令和5年度前期 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定の問題と解説【全52問】
全問題を正答・解説付きで掲載しています。
この試験は選択解答制です(全52問中40問を解答)。No.1〜6は必須、No.7〜23から9問、No.24〜28は必須、No.29〜38から8問、No.39〜48から8問、No.49〜52は必須(基礎的能力問題・各問とも正解を2つ選ぶ)で解答します。
この試験回をクイズ形式で解く →No.1
一般基礎(機械工学等)次の指標のうち、空気環境と関係のないものはどれか。
- 1.平均放射温度
- 2.予想平均申告(PMV)
- 3.浮遊物質(SS)
- 4.不快指数
正解:3
解説
考え方
平均放射温度・予想平均申告(PMV)・不快指数は、いずれも人が感じる室内の暑さ寒さ、つまり空気環境(温熱環境)を評価するための指標です。一方、浮遊物質(SS)は水の中に浮いている固形分の量を表す水質の指標で、空気環境とは関係ありません。よって空気環境と関係のないものは3の浮遊物質(SS)です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.2
一般基礎(機械工学等)水に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.1気圧のもとで水の密度は、0℃のときに最大となる。
- 2.1気圧のとき、水に対する空気の溶解度は、温度の上昇とともに減少する。
- 3.1気圧のもとで1kgの水の温度を1℃上昇させるために必要な熱量は、約4.2kJである。
- 4.1気圧のとき、沸点は約100℃であるが、気圧が下がると沸点も下がる。
正解:1
解説
考え方
水の密度が最大になるのは0℃ではなく約4℃のときです。0℃の氷が水に浮くことからも、0℃付近の水は密度がやや小さいことがわかります。したがって「0℃で最大」とする1が誤りです。空気の溶解度が温度上昇で減る点、水1kgを1℃上げるのに約4.2kJ必要な点、気圧が下がると沸点も下がる点はいずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.3
一般基礎(機械工学等)流体に関する用語の組合せのうち、関係のないものはどれか。
- 1.粘性係数 ―――――――― 摩擦応力
- 2.パスカルの原理 ―――――――― 圧力
- 3.ベンチュリー管 ―――――――― 流量計測
- 4.ダルシー・ワイスバッハの式 ――― 表面張力
正解:4
解説
考え方
ダルシー・ワイスバッハの式は、配管を流れる流体の摩擦による圧力損失(管摩擦損失)を求める式であり、表面張力とは関係がありません。よって4が誤った組合せです。粘性係数と摩擦応力、パスカルの原理と圧力、ベンチュリー管と流量計測はいずれも正しく対応しています。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.4
一般基礎(機械工学等)熱に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.気体を断熱圧縮すると温度は上がる。
- 2.温度変化を伴わず、相変化するときに必要な熱は顕熱である。
- 3.相変化には、融解、凝固、気化、液化、昇華等がある。
- 4.熱伝導率は、一般的に、気体は小さく、金属は大きい。
正解:2
解説
考え方
温度変化を伴わずに相変化(水が氷になる、水が水蒸気になるなど)するときに出入りする熱は「潜熱」であり、顕熱ではありません。顕熱は温度が上下するときの熱を指します。したがって2が誤りです。断熱圧縮で温度が上がること、相変化の種類、気体は熱伝導率が小さく金属は大きいことはいずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.5
一般基礎(機械工学等)電気設備に関する「機器又は方式」と「特徴」の組合せのうち、適当でないものはどれか。
- 1.全電圧始動方式 ―――――――― 始動時のトルクを制御できる
- 2.3Eリレー ―――――――― 回路の反相を保護できる
- 3.進相コンデンサ ―――――――― 回路の力率を改善できる
- 4.スターデルタ始動方式 ――――― 始動時の電流を抑制できる
正解:1
解説
考え方
全電圧始動方式は、電動機にいきなり全電圧をかけて始動させる最も単純な方式で、始動時のトルクを制御することはできません。トルクや電流を抑えるにはスターデルタ始動などを使います。よって1が誤りです。3Eリレーの反相保護、進相コンデンサの力率改善、スターデルタ始動の始動電流抑制はいずれも正しい特徴です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.6
一般基礎(機械工学等)鉄筋コンクリート造の建築物の鉄筋に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.鉄筋相互のあきの最小寸法は、鉄筋の強度によって決まる。
- 2.帯筋は、柱のせん断力に対する補強筋である。
- 3.鉄筋の折曲げ加工は、鋼材の品質が劣化しないよう常温で行う。
- 4.鉄筋の継手は、1か所に集中させず相互にずらして設ける。
正解:1
解説
考え方
鉄筋相互のあき(すき間)の最小寸法は、鉄筋の径や粗骨材の大きさによって決まるもので、鉄筋の強度で決まるものではありません。あきは主にコンクリートがしっかり回り込む必要から決められます。よって1が誤りです。帯筋がせん断補強筋であること、折曲げは常温で行うこと、継手はずらして設けることはいずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.7
空調・衛生設備下図に示す冷房時の湿り空気線図に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 ただし、空気調和方式は定風量単一ダクト方式とする。

- 1.⑤から②は、顕熱比の状態線上を移動する。
- 2.空気調和機コイル出口空気の状態点は、④である。
- 3.②から③は、室内での状態変化である。
- 4.コイルの冷却負荷は、③と④の比エンタルピー差から求められる。
正解:3
解説
考え方
