では乾球温度と湿球温度が等しく、相対湿度は100%になるので、これらは正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.5
一般基礎(機械工学等)電気設備における、合成樹脂製可とう電線管(PF管)を金属管と比較した場合の長所として、適当でないものはどれか。
- 1.曲げやすい。
- 2.錆びない。
- 3.熱に強い。
- 4.非磁性体である。
正解:3
解説
考え方
PF管は合成樹脂(プラスチック)製なので、金属管に比べて熱に弱いのが特徴です。したがって「熱に強い」とする選択肢3が長所として適当ではなく誤りです。曲げやすい、錆びない、非磁性体であるといった点は樹脂管の長所として正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.6
一般基礎(機械工学等)コンクリートに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.コンクリートは、スランプの値が小さいほど流動性は高くなる。
- 2.コンクリートは、アルカリ性のため、コンクリート中の鉄筋はさびにくい。
- 3.コンクリートに破壊以下の一定の応力をかけ続けることで、時間の増加とともにひずみが増大する現象をクリープという。
- 4.コンクリートの圧縮強度は、引張強度より大きい。
正解:1
解説
考え方
スランプはコンクリートの軟らかさを表し、値が大きいほど流動性が高くなります。選択肢1は「小さいほど流動性が高い」と逆になっているので誤りです。コンクリートがアルカリ性で鉄筋が錆びにくいこと、クリープの説明、圧縮強度が引張強度より大きいことはいずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.7
空調・衛生設備空気調和設備の計画に関する記述のうち、省エネルギーの観点から、適当でないものはどれか。
- 1.外気の取入れに全熱交換器を採用する。
- 2.高効率の機器を採用する。
- 3.熱源機器を複数台に分割する。
- 4.暖房時に外気導入量を多くする。
正解:4
解説
考え方
外気を多く取り入れると、その分だけ外気を冷やしたり温めたりするエネルギーが余計に必要になります。暖房時に外気導入量を多くするのは省エネに逆行するので、選択肢4が適当でありません。全熱交換器の採用、高効率機器、熱源の複数台分割はいずれも省エネに有効な計画です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.8
空調・衛生設備下図に示す冷房時の湿り空気線図のc点に対応する空気調和システム図中の位置として、適当なものはどれか。

- 1.①
- 2.②
- 3.③
- 4.④
正解:2
解説
考え方
湿り空気線図のc点は、室内空気と外気が混合したあとコイルで冷却・除湿された状態にあたり、空調システム図では冷却コイルの直後の位置②に対応します。給気の温湿度が処理された地点を線図と系統図で対応づける問題で、正解は②の選択肢2です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.9
空調・衛生設備冷房時の熱負荷に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.ガラス面日射負荷は、日影の場合も考慮する。
- 2.日射負荷には、顕熱と潜熱がある。
- 3.照明器具による熱負荷は、顕熱のみである。
- 4.人体や事務機器からの熱負荷は、室内負荷として考慮する。
正解:2
解説
考え方
日射(太陽からの放射)による熱負荷は温度上昇に関わる顕熱だけで、水蒸気による潜熱は含みません。したがって「顕熱と潜熱がある」とする選択肢2が誤りです。ガラス面日射負荷は日影も考慮すること、照明器具の負荷が顕熱のみであること、人体や事務機器を室内負荷とすることは正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.10
空調・衛生設備エアフィルターの「種類」と「主な用途」の組合せのうち、適当でないものはどれか。
- 1.自動巻取形 ―――――――― 厨房排気
- 2.粗じん用エアフィルター ―――― 外気用
- 3.電気集じん器 ―――――――― 一般空調用
- 4.活性炭フィルター ―――――― 有害ガス除去
正解:1
解説
考え方
厨房排気には油分を多く含むため、専用のグリスフィルターを用います。自動巻取形フィルターは一般空調の外気処理などに使うもので、厨房排気には適さないので選択肢1が誤りです。粗じん用を外気用に、電気集じん器を一般空調用に、活性炭フィルターを有害ガス除去に使う組合せは正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.11
空調・衛生設備吸収冷温水機に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.冷媒は水なので、フロン系の冷媒は使用していない。
- 2.木質ペレットを燃料として使用する機種もある。
- 3.立ち上がり時間は、一般的に、圧縮式冷凍機に比べて長い。
- 4.電力消費量は、遠心冷凍機に比べて大きい。
正解:4
解説
考え方
吸収冷温水機は熱(燃料の燃焼など)で運転する方式で、圧縮機を電動で回す遠心冷凍機に比べて電力消費量はむしろ小さくなります。したがって「電力消費量が大きい」とする選択肢4が誤りです。冷媒に水を使うこと、木質ペレット燃料の機種があること、立ち上がりが圧縮式より長いことは正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.12
空調・衛生設備パッケージ形空気調和機に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.マルチパッケージ形空気調和機には、屋外機の圧縮機をガスエンジンで駆動するものがある。