空気調和機コイルの出口空気の状態点は、冷却・除湿されて温度も湿度も下がった点であり、図では④ではなく別の点になります。したがって「コイル出口は④」とする2が誤りです。顕熱比の状態線上を移動する点、室内での状態変化、コイルの冷却負荷を出入口の比エンタルピー差から求める点は、湿り空気線図の読み方として正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.8
空調・衛生設備定風量単一ダクト方式に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.各室ごとの温度制御が容易である。
- 2.送風量を一定にして送風温度を変化させる。
- 3.空気調和機は、一般的に、機械室に設置されているため維持管理が容易である。
- 4.送風量が多いため、室内の清浄度を保ちやすい。
正解:1
解説
考え方
定風量単一ダクト方式は、1台の空気調和機から一定の風量で全体に送風する方式のため、部屋ごとに個別の温度制御を行うことは苦手です。よって「各室ごとの温度制御が容易」とする1が誤りです。送風量を一定にして送風温度を変える点、機械室設置で維持管理が容易な点、風量が多く清浄度を保ちやすい点は正しい特徴です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.9
空調・衛生設備冷房負荷計算に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.OA機器による熱負荷は、顕熱のみである。
- 2.ガラス面からの熱負荷は、ガラス面を透過した日射による負荷のみとする。
- 3.人体による熱負荷は、顕熱と潜熱である。
- 4.一般的に、9時、12時、14時及び16時における熱負荷を計算する。
正解:2
解説
考え方
ガラス面からの熱負荷は、透過した日射による負荷だけでなく、ガラスを通した内外の温度差による熱の伝わり(伝導負荷)も含めて計算します。よって「日射による負荷のみ」とする2が誤りです。OA機器は顕熱のみ、人体は顕熱と潜熱の両方、負荷計算は代表的な時刻で行うことはいずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.10
空調・衛生設備空気清浄装置に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.ろ過式のろ材は、難燃性又は不燃性のものとする。
- 2.性能は、定格風量における圧力損失、汚染除去率、汚染除去容量等で示す。
- 3.ろ過式のろ材は、吸湿性が高いものとする。
- 4.静電式は、高電圧を使い粉じんを帯電させて捕集する。
正解:3
解説
考え方
ろ材が吸湿性の高いものだと、水分を吸って目詰まりや性能低下、カビの発生などを招くため、吸湿性の低い(吸湿しにくい)ものを使うのが適切です。よって「吸湿性が高いものとする」とする3が誤りです。ろ材を難燃性・不燃性とする点、性能を圧力損失・除去率などで示す点、静電式が高電圧で帯電捕集する点は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.11
空調・衛生設備暖房設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.温水暖房は、温水の顕熱を利用している。
- 2.蒸気暖房は、温水暖房に比べて制御性が良い。
- 3.蒸気暖房のウォーミングアップにかかる時間は、温水暖房に比べて短い。
- 4.温水暖房に使用する温水の温度は、一般的に、50〜60℃とする。
正解:2
解説
考え方
蒸気暖房は温度が高く反応が急なため、温水暖房に比べて細かい温度制御(制御性)は劣ります。よって「蒸気暖房は制御性が良い」とする2が誤りです。温水暖房が顕熱利用である点、蒸気暖房の立上がり(ウォーミングアップ)が速い点、温水温度が一般に50〜60℃である点は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.12
空調・衛生設備吸収冷温水機に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.冷房時にもガスや油をバーナーで燃焼させる必要がある。
- 2.圧縮式冷凍機に比べて機器の立上がり時間が短い。
- 3.機内を大気圧以下に保つ必要がある。
- 4.吸収液には臭化リチウムが用いられる。
正解:2
解説
考え方
吸収冷温水機は、燃焼で吸収液を加熱してから運転が安定するまで時間がかかるため、圧縮式冷凍機に比べて立上がり時間はむしろ長くなります。よって「立上がり時間が短い」とする2が誤りです。冷房時もバーナーで燃焼させる点、機内を大気圧以下(真空)に保つ点、吸収液に臭化リチウムを用いる点は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.13
空調・衛生設備機械換気に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.ガスコンロの換気は、所定の排気フードを設けることにより換気量を低減することができる。
- 2.臭気、燃焼ガス等の汚染源の異なる換気は、各々独立した換気系統とする。
- 3.排風機は、吸込み側のダクトが短く、吐出し側のダクトが長くなるように設置する。
- 4.便所は、室内の臭気を拡散させないよう、第三種機械換気方式とする。
正解:3
解説
考え方
排風機(排気ファン)は、汚れた空気を確実に外へ押し出すため、吸込み側のダクトを短く、吐出し側のダクトも短くするのが基本で、吐出し側を長くする配置は望ましくありません。よって3が誤りです。排気フードで換気量を低減できる点、汚染源ごとに独立系統とする点、便所を第三種換気とする点は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.14
空調・衛生設備換気の「対象となる室」と「換気の必要な主な要因」の組合せのうち、適当でないものはどれか。
- 1.浴室 ―――――――― 水蒸気
- 2.車庫 ―――――――― 有害ガス
- 3.エレベーター機械室 ――― 熱
- 4.ポンプ室 ―――――――― 酸素供給
正解:4
解説
考え方
ポンプ室で主に必要となる換気の要因は、機器やモーターから出る熱の除去であり、「酸素供給」ではありません。酸素供給が主目的となる室ではないため、4が誤った組合せです。浴室と水蒸気、車庫と有害ガス(排気ガス)、エレベーター機械室と熱はいずれも正しく対応しています。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.15
空調・衛生設備上水道に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.硬質ポリ塩化ビニル管に分水栓を取り付ける場合は、管の折損防止のため、サドル付を使用する。
- 2.水道水の水質基準では、色度は5度以下と定められている。
- 3.簡易専用水道とは、水道事業者から供給を受ける水のみを水源とし、水の供給を受ける水槽の有効容量の合計が5m³を超えるものをいう。
- 4.配水管の試験は、原則として空気圧による試験は行わない。
正解:3
解説
考え方
簡易専用水道は、受水槽の有効容量の合計が10m³を超えるものをいい、5m³ではありません。よって3が誤りです。硬質ポリ塩化ビニル管にサドル付分水栓を使う点、色度5度以下の水質基準、配水管の試験で原則として空気圧試験を行わない点は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.16
空調・衛生設備下水道に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.都市下水路は、地方公共団体が管理するもので、公共下水道を含んでいる。
- 2.汚水管きょの流速は、0.6〜3.0m/sとする。
- 3.合流管きょの計画下水量は、計画時間最大汚水量に計画雨水量を加えたものとする。
- 4.下水道本管に接続する取付管の最小管径は、150mmを標準とする。
正解:1
解説
考え方
都市下水路は、主に雨水を排除するための施設で、公共下水道とは別のものであり、公共下水道を含むという表現は誤りです。よって1が誤りです。汚水管きょの流速0.6〜3.0m/s、合流管きょの計画下水量の考え方、取付管の最小管径150mmはいずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.17
空調・衛生設備給水設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.給水量の算定に用いられる器具給水負荷単位による方法では、給水管が受け持つ器具給水負荷単位の総和から、瞬時最大給水流量を求める。
- 2.受水タンクの吐水側配管に取り付ける緊急遮断弁は、受水タンク内の残留塩素が規定値以下となる場合に給水を遮断する目的で設置される。
- 3.大気圧式バキュームブレーカーは、大便器洗浄弁等と組み合わせて使用される。
- 4.飲料用給水タンクには、直径60cm以上の円が内接するマンホールを設ける。
正解:2
解説
考え方
受水タンクの吐水側配管に設ける緊急遮断弁は、地震などの際に受水タンクの水を確保・保護するために流出を止めるものであり、残留塩素の低下で給水を遮断する目的の弁ではありません。よって2が誤りです。器具給水負荷単位から瞬時最大給水流量を求める点、大気圧式バキュームブレーカーの用途、直径60cm以上のマンホールはいずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.18
空調・衛生設備給湯設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.給湯配管には、水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管を使用する。
- 2.給湯配管をコンクリート内に敷設する場合は、熱による伸縮で配管が破断しないように保温材等をクッション材として機能させる。
- 3.ヒートポンプ給湯機は、大気中の熱エネルギーを給湯の加熱に利用するものである。
- 4.ガス瞬間湯沸器の先止め式とは、給湯先の湯栓の開閉により、バーナーが着火・消火する方式をいう。
正解:1
解説
考え方
水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管は主に給水(冷水)用で、給湯のような高温の湯には熱に弱く使用できません。給湯には耐熱性のある管を使います。よって1が誤りです。コンクリート内配管を保温材でクッション材とする点、ヒートポンプ給湯機が大気熱を利用する点、先止め式の湯栓開閉で着火・消火する点は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.19
空調・衛生設備排水・通気設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.排水横枝管からのループ通気管は、通気立て管又は伸頂通気管に接続するか大気に開放する。
- 2.グリース阻集器は、排水中に含まれている油脂分を除去する。
- 3.排水トラップのディップとは、封水のあふれ面のことをいう。
- 4.通気弁をパイプシャフトや屋根裏等に設置する場合は、点検口を設ける。
正解:3
解説
考え方
排水トラップのディップとは、封水部の一番下がった底の部分(下端)を指す用語で、「封水のあふれ面」ではありません。あふれ面はウェア(あふれ縁)と呼びます。よって3が誤りです。ループ通気管の接続先、グリース阻集器の油脂除去、通気弁設置時の点検口はいずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.20
空調・衛生設備排水・通気設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.各個通気方式は、誘導サイホン作用及び自己サイホン作用の防止に有効である。
- 2.通気立て管の下部は、最低位の排水横枝管より高い位置で排水立て管に接続する。
- 3.排水ますは、屋外排水管の直進距離が管径の120倍を超えない範囲で設ける。
- 4.排水管に設ける通気管の最小管径は、30mmとする。
正解:2
解説
考え方
通気立て管の下部は、最低位の排水横枝管よりも低い位置で排水立て管に接続する必要があります。高い位置で接続すると通気の役目を十分に果たせません。よって「高い位置で接続」とする2が誤りです。各個通気方式のサイホン作用防止、排水ますの設置間隔(管径の120倍)、通気管の最小管径30mmは正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.21