- 2.マルチパッケージ形空気調和機は、同一冷媒配管系統の屋内機ごとに冷房と暖房が自由に選択できるものがある。
- 3.マルチパッケージ形空調機方式は、中央熱源方式に比べて機械室面積等が広く必要となる。
- 4.パッケージ形空気調和機は、冷媒配管の長さに制限がある。
正解:3
解説
考え方
パッケージ形空調方式は熱源を各機器に分散させるため、大きな機械室や大規模な配管スペースを必要とせず、中央熱源方式に比べて機械室面積は小さくて済みます。したがって「広く必要となる」とする選択肢3が誤りです。ガスエンジン駆動や冷暖房自由選択、冷媒配管長の制限は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.13
空調・衛生設備換気に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.温度差を利用する自然換気方式では、換気対象室の高い位置に排気口を設ける。
- 2.無窓の居室の換気は、第一種機械換気方式とする。
- 3.第二種機械換気方式は、排気口を設けない。
- 4.便所の換気は、臭気の拡散防止のため第三種機械換気方式とし室内を負圧とする。
正解:3
解説
考え方
第二種機械換気は給気のみを機械で行い室内を正圧に保つ方式ですが、入った空気を出すための排気口は必要です。したがって「排気口を設けない」とする選択肢3が誤りです。温度差利用の自然換気で排気口を高い位置に設けること、無窓居室を第一種とすること、便所を第三種で負圧にすることは正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.14
空調・衛生設備換気の「対象となる室」と「主な目的」の組合せのうち、適当でないものはどれか。
- 1.居室 ――――――― 室内空気の浄化
- 2.ボイラー室 ――――――― 酸素供給
- 3.電気室 ――――――― 湿気の排除
- 4.車庫 ――――――― 有害ガスの排除
正解:3
解説
考え方
電気室の換気の主な目的は、機器の発熱を排除して温度上昇を防ぐことであり、湿気の排除ではありません。したがって選択肢3の組合せが適当でありません。居室の空気浄化、ボイラー室の酸素供給(燃焼用空気の確保)、車庫の有害ガス排除は正しい組合せです。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.15
空調・衛生設備上水道に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.水道水の消毒薬には、次亜塩素酸ナトリウム等が使用される。
- 2.遊離残留塩素より結合残留塩素の方が、殺菌力が高い。
- 3.水道水の水質基準のうち、pH値は、5.8以上8.6以下とされている。
- 4.「消防法」に規定する有効容量が10m³を超える消防用水槽であって、全く飲用に供されることのないものは、簡易専用水道に該当しない。
正解:2
解説
考え方
遊離残留塩素(次亜塩素酸など)は、結合残留塩素(クロラミン)よりも殺菌力が高いです。選択肢2は高低が逆なので誤りです。消毒に次亜塩素酸ナトリウムを使うこと、水質基準のpH5.8以上8.6以下、消防用水槽が簡易専用水道に該当しないことは正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.16
空調・衛生設備下水道に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.管きょのますは、管きょの長さがその内径又は内のり幅の200倍を超えない範囲内に設ける。
- 2.汚水ますのマンホールは、密閉することができるふたを設ける。
- 3.公共下水道に流入させるための建物敷地内の排水管の土被りは、原則として20cm以上とする。
- 4.敷地からの下水は、排水設備を通じて公共下水道に排除される。
正解:1
解説
考え方
下水道の管きょのますは、掃除や点検のため管の長さが内径(内のり幅)の120倍を超えない範囲に設けるのが基準です。選択肢1は「200倍」としているので誤りです。汚水ますに密閉ふたを設けること、排水管の土被り原則20cm以上、排水設備を通じて公共下水道へ排除することは正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.17
空調・衛生設備給水設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.受水タンクのオーバーフロー管の管端は、間接排水とする。
- 2.高置タンク方式は、他の給水方式に比べ、給水圧力の変動が大きくなる。
- 3.水道直結増圧方式は、高置タンク方式に比べ、一般的に、ポンプの吐出し量が大きくなる。
- 4.クロスコネクションとは、飲料水系統とその他の系統が、配管・装置により直接接続されることをいう。
正解:2
解説
考え方
高置タンク方式は屋上のタンクの高さで水圧を得るため、給水圧力は安定していて変動が小さいのが特長です。したがって「変動が大きくなる」とする選択肢2が誤りです。オーバーフロー管を間接排水とすること、直結増圧方式でポンプ吐出し量が大きくなること、クロスコネクションの説明は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.18
空調・衛生設備給湯設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.潜熱回収型給湯器には、潜熱回収時の凝縮水を中和処理する装置が組み込まれている。
- 2.中央給湯方式の膨張タンクは、装置内の圧力が水の膨張により異常に上昇しないように設ける。
- 3.給湯管に使用される架橋ポリエチレン管の線膨張係数は、ステンレス鋼鋼管の線膨張係数に比べて小さい。