空調・衛生設備屋内消火栓設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.2号消火栓(広範囲型を除く。)は、防火対象物の階ごとに、その階の各部分からホース接続口までの水平距離が20m以下となるようにする。
- 2.屋内消火栓の加圧送水装置は、直接操作によってのみ停止できるものとする。
- 3.1号消火栓は、防火対象物の階ごとに、その階の各部分からホース接続口までの水平距離が25m以下となるようにする。
- 4.屋内消火栓の開閉弁の位置は、自動式のものでない場合、床面からの高さを1.5m以下とする。
正解:1
解説
考え方
2号消火栓(広範囲型を除く)は、各部分からホース接続口までの水平距離が15m以下となるようにします。20m以下ではありません(20m以下は広範囲型2号消火栓)。よって1が誤りです。加圧送水装置を直接操作でのみ停止する点、1号消火栓の水平距離25m以下、開閉弁の高さ1.5m以下は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.22
空調・衛生設備ガス設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.内容積が20L以上の液化石油ガス(LPG)容器は、原則として、通風の良い屋外に置く。
- 2.開放式ガス機器とは、燃焼用の空気を屋内から取り、燃焼排ガスを排気筒により屋外に排気する方式をいう。
- 3.液化石油ガス(LPG)は、常温・常圧では気体であるものに加圧等を行い液化させたものである。
- 4.マイコンガスメーターは、供給圧力が0.2kPaを下回っていることを継続して検知した場合等に、供給を遮断する機能をもつ。
正解:2
解説
考え方
開放式ガス機器とは、燃焼用の空気を屋内から取り、燃焼排ガスも屋内に出す方式をいいます。空気を屋内から取り排ガスを排気筒で屋外へ出すのは「半密閉式(CF式など)」です。よって2が誤りです。20L以上のLPG容器を屋外に置く点、LPGを加圧液化したもの、マイコンメーターの遮断機能は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.23
空調・衛生設備FRP製浄化槽の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.槽が複数に分かれている場合、基礎は一体の共通基礎とする。
- 2.槽本体のマンホールのかさ上げ高さは、最大300mmまでとする。
- 3.槽は、満水状態にして24時間放置し、漏水のないことを確認する。
- 4.埋戻しは、槽内に水を張る前に、良質土を用い均等に突き固める。
正解:4
解説
考え方
埋戻しは、槽を水で満たしてから(水張りをしてから)行います。空の状態で埋め戻すと土圧で槽が変形・浮き上がるおそれがあるためです。よって「水を張る前に埋め戻す」とする4が誤りです。複数槽を一体の共通基礎とする点、かさ上げ最大300mm、満水24時間の漏水確認は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.24
機器・材料・設計図書設備機器に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.大便器、小便器、洗面器等の衛生器具には、陶器以外にも、ほうろう、ステンレス、プラスチック等のものがある。
- 2.インバータ方式のパッケージ形空気調和機は、電源の周波数を変えることで電動機の回転数を変化させ、冷暖房能力を制御する。
- 3.温水ボイラーの容量は、定格出力〔W〕で表す。
- 4.遠心ポンプの特性曲線では、吐出し量の増加に伴い全揚程も増加する。
正解:4
解説
考え方
遠心ポンプの特性曲線は、吐出し量が増えるほど全揚程は下がっていく右下がりの曲線になります。よって「吐出し量の増加に伴い全揚程も増加する」とする4が誤りです。衛生器具の材質の種類、インバータ方式が周波数を変えて能力制御する点、温水ボイラーの容量を定格出力〔W〕で表す点は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.25
機器・材料・設計図書水中モーターポンプに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.水中モーターポンプの乾式は、水が内部に浸入しないよう空気又はその他の気体を充満密封したものである。
- 2.汚水や厨房排水のような浮遊物質を含む排水槽では、電極棒により自動運転する。
- 3.羽根車の種類は、一般的に、オープン形とクローズ形に分類される。
- 4.汚物用水中モーターポンプは、浄化槽への流入水等、固形物も含んだ水を排出するためのポンプである。
正解:2
解説
考え方
汚水や厨房排水のように浮遊物質を多く含む排水槽では、電極棒だと汚れが付着して誤作動するため、フロートスイッチなどで水位を検知して自動運転します。よって「電極棒により自動運転する」とする2が誤りです。乾式の構造、羽根車のオープン形・クローズ形、汚物用ポンプの用途は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.26
機器・材料・設計図書配管材料及び配管附属品に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管のうちSGP-VDは、配管用炭素鋼鋼管(黒)の内面と外面に硬質ポリ塩化ビニルをライニングしたものである。
- 2.ストレーナーは、配管中のゴミ等を取り除き、弁類や機器類の損傷を防ぐ目的で使用される。
- 3.一般配管用ステンレス鋼鋼管は、給水、給湯、冷温水、冷却水等に使用される。
- 4.ボール弁は、逆流を防止する弁であり、流体の流れ方向を一定に保つことができる。
正解:4
解説
考え方
ボール弁は、穴のあいた球(ボール)を回して開閉する弁で、流れを止めたり通したりするための弁です。逆流を防止する(流れ方向を一定に保つ)弁は逆止め弁です。よって4が誤りです。SGP-VDのライニング構造、ストレーナーのゴミ除去目的、一般配管用ステンレス鋼鋼管の用途は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.27