- 4.給湯温度は、貯湯タンク内での湯温が60℃以上を維持できるようにする。
正解:3
解説
考え方
架橋ポリエチレン管は樹脂管で、温度による伸び縮み(線膨張係数)が金属のステンレス鋼鋼管よりずっと大きいです。選択肢3は「小さい」としているので誤りです。潜熱回収型の凝縮水中和装置、膨張タンクの役割、貯湯温度60℃以上の維持はいずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.19
空調・衛生設備排水・通気設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.通気管の最小管径は、25mmとする。
- 2.トラップは、封水により、排水管からの下水ガス等の室内への浸入を防止する。
- 3.飲料用タンクの間接排水管の排水口空間は、排水管の管径によらず、最小150mmとする。
- 4.横走排水管に設ける掃除口の取付け間隔は、管径が100mm以下の場合は15m以内、100mmを超える場合は30m以内が望ましい。
正解:1
解説
考え方
通気管の最小管径は30mmとされており、選択肢1の「25mm」は誤りです。トラップの封水で下水ガスの侵入を防ぐこと、飲料用タンクの排水口空間を最小150mmとすること、掃除口の取付け間隔(100mm以下で15m以内、超える場合30m以内)は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.20
空調・衛生設備排水・通気設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.トラップは、サイホン式と非サイホン式に大別される。
- 2.建物内の排水方式における分流式とは、汚水と雑排水を別の排水系統とすることである。
- 3.通気横走り管は、管内の水滴が自然流下によって排水管に流れるように勾配をつける。
- 4.通気立て管の下部は、最低位の排水横枝管より高い位置で排水立て管に接続する。
正解:4
解説
考え方
通気立て管の下部は、最も低い位置の排水横枝管より低い位置で排水立て管に接続するのが正しく、選択肢4は「高い位置で」としているので誤りです。トラップのサイホン式・非サイホン式の区分、分流式の説明、通気横走り管に勾配をつけることは正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.21
空調・衛生設備屋内消火栓設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.一人で操作することができる屋内消火栓設備の消防用ホースは、保形ホースとする。
- 2.屋内消火栓箱には、その表面に「消火栓」と表示する。
- 3.加圧送水装置は、火災等の災害による被害を受けるおそれが少ない箇所に設ける。
- 4.易操作性1号消火栓は、消火栓箱で加圧送水装置の停止操作ができる。
正解:4
解説
考え方
消火栓箱で停止操作ができるのは1号消火栓や広範囲型2号消火栓で、易操作性1号消火栓は消火栓箱では起動操作を行い、停止はポンプ側で行う仕組みです。したがって選択肢4が誤りです。一人操作用の保形ホース、「消火栓」の表示、加圧送水装置を被害の少ない箇所に設けることは正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.22
空調・衛生設備ガス設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.一般家庭用のガスメーターは、原則としてマイコンメーターとする。
- 2.液化石油ガス(LPG)のガス漏れ警報器の有効期間は、7年である。
- 3.液化石油ガス(LPG)は、空気中に漏えいすると低い場所に滞留しやすい。
- 4.「ガス事業法」による特定ガス用品の基準に適合している器具には、PSマークが表示される。
正解:2
解説
考え方
LPG用のガス漏れ警報器の有効期間は5年です。選択肢2は「7年」としているので誤りです。家庭用にマイコンメーターを用いること、LPGが空気より重く低い場所に滞留すること、特定ガス用品にPSマークが表示されることは正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.23
空調・衛生設備JISに規定する「建築物の用途別による屎尿浄化槽の処理対象人員算定基準」において、処理対象人員を算定する際、延べ面積によることが適当でないものはどれか。
- 1.事務所
- 2.集会場
- 3.公衆便所
- 4.共同住宅
正解:3
解説
考え方
浄化槽の処理対象人員は建物用途ごとに算定方法が決まっており、公衆便所は延べ面積ではなく総便器数によって算定します。したがって「延べ面積によることが適当でない」ものは選択肢3の公衆便所です。事務所・集会場・共同住宅は延べ面積を用いて算定します。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.24
機器・材料・設計図書空気調和機等に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.ユニット形空気調和機の風量調節は、インバーターやスクロールダンパー等で行う。
- 2.コンパクト形空気調和機は、ユニット形空気調和機と同様の保守・点検が必要である。
- 3.ファンコイルユニットは、冷媒にフロンを使用して室内空気を冷却除湿又は加熱する機器である。
- 4.ユニット形空気調和機は、一般的に、冷水と温水を切り替えて供給し、冷水コイルと温水コイルを兼用することが多い。
正解:3
解説
考え方
ファンコイルユニットは、機器内のコイルに冷水や温水を通して室内空気を冷却・加熱する機器で、フロン冷媒を直接使うものではありません。したがって選択肢3が誤りです。ユニット形の風量調整、コンパクト形の保守点検、冷温水切替でコイルを兼用することは正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.25