機器・材料・設計図書ダクト及びダクト附属品に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.シーリングディフューザーは、誘引作用が大きく、気流拡散に優れている。
- 2.ユニバーサル形吹出口は、羽根が垂直のV形、水平のH形、垂直・水平のVH形等がある。
- 3.ノズル形吹出口は気流の到達距離が長く、大空間の壁面吹出口や天井面吹出口として使用される。
- 4.吹出口とダクトの接続には、たわみ継手を使用する。
正解:4
解説
考え方
吹出口とダクトの接続にたわみ継手(キャンバス継手)は使いません。たわみ継手は送風機とダクトの間に入れて振動の伝わりを防ぐためのものです。よって4が誤りです。シーリングディフューザーの誘引・拡散性、ユニバーサル形の羽根形状、ノズル形の到達距離が長い点は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.28
機器・材料・設計図書「設備機器」と「設計図書に記載する項目」の組合せのうち、適当でないものはどれか。
- 1.ボイラー ―――――――― 最高使用圧力
- 2.吸収冷温水機 ――――――― 冷却水量
- 3.空気清浄装置 ――――――― 騒音値
- 4.換気扇 ―――――――― 羽根径
正解:3
解説
考え方
空気清浄装置の設計図書に記載する主な項目は、風量・圧力損失・除去効率などであり、「騒音値」は主に送風機など回転機器で記載する項目です。よって空気清浄装置と騒音値の組合せである3が適当でありません。ボイラーと最高使用圧力、吸収冷温水機と冷却水量、換気扇と羽根径はいずれも正しく対応しています。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.29
設備施工工事着工前に確認すべき事項として、適当でないものはどれか。
- 1.契約図書により、工事の内容や工事範囲、工事区分を確認する。
- 2.試験成績表により、すべての機器の能力や仕様を確認する。
- 3.工事の施工に伴って必要となる官公庁への届出や許可申請を確認する。
- 4.工事敷地周辺の道路関係、交通事情、近隣との関係等について現地の状況を確認する。
正解:2
解説
考え方
試験成績表は、機器が完成し出荷される段階で作られるもので、工事着工前にすべての機器の能力や仕様を試験成績表で確認することはできません。よって2が誤りです。契約図書で工事内容・範囲を確認する点、官公庁への届出・許可申請を確認する点、現地の道路・交通・近隣状況を確認する点は着工前に行うべき正しい事項です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.30
設備施工下図に示すネットワーク工程表において、クリティカルパスの所要日数として、適当なものはどれか。 ただし、図中のイベント間のA〜Hは作業内容、日数は作業日数を表す。

- 1.11日
- 2.12日
- 3.13日
- 4.14日
正解:4
解説
考え方
クリティカルパスとは、作業経路のうち最も日数がかかる(余裕のない)経路のことで、その所要日数が工期を決めます。図の各経路の作業日数を合計して比べ、最も長い経路を選ぶと14日となります。よって4が適当です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.31
設備施工次の確認項目のうち、抜取検査を行うものとして、適当でないものはどれか。
- 1.ダクトの吊り間隔
- 2.防火ダンパー用温度ヒューズの作動試験
- 3.埋設排水管の勾配
- 4.コンクリートの強度試験
正解:3
解説
考え方
埋設排水管の勾配は、施工後に隠れて確認できなくなる重要な項目であり、一部を抜き取るのではなく全数(全箇所)を確認する必要があります。よって抜取検査を行うものとして適当でないのは3です。ダクトの吊り間隔、温度ヒューズの作動試験、コンクリートの強度試験は数が多く、抜取検査で確認するのが一般的です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.32
設備施工建設工事における安全管理に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.脚立の脚と水平面との角度は、75度以下とする。
- 2.天板高さ70cm以上の可搬式作業台には、手掛かり棒を設置することが望ましい。
- 3.建設工事の死亡災害は、全産業の約1割を占め、墜落・転落による事故が多い。
- 4.折りたたみ式の脚立は、脚と水平面との角度を確実に保つための金具等を備えたものとする。
正解:3
解説
考え方
建設業の死亡災害は全産業の中でも大きな割合を占めており、約1割ではなく約3割にのぼります。よって「約1割」とする3が誤りです。脚立の脚の角度75度以下、天板高さ70cm以上の作業台に手掛かり棒が望ましい点、折りたたみ式脚立の開き止め金具はいずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.33
設備施工機器の据付けに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.防振装置付きの機器や地震力が大きくなる重量機器は、可能な限り高層階に設置する。
- 2.送風機は、レベルを水準器で確認し、水平が出ていない場合には基礎と共通架台の間にライナーを入れて調整する。
- 3.冷凍機を据え付ける場合は、凝縮器のチューブ引出しのための有効な空間を確保する。
- 4.パッケージ形空気調和機を据え付けた場合、冷媒名又はその記号及び冷媒封入量を表示する。
正解:1
解説
考え方
重量機器や地震力が大きくなる機器は、高層階に置くほど地震の揺れが大きくなり負担が増えるため、できるだけ低層階(下の階)に設置します。よって「可能な限り高層階に設置」とする1が誤りです。送風機の水平調整、冷凍機のチューブ引出し空間の確保、パッケージ形の冷媒表示はいずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.34