機器・材料・設計図書給湯機器に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.密閉式のガス給湯器は、燃焼用の空気を屋内からとり、燃焼廃ガスは屋外に排出する機器である。
- 2.貯湯式電気温水器には、元止め式と先止め式がある。
- 3.元止め式のガス瞬間湯沸器は、本体の湯栓を操作して給湯するものである。
- 4.ヒートポンプ給湯機は、大気中の熱エネルギーを給湯の加熱に利用するものである。
正解:1
解説
考え方
密閉式(FF式)のガス給湯器は、燃焼用の空気を屋外から取り入れ、廃ガスも屋外へ排出する方式です。選択肢1は「空気を屋内からとり」としているので誤りです(それは半密閉式などの説明)。貯湯式の元止め式・先止め式、元止め式湯沸器の説明、ヒートポンプが大気熱を利用することは正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.26
機器・材料・設計図書配管材料及び配管附属品に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.ボール弁は、ハンドルの操作によりボール状の弁体が回転し、開閉を行うものである。
- 2.架橋ポリエチレン管は、構造により単層管と二層管がある。
- 3.水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管のうち、SGP-VAは配管用炭素鋼鋼管の内面と外面に硬質ポリ塩化ビニルをライニングしたものである。
- 4.逆止め弁は、チャッキ弁とも呼ばれ、スイング式やリフト式がある。
正解:3
解説
考え方
水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管のSGP-VAは、鋼管の内面のみに塩化ビニルをライニングしたものです。選択肢3は「内面と外面に」としているので誤りです(内外面ライニングはSGP-VBやVDなど)。ボール弁、架橋ポリエチレン管の単層・二層、逆止め弁の説明は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.27
機器・材料・設計図書ダクト及びダクト附属品に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.風量調節ダンパーの多翼型には、平行翼型と対向翼型がある。
- 2.シーリングディフューザー形吹出口は、誘引作用が大きく気流拡散に優れている。
- 3.長方形ダクトのアスペクト比(長辺/短辺)は、原則として4以下とする。
- 4.長方形ダクトの板厚は、ダクトの周長により決定する。
正解:4
解説
考え方
長方形ダクトの板厚は、周長ではなく長辺の寸法によって決められます。したがって「周長により決定する」とする選択肢4が誤りです。多翼型ダンパーの平行翼・対向翼、シーリングディフューザーの誘引作用、アスペクト比を原則4以下とすることは正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.28
機器・材料・設計図書「設備機器」と「設計図書に記載する項目」の組合せのうち、適当でないものはどれか。
- 1.吸収冷温水機 ―――― 圧縮機容量
- 2.全熱交換器 ―――― 全熱交換効率
- 3.ボイラー ―――――― 最高使用圧力
- 4.遠心ポンプ ――――― 吸込口径
正解:1
解説
考え方
吸収冷温水機は圧縮機を持たない方式なので、設計図書に「圧縮機容量」を記載することはありません。したがって選択肢1の組合せが誤りです。全熱交換器の全熱交換効率、ボイラーの最高使用圧力、遠心ポンプの吸込口径は、記載する項目として正しい組合せです。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.29
設備施工公共工事における施工計画等に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.施工計画書は実際の施工方法、使用する機材等を具体的に文書にしたもので、設計図書と異なる施工方法等で承諾された事項も記載する。
- 2.標準仕様書と設計図面の内容に相違がある場合は、標準仕様書の内容を優先させる。
- 3.仮設とは、現場事務所や現場内で作業に必要な足場、仮設水道、照明等を設置することである。
- 4.設計図書及び工事関係図書は、監督員の承諾を受けた場合を除き、工事施工のために使用する以外の目的で第三者に使用させない。
正解:2
解説
考え方
標準仕様書と設計図面の内容に相違がある場合は、その工事に個別に作られた設計図面の内容が優先されます。したがって「標準仕様書を優先」とする選択肢2が誤りです。施工計画書の記載内容、仮設の説明、工事関係図書を第三者に無断で使わせないことは正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.30
設備施工下図に示すネットワーク工程表に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 ただし、図中のイベント間のA~Hは作業内容、日数は作業日数を表す。

- 1.作業Cは、作業A及び作業Bが完了しないと開始できない。
- 2.クリティカルパスは1本で、その所要日数は16日である。
- 3.作業Dの作業日数を3日に短縮しても、全体の所要日数は変わらない。
- 4.作業Gは、作業Fよりも3日遅く着手することができる。
正解:4
解説
考え方