設備施工配管及び配管附属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.地中埋設配管で給水管と排水管が交差する場合には、給水管を排水管より上方に埋設する。
- 2.絶縁フランジ接合は、鋼管とステンレス鋼管を接続する場合等に用いられる。
- 3.給水管を地中埋設配管にて建物内へ引き込む部分には、防振継手を設ける。
- 4.排水管の満水試験の保持時間は、最小30分とする。
正解:3
解説
考え方
建物への給水引込み部に設けるのは、地盤沈下などに対応するための伸縮可とう継手であり、防振継手ではありません。防振継手はポンプなどの振動を吸収する用途です。よって3が誤りです。給水管を排水管より上方に埋設する点、絶縁フランジの用途、満水試験の保持時間最小30分は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.35
設備施工ダクト及びダクト附属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.変風量(VAV)ユニットを天井内に設ける場合は、制御部を点検できるようにする。
- 2.フレキシブルダクトを使用する場合は、有効断面を損なわないよう施工する必要がある。
- 3.厨房の排気は、油等が含まれるため、ダクトの継目及び継手にシールを施す。
- 4.コーナーボルト工法は、フランジ押え金具で接合するので、ボルト・ナットを必要としない。
正解:4
解説
考え方
コーナーボルト工法は、フランジの四隅をボルト・ナットで締めて接合する方法で、ボルト・ナットを使わないわけではありません。よって「ボルト・ナットを必要としない」とする4が誤りです。VAVユニットの制御部を点検可能にする点、フレキシブルダクトの有効断面確保、厨房排気のシール施工はいずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.36
設備施工保温及び塗装に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.露出配管の上塗り塗料は、一般的に、合成樹脂調合ペイント等を使用する。
- 2.シートタイプの合成樹脂製カバーの固定は、専用のピンを使用する。
- 3.配管用炭素鋼鋼管(白)は、下塗り塗料として変性エポキシ樹脂プライマーを使用する。
- 4.グラスウール保温材は、ポリスチレンフォーム保温材に比べて、防湿性が優れている。
正解:4
解説
考え方
グラスウール保温材はガラス繊維でできており、水分を吸いやすく防湿性は劣ります。防湿性に優れているのはポリスチレンフォームの方です。よって「グラスウールが防湿性に優れる」とする4が誤りです。上塗りに合成樹脂調合ペイントを使う点、シートカバーを専用ピンで固定する点、白ガス管の下塗りに変性エポキシ樹脂プライマーを使う点は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.37
設備施工多翼送風機の個別試運転調整に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 1.軸受け部の温度と周囲の空気との温度差が、基準値以内であることを確認する。
- 2.インバータ制御の場合は、回転数を徐々に上げながら規定風量となるように調整する。
- 3.Vベルトがたわみなく強く張られた状態であることを確認する。
- 4.送風機を手で回し、異常のないことを確認する。
正解:3
解説
考え方
Vベルトは、たわみなく強く張りすぎると軸受けに過大な負担がかかり故障の原因になるため、適度なたわみをもたせて張ります。よって「たわみなく強く張られた状態」とする3が誤りです。軸受け温度差の確認、インバータ制御で回転数を徐々に上げる点、手回しでの異常確認はいずれも正しい試運転調整です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.38
設備施工JISで規定されている配管系の識別表示について、管内の「物質の種類」とその「識別色」の組合せのうち、適当でないものはどれか。
- 1.蒸気 ―――――――― 青
- 2.ガス ―――――――― うすい黄
- 3.油 ―――――――― 茶色
- 4.電気 ―――――――― うすい黄赤
正解:1
解説
考え方
JISの配管識別色では、蒸気は「暗い赤」であり、青ではありません。青は水の識別色です。よって「蒸気――青」とする1が誤りです。ガスがうすい黄、油が茶色、電気がうすい黄赤はいずれも正しい組合せです。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.39
法規建設業における安全衛生管理に関する記述のうち、「労働安全衛生法」上、誤っているものはどれか。
- 1.事業者は、常時10人以上50人未満の労働者を使用する事業場ごとに、安全衛生推進者を選任しなければならない。
- 2.事業者は、作業主任者が必要な場合、都道府県労働局長の免許を受けた者又は都道府県労働局長の登録を受けた者が行う技能講習を修了した者のうちから選任しなければならない。
- 3.事業者は、高所作業車を用いて作業を行うときは、当該作業の指揮者を定め、その者に作業計画に基づき作業の指揮を行わせなければならない。
- 4.事業者は、移動はしごを使用する場合、はしごの幅は20cm以上のものでなければ使用してはならない。
正解:4
解説
考え方
労働安全衛生法では、移動はしごの幅は30cm以上とされており、20cm以上ではありません。よって「幅20cm以上」とする4が誤りです。安全衛生推進者の選任、作業主任者の免許・技能講習修了者からの選任、高所作業車の作業指揮者の選任はいずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.40
法規労働時間に関する記述のうち、「労働基準法」上、誤っているものはどれか。 ただし、労働組合等との協定等による別の定めがある場合を除く。
- 1.使用者は、その雇入れの日から起算して6箇月間継続勤務し全労働日の8割以上出勤した労働者に対して、10労働日の有給休暇を与えなければならない。
- 2.使用者は、労働者に、休憩時間を除き1週間について38時間を超えて、労働させてはならない。
- 3.使用者は、労働者に対して、毎週少なくとも1回の休日、又は4週間を通じ4日以上の休日を与えなければならない。