作業Gが作業Fより何日遅く着手できるか(余裕日数)は各作業の最早・最遅開始時刻から求めますが、図の工程では3日の余裕はなく、この記述は成り立ちません。したがって選択肢4が適当でありません。作業Cの先行関係、クリティカルパス16日、作業Dを短縮しても全体日数が変わらないことは図から正しく読み取れます。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.31
設備施工品質管理に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.品質管理の目的は、設計図書等で要求された品質を満足するように施工することである。
- 2.品質管理を行うと品質は向上するが、手直しが増加し原価が上がる。
- 3.品質管理において、4つの段階PDCAを繰り返すことをデミングサークルという。
- 4.主要機器の試験や防火区画の貫通処理は、全数検査とする。
正解:2
解説
考え方
品質管理を適切に行うと不良や手直しが減り、結果として原価は下がる方向に働きます。したがって「手直しが増加し原価が上がる」とする選択肢2が誤りです。品質管理の目的、PDCAを繰り返すデミングサークル、主要機器や防火区画貫通処理を全数検査とすることは正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.32
設備施工建設工事における安全管理に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.建設工事の死亡災害は、墜落・転落よりも飛来・落下による事故が多い。
- 2.労働災害の発生原因には、人的原因である不安全な行動と、物的要因である不安全な状態がある。
- 3.建設工事に伴う災害には、被害が工事関係者に限定される労働災害と、被害が工事関係者以外の第三者に及ぶ公衆災害とがある。
- 4.重大災害とは、一時に3人以上の労働者が、業務上死傷又は罹病した災害をいう。
正解:1
解説
考え方
建設工事の死亡災害で最も多いのは墜落・転落によるもので、飛来・落下より多いです。選択肢1は多い少ないが逆なので誤りです。労働災害の発生原因(不安全な行動と不安全な状態)、労働災害と公衆災害の区分、重大災害の定義(一時に3人以上)は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.33
設備施工機器の据付けに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.汚物排水槽に設ける排水用水中モーターポンプは、点検、引き上げに支障がないように、マンホールの真下付近に設置する。
- 2.遠心ポンプを設置する場合、床からの高さは、一般的に300mm以上とする。
- 3.軸流送風機をダクトの途中に取り付ける場合は、吸込み側、吐出し側共に、たわみ継手を介して設置する。
- 4.機器の据付け後、アンカーボルトの頂部のねじ山は、ナットから出ないようにする。
正解:4
解説
考え方
アンカーボルトは、ナットを締めた後にねじ山が2~3山程度ナットから出ているのが正しい状態です。したがって「ナットから出ないようにする」とする選択肢4が誤りです。水中ポンプをマンホール真下付近に設けること、遠心ポンプの床から300mm以上、軸流送風機のたわみ継手による設置は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.34
設備施工配管の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.ビニル管を切断する場合は、専用のカッタ又は、目の細かいのこぎりを使用する。
- 2.飲料用給水管と井水管を接続する場合は、絶縁フランジ接合とする。
- 3.排水横枝管から通気管を取り出す場合は、排水横枝管の中心線から垂直上方ないし垂直上方から45°以内の角度で取り出す。
- 4.機器や器具の構造により、吐水口空間が確保できない場合には、バキュームブレーカーを設置する。
正解:2
解説
考え方
飲料用給水管と井水管など水質の異なる系統は、絶縁フランジで接続してはならず、そもそも直接接続すること自体が禁止(クロスコネクション防止)です。したがって選択肢2が誤りです。ビニル管の切断工具、通気管取り出し角度、吐水口空間が取れない場合のバキュームブレーカー設置は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.35
設備施工ダクト及びダクト附属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.フレキシブルダクトは、一般的に、ダクトと制気口ボックスの接続等に用いられる。
- 2.シーリングディフューザー形吹出口は、内コーンを上下させることにより、冷房時や暖房時に適した気流に変更できる。
- 3.ユニバーサル形吹出口は、シャッターを開閉させて風向調整を行う。
- 4.風量測定口は、送風機の吐出し部、ダンパー等のすぐ下流部には取り付けない。
正解:3
解説
考え方
ユニバーサル形吹出口は、羽根(ベーン)の向きを変えて風向を調整するもので、シャッターは風量調整に使います。「シャッターを開閉させて風向調整」とする選択肢3が誤りです。フレキシブルダクトの用途、シーリングディフューザーの内コーン調整、風量測定口を吐出し部やダンパー直下流に付けないことは正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.36
設備施工保温及び塗装に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.保温の厚さは、保温材のみの厚さとし、補助材及び外装材の厚さは含まない。
- 2.塗装場所の相対湿度が85%以上の場合、原則として塗装を行わない。
- 3.冷水配管を吊りバンドで支持する場合は、合成樹脂製支持受けを使用する。
- 4.給水ポンプ回りの防振継手は、原則として保温を行う。
正解:4
解説
考え方
防振継手は振動を吸収するために伸縮・変形する部分なので、保温を巻くと本来の動きが妨げられます。原則として保温は行いません。したがって「原則として保温を行う」とする選択肢4が誤りです。保温厚さの考え方、相対湿度85%以上で塗装しないこと、冷水配管に合成樹脂製支持受けを使うことは正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.37
設備施工試運転調整に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.多翼送風機は、軸受の温度を確認する。
- 2.渦巻ポンプは、吐出し側の弁を全開から徐々に閉じて流量調整を行う。
- 3.ボイラーは、地震感知装置による燃料停止の作動を確認する。
- 4.冷凍機は、関連機器とのインターロックを確認してから起動する。
正解:2
解説
考え方
渦巻ポンプは、起動時に吐出し側の弁を閉じておき、起動後に徐々に開いて流量を調整します。選択肢2は「全開から徐々に閉じて」と操作が逆なので誤りです。多翼送風機の軸受温度確認、ボイラーの地震感知装置の作動確認、冷凍機のインターロック確認は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.38
設備施工「測定対象」と「測定機器」の組合せのうち、適当でないものはどれか。
- 1.室内気流 ―――― 熱線風速計
- 2.温湿度 ―――――― アスマン通風乾湿計
- 3.浮遊粉じん ―――― デジタル粉じん計
- 4.騒音 ―――――― 検知管
正解:4
解説
考え方
検知管はガス濃度を測る道具であり、騒音の測定には使えません。騒音は騒音計で測定します。したがって選択肢4の組合せが誤りです。室内気流を熱線風速計、温湿度をアスマン通風乾湿計、浮遊粉じんをデジタル粉じん計で測る組合せは正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.39
法規建設工事における安全衛生管理に関する記述のうち、「労働安全衛生法」上、誤っているものはどれか。
- 1.事業者は、高所作業車を用いて作業を行うときは、当該作業の指揮者を定め、その者に作業計画に基づき作業の指揮を行わせなければならない。
- 2.事業者は、労働者を雇い入れたときは、当該労働者に対し、その従事する業務に関する安全又は衛生のための教育を行わなければならないが、作業内容を変更した場合は行う必要はない。
- 3.事業者は、明り掘削の作業を行う場合において、運搬機械等が、労働者の作業箇所に後進して接近するときは、誘導者を配置し、その者にこれらの機械を誘導させなければならない。
- 4.事業者は、中高年齢者その他労働災害の防止上その就業に当たって特に配慮を必要とする者については、これらの者の心身の条件に応じて適正な配置を行うように努めなければならない。
正解:2
解説
考え方
労働安全衛生法では、作業内容を変更した場合にも安全衛生教育を行う義務があります。したがって「変更した場合は行う必要はない」とする選択肢2が誤りです。高所作業車の指揮者選任、明り掘削での誘導者配置、中高年齢者への適正配置の努力義務は法令上正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.40
法規災害補償に関する記述のうち、「労働基準法」上、誤っているものはどれか。
- 1.労働者が重大な過失によって業務上負傷し、又は疾病にかかり、且つ使用者がその過失について行政官庁の認定を受けた場合においては、休業補償又は障害補償を行わなくてもよい。
- 2.労働者が業務上負傷し、又は疾病にかかった場合においては、使用者は、その費用で必要な療養を行い、又は必要な療養の費用を負担しなければならない。
- 3.労働者が業務上負傷し、又は疾病にかかり、治った場合において、その身体に障害が存するときは、使用者は、その障害の程度に応じて、金銭的障害補償を行わなければならない。
- 4.労働者が業務上負傷し、又は疾病にかかった場合に、療養のため、労働することができないために賃金を受けない場合においては、使用者は、労働者の療養中平均賃金の全額の休業補償を行わなければならない。
正解:4
解説
考え方
労働基準法の休業補償は、平均賃金の全額ではなく100分の60(6割)を支給するものです。したがって「全額の休業補償」とする選択肢4が誤りです。重大な過失で行政官庁の認定を受けた場合の免除、療養補償、障害補償はいずれも法令上正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.41
法規建築物の面積、高さ及び階に関する記述のうち、「建築基準法」上、誤っているものはどれか。
- 1.建築物の外壁又はこれに代わる柱の中心線から水平距離1m突き出たひさしの水平投影面積は、当該建築物の建築面積に算入しない。
- 2.建築物のエレベーター機械室、装飾塔その他これらに類する屋上部分は、その部分の面積にかかわらず建築物の階数に算入しない。
- 3.地階とは、床が地盤面下にある階で、床面から地盤面までの高さがその階の天井の高さの1/3以上のものをいう。
- 4.建築物の階段室、エレベーター機械室その他これらに類する屋上部分は、その部分の面積の合計が所定の条件を満たせば、建築物の高さに算入しない場合がある。
正解:2
解説
考え方
エレベーター機械室や装飾塔などの屋上部分は、水平投影面積が建築面積の1/8以下などの条件を満たす場合に階数へ算入しないのであって、面積にかかわらず算入しないわけではありません。したがって選択肢2が誤りです。ひさしの建築面積不算入、地階の定義、屋上部分の高さ不算入は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.42
法規建築物に設ける排水設備に関する記述のうち、「建築基準法」上、誤っているものはどれか。