- 4.使用者は、労働時間が8時間を超える場合においては少なくとも1時間の休憩時間を労働時間の途中に与えなければならない。
正解:2
解説
考え方
労働基準法の法定労働時間は、1週間について40時間を超えて労働させてはならないと定められており、38時間ではありません。よって「38時間を超えて」とする2が誤りです。6箇月継続勤務で8割以上出勤した者に10労働日の有給休暇、週1回または4週4日の休日、8時間超で1時間以上の休憩はいずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.41
法規建築物の用語に関する記述のうち、「建築基準法」上、誤っているものはどれか。
- 1.工場は、特殊建築物である。
- 2.屋根は、主要構造部である。
- 3.建築物に設ける昇降機は、建築設備である。
- 4.階段は、構造耐力上主要な部分である。
正解:4
解説
考え方
建築基準法でいう「構造耐力上主要な部分」は、基礎・柱・はり・耐力壁・床・屋根・斜材などで、階段はこれに含まれません(階段は主要構造部には含まれます)。よって「階段は構造耐力上主要な部分」とする4が誤りです。工場が特殊建築物、屋根が主要構造部、昇降機が建築設備である点は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.42
法規建築設備に関する記述のうち、「建築基準法」上、誤っているものはどれか。
- 1.排水槽の通気管は、通気立て管又は伸頂通気管に接続しなければならない。
- 2.給水管、配電管その他の管が、防火区画を貫通する場合、貫通する部分及び当該貫通する部分からそれぞれ両側に1m以内の距離にある部分を不燃材料で造らなければならない。
- 3.排水再利用配管設備の水栓には、排水再利用水であることを示す表示をしなければならない。
- 4.排水トラップは、二重トラップとならないように設けなければならない。
正解:1
解説
考え方
排水槽の通気管は、汚れた空気や臭気を含むため、他の通気立て管や伸頂通気管に接続せず、単独で直接大気へ開放しなければなりません。よって「通気立て管等に接続しなければならない」とする1が誤りです。防火区画貫通部両側1m以内を不燃材料とする点、再利用水の表示、二重トラップの禁止はいずれも正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.43
法規建設業の許可に関する記述のうち、「建設業法」上、誤っているものはどれか。
- 1.「国土交通大臣の許可」と「都道府県知事の許可」では、どちらも工事可能な区域に制限はない。
- 2.「国土交通大臣の許可」と「都道府県知事の許可」では、どちらも営業所の設置可能な区域に制限はない。
- 3.「国土交通大臣の許可」と「都道府県知事の許可」では、どちらも受注可能な請負金額は変わらない。
- 4.「国土交通大臣の許可」と「都道府県知事の許可」では、どちらも許可の有効期間は5年間で変わらない。
正解:2
解説
考え方
大臣許可と知事許可の違いは、営業所を「いくつの都道府県に置くか」による区分です。営業所の設置可能な区域には制限があり(知事許可は1つの都道府県内のみ)、どちらも制限がないわけではありません。よって2が誤りです。工事可能区域に制限がない点、受注可能な請負金額が変わらない点、有効期間5年である点は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.44
法規管工事業に関する記述のうち、「建設業法」上、誤っているものはどれか。
- 1.管工事業の許可を受けた者は、工事1件の請負代金の額が500万円未満の工事を施工する場合でも、主任技術者を置く必要がある。
- 2.管工事を下請負人としてのみ施工する者は、請負代金の額に関わらず管工事業の許可を受けなくてもよい。
- 3.2級管工事施工管理技士は、管工事業に係る一般建設業の許可を受ける際、営業所ごとに専任で置く技術者の要件を満たしている。
- 4.管工事業の許可を受けた者が管工事を請け負う場合、当該工事に附帯する電気工事を請け負うことができる。
正解:2
解説
考え方
下請負人としてのみ施工する場合でも、一定額以上の工事を請け負うには建設業の許可が必要で、「請負代金の額に関わらず許可不要」ではありません。よって2が誤りです。500万円未満でも許可業者は主任技術者を置く点、2級管工事施工管理技士が一般建設業の専任技術者要件を満たす点、附帯する電気工事を請け負える点は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2
No.45
法規危険物に関する記述のうち、「消防法」上、誤っているものはどれか。
- 1.ガソリンの指定数量は、400リットルである。
- 2.軽油の指定数量は、1,000リットルである。
- 3.灯油の指定数量は、1,000リットルである。
- 4.重油の指定数量は、2,000リットルである。
正解:1
解説
考え方
消防法上、ガソリン(第4類第一石油類・非水溶性)の指定数量は200リットルであり、400リットルではありません。よって1が誤りです。軽油1,000リットル、灯油1,000リットル(いずれも第二石油類)、重油2,000リットル(第三石油類)はいずれも正しい指定数量です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.46
法規浄化槽に関する記述のうち、「浄化槽法」上、誤っているものはどれか。
- 1.浄化槽を新設する場合は、原則として、合併処理浄化槽を設置しなければならない。
- 2.浄化槽からの放流水は、生物化学的酸素要求量を20mg/L以下に処理したものでなければならない。
- 3.浄化槽設備士は、その職務を行うときは、浄化槽設備士証を携帯していなければならない。
- 4.浄化槽工事業を営もうとする者は、当該業を行おうとする区域を管轄する市町村長の登録を受けなければならない。
正解:4
解説
考え方
浄化槽工事業を営もうとする者は、その区域を管轄する「都道府県知事」の登録を受けなければならず、市町村長ではありません。よって4が誤りです。新設時は原則合併処理浄化槽とする点、放流水のBODを20mg/L以下に処理する点、浄化槽設備士が設備士証を携帯する点は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:4