- 1.雨水排水管(雨水排水立て管を除く。)を汚水排水のための配管設備に連結する場合においては、当該雨水排水管に排水トラップを設けなければならない。
- 2.排水トラップの深さは、阻集器を兼ねない場合、5cm以上10cm以下としなければならない。
- 3.排水管は、給水ポンプ、空気調和機その他これらに類する機器の排水管に直接連結してはならない。
- 4.排水槽に設けるマンホールは、直径50cm以上の円が内接することができるものとしなければならない。
正解:4
解説
考え方
排水槽のマンホールは、直径60cm以上の円が内接できる大きさが必要です。選択肢4は「50cm以上」としているので誤りです。雨水排水管を汚水系統に連結する際のトラップ設置、排水トラップの深さ5~10cm、機器排水管への直接連結禁止は建築基準法上正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.43
法規管工事を施工する現場における下図に示す施工体系の下請負人のうち、「建設業法」上、管工事業の許可を受けた者でなければならない社の組合せとして正しいものはどれか。

- 1.A社、B社、C社ともに許可を受けていなくてもよい
- 2.A社
- 3.A社、B社
- 4.A社、B社、C社
正解:3
解説
考え方
建設業法では、下請の各社が請け負った工事のうち管工事を行う会社は、原則としてその工事に応じた建設業の許可が必要です。図の施工体系ではA社とB社が管工事業の許可を要する立場にあたるため、正しい組合せは選択肢3の「A社、B社」です。C社は許可不要の範囲にあたります。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.44
法規建設業の許可を受けた建設業者が、現場に置く主任技術者等に関する記述のうち、「建設業法」上、誤っているものはどれか。
- 1.請負人が請負契約の履行に関し工事現場に置く主任技術者は、現場代理人を兼ねることができる。
- 2.一定金額以上で請け負った共同住宅の建設工事に置く主任技術者は、工事現場ごとに、専任の者でなければならない。
- 3.発注者から直接建設工事を請け負った特定建設業者は、その工事の下請契約の請負代金の総額が一定金額以上の場合、主任技術者の代わりに監理技術者を置かなければならない。
- 4.主任技術者は、請負契約の履行を確保するため、請負人に代わって工事の施工に関する一切の事項を処理しなければならない。
正解:4
解説
考え方
請負人に代わって工事施工に関する一切の事項を処理するのは現場代理人の役割で、主任技術者の職務は施工の技術上の管理です。したがって選択肢4が誤りです。主任技術者が現場代理人を兼ねられること、一定金額以上の共同住宅で専任が必要なこと、下請総額が一定以上で監理技術者を置くことは正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.45
法規消防用設備のうち、「消防法」上、非常電源を附置する必要のないものはどれか。
- 1.連結散水設備
- 2.屋内消火栓設備
- 3.スプリンクラー設備
- 4.ハロゲン化物消火設備
正解:1
解説
考え方
連結散水設備は主に消防隊が地下街などの消火に使う設備で、消防法上、非常電源を附置する必要がありません。したがって選択肢1が正解です。屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、ハロゲン化物消火設備はいずれも非常電源の附置が必要な設備です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.46
法規冷媒としてフロン類が充填されている機器のうち、「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律」における第一種特定製品に該当しないものはどれか。
- 1.業務用マルチエアコンディショナー
- 2.業務用スクリュー冷凍機
- 3.家庭用エアコンディショナー
- 4.業務用冷水機
正解:3
解説
考え方
第一種特定製品は業務用のエアコンや冷凍冷蔵機器を指し、家庭用エアコンは対象外です。したがって「該当しないもの」は選択肢3の家庭用エアコンディショナーです。業務用マルチエアコン、業務用スクリュー冷凍機、業務用冷水機はいずれも第一種特定製品に該当します。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.47
法規「測定項目」と「法律」の組合せのうち、当該測定項目がその法律に規定されていないものはどれか。
- 1.化学的酸素要求量(COD)――――――大気汚染防止法
- 2.二酸化炭素の含有率――――――建築物における衛生的環境の確保に関する法律
- 3.生物化学的酸素要求量(BOD)――――浄化槽法
- 4.水素イオン濃度――――水質汚濁防止法
正解:1
解説
考え方
COD(化学的酸素要求量)は水の汚れを表す項目で、大気汚染防止法ではなく水質汚濁防止法などに規定されます。したがって選択肢1の組合せが規定されていないものです。二酸化炭素含有率と建築物衛生法、BODと浄化槽法、水素イオン濃度と水質汚濁防止法は正しい組合せです。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.48
法規廃棄物の処理に関する記述のうち、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」上、誤っているものはどれか。
- 1.廃棄物とは、ごみ、粗大ごみ、燃え殻、汚泥、ふん尿、廃油、廃酸、廃アルカリ、動物の死体その他の汚物又は不要物であって、固形状又は液状のもの(放射性物質及びこれによって汚染された物を除く。)をいう。
- 2.事業活動に伴って生じた廃棄物のうち、木くず(建設業に係るもの(工作物の新築、改築又は除去に伴って生じたものに限る。))は、一般廃棄物である。
- 3.廃エアコンディショナー(国内における日常生活に伴って生じたものに限る。)に含まれるポリ塩化ビフェニルを使用する部品は、特別管理一般廃棄物である。
- 4.建築物の改築に伴って生じた産業廃棄物であって、石綿をその重量の0.1%を超えて含有する場合(廃石綿等を除く。)、石綿含有産業廃棄物として処理する。
正解:2
解説
考え方
建設業に係る工作物の新築・改築・除去に伴って生じた木くずは、一般廃棄物ではなく産業廃棄物に分類されます。したがって「一般廃棄物である」とする選択肢2が誤りです。廃棄物の定義、廃エアコン中のPCB部品が特別管理一般廃棄物であること、石綿含有産業廃棄物の扱いは法令上正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.49
施工管理法(基礎的能力)工程表に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。
- 1.同一作業を繰り返し行う工事では、タクト工程表を作成する。
- 2.ガントチャート工程表は、縦軸に作業名、横軸に暦日(工期)をとったものである。
- 3.総合工程表の作成では、季節・天候についての考慮は必要ない。
- 4.ネットワーク工程表は、各作業の相互関係が把握しやすい。
正解:2・3
この問題は正解を2つとも選ぶ必要があります。
解説
考え方
選択肢2は、縦軸に作業名・横軸に日数(達成度)をとるガントチャートの説明として、横軸を暦日(工期)とする点が誤りで、暦日を横軸にとるのはバーチャート工程表です。選択肢3は、総合工程表の作成では季節や天候の考慮が必要なので「必要ない」は誤りです。したがって適当でないものは2と3です。同一作業を繰り返す工事でのタクト工程表、ネットワーク工程表が相互関係を把握しやすいことは正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2・3
No.50
施工管理法(基礎的能力)機器の据付けに関する記述のうち、適当でないものはどれか。 適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。
- 1.小型温水ボイラーをボイラー室内に設置する場合、ボイラー側面からボイラー室の壁面までの距離は、300mm以上とする。
- 2.遠心送風機の据付け時の調整において、ベルトの張りが強すぎると軸受の過熱の原因になる。
- 3.冷水ポンプのコンクリート基礎は、基礎表面に排水溝を設け、間接排水できるものとする。
- 4.排水用水中モーターポンプは、ピットの壁から50mm程度離して設置する。
正解:1・4
この問題は正解を2つとも選ぶ必要があります。
解説
考え方
選択肢1は、小型温水ボイラーの側面から壁面までの距離を「300mm以上」としていますが、実際には450mm以上が必要で誤りです。選択肢4は、排水用水中モーターポンプはピット壁から200mm程度以上離すのが適切で、「50mm程度」は近すぎるため誤りです。したがって適当でないものは1と4です。ベルトの張りすぎによる軸受過熱、コンクリート基礎の排水溝設置は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1・4
No.51
施工管理法(基礎的能力)配管の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。
- 1.冷温水配管の熱伸縮を吸収するために、フレキシブルジョイントを使用する。
- 2.鋼管のねじ接合においては、余ねじ部に錆止めペイントを塗布する。
- 3.排水立て管は、下層階に行くに従い、途中で合流する排水量に応じて管径を大きくする。
- 4.屋外からの配管の建築物導入部には、地盤沈下等の変位を吸収できる継手又は装置を設ける。
正解:1・3
この問題は正解を2つとも選ぶ必要があります。
解説
考え方
選択肢1は、配管の熱伸縮(伸び縮み)を吸収するには伸縮管継手を使うのが正しく、フレキシブルジョイントは主に振動や地震変位の吸収に使うものなので誤りです。選択肢3は、排水立て管は最下部まで最上部と同じ管径とし、途中で細くも太くもしないのが原則なので「管径を大きくする」は誤りです。したがって適当でないものは1と3です。余ねじ部の錆止め塗布、建物導入部での変位吸収継手は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1・3
No.52
施工管理法(基礎的能力)ダクト及びダクト附属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。
- 1.風量調整ダンパーは、気流の整流されたところに取り付ける。
- 2.防火区画貫通部と防火ダンパーとの間のダクトは、厚さ1.2mm以上の鋼板製とする。
- 3.フレキシブルダクトを使用する場合は、有効断面を損なわないよう施工する。
- 4.スパイラルダクトの差込み接合では、継目をダクト用テープで一重巻きをする。
正解:2・4
この問題は正解を2つとも選ぶ必要があります。
解説
考え方
選択肢2は、防火区画貫通部と防火ダンパーの間のダクトは厚さ1.5mm以上の鋼板製とする必要があり、「1.2mm以上」は誤りです。選択肢4は、スパイラルダクトの差込み接合では継目をダクト用テープで二重巻きするのが正しく、「一重巻き」は誤りです。したがって適当でないものは2と4です。風量調整ダンパーを整流箇所に取り付けること、フレキシブルダクトの有効断面確保は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2・4
掲載している試験問題は、一般財団法人 全国建設研修センターが実施・公表した過去問題を使用しています。図・写真は表示用に一部トリミング等の加工をしています。解説は当サイトが独自に作成したものです。