No.47
法規「法律」と「測定項目」の組合せのうち、当該法律上、定められていないものはどれか。
- 1.大気汚染防止法 ―――――――――――――― いおう酸化物の量
- 2.水質汚濁防止法 ―――――――――――――― 水素イオン濃度
- 3.建築物における衛生的環境の確保に関する法律 ――― ばいじん量
- 4.浄化槽法 ―――――――――――――― 溶存酸素量
正解:3
解説
考え方
建築物における衛生的環境の確保に関する法律(建築物衛生法)で定める空気環境の測定項目は、浮遊粉じん量・一酸化炭素・二酸化炭素・温度・湿度・気流などであり、「ばいじん量」は含まれていません。ばいじんは大気汚染防止法の項目です。よって3が誤った組合せです。大気汚染防止法といおう酸化物、水質汚濁防止法と水素イオン濃度、浄化槽法と溶存酸素量は正しく定められています。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3
No.48
法規産業廃棄物の処理に関する記述のうち、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」上、誤っているものはどれか。
- 1.事業者は、現場事務所から排出される生ゴミ、新聞、雑誌等は、産業廃棄物として処理しなければならない。
- 2.事業者は、その事業活動に伴って生じた産業廃棄物の運搬先が2以上である場合、運搬先ごとに産業廃棄物管理票を交付しなければならない。
- 3.事業者は、産業廃棄物の処理に電子情報処理組織を使用して、情報処理センターに登録する場合、当該産業廃棄物の種類ごとに登録しなければならない。
- 4.事業者は、産業廃棄物の運搬又は処分を委託して産業廃棄物管理票を交付した場合、当該管理票の写しは管理票を交付した日から5年間保存しなければならない。
正解:1
解説
考え方
現場事務所から出る生ゴミ・新聞・雑誌などは、日常生活で出るゴミと同じ「一般廃棄物」であり、産業廃棄物ではありません。よって「産業廃棄物として処理」とする1が誤りです。運搬先が2以上なら運搬先ごとに管理票を交付する点、電子マニフェストを種類ごとに登録する点、管理票の写しを5年間保存する点は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1
No.49
施工管理法(基礎的能力)工程表に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。
- 1.ガントチャート工程表は、各作業の現時点での進行状態を棒グラフで示した図表である。
- 2.バーチャート工程表は、工期に対する各作業の影響の度合いが正確に把握できる。
- 3.ネットワーク工程表は、フロート(余裕時間)がわからないため、配員計画を立てにくい。
- 4.タクト工程表は、同じ作業を繰り返し行う場合に用いられる。
正解:2・3
この問題は正解を2つとも選ぶ必要があります。
解説
考え方
適当でないものは二つあります。2のバーチャート工程表は、横棒で各作業の期間を示す見やすい工程表ですが、作業どうしの関連や工期への影響の度合いを正確に把握するのは苦手なので誤りです。3のネットワーク工程表は、フロート(余裕時間)を計算で把握でき、むしろ配員計画を立てやすいので誤りです。ガントチャートが進行状態を棒で示す点、タクト工程表が繰り返し作業に用いられる点は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:2・3
No.50
施工管理法(基礎的能力)機器の据付けに関する記述のうち、適当でないものはどれか。 適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。
- 1.揚水ポンプの吐出し側には、ポンプに近い順に、防振継手、仕切弁、逆止め弁を取り付ける。
- 2.ファンコイルユニットの床置形は、一般的に、室の外壁の窓下等に据え付ける。
- 3.送風機の振動が躯体に伝搬するおそれがある場合は、防振基礎とする。
- 4.埋込式アンカーボルトとコンクリート基礎の端部は、50mm程度離す。
正解:1・4
この問題は正解を2つとも選ぶ必要があります。
解説
考え方
適当でないものは二つあります。1は、ポンプ吐出し側の取付け順序が誤りで、正しくはポンプに近い順に「防振継手、逆止め弁、仕切弁」とします。逆止め弁を弁の後ろにするとメンテナンスがしにくくなります。4は、埋込式アンカーボルトと基礎端部を50mm程度では近すぎて割れやすく、実際にはもっと離す(150mm程度以上)必要があるので誤りです。床置形ファンコイルを窓下に据える点、送風機に防振基礎を用いる点は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1・4
No.51
施工管理法(基礎的能力)配管及び配管附属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。
- 1.架橋ポリエチレン管の接合は、電気融着接合又はメカニカル接合とする。
- 2.一般配管用ステンレス鋼鋼管の管継手には、メカニカル形、ハウジング形等がある。
- 3.排水横枝管が合流する場合は、合流する排水管の上部に接続する。
- 4.飲料用受水タンクのオーバーフロー管には、トラップを設ける。
正解:3・4
この問題は正解を2つとも選ぶ必要があります。
解説
考え方
適当でないものは二つあります。3は、排水横枝管が合流する場合は流れをスムーズにするため合流管の「上部(上側)」ではなく側方(水平から45度以内の角度)で接続するのが正しく、上部接続は誤りです。4は、飲料用受水タンクのオーバーフロー管にトラップを設けると封水が腐って衛生上問題となるためトラップは設けず、間接排水とするので誤りです。架橋ポリエチレン管の接合方法、ステンレス鋼鋼管の管継手の種類は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:3・4
No.52
施工管理法(基礎的能力)ダクト及びダクト附属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。
- 1.フレキシブルダクトは、吸込口ボックスの接続用に使用してはならない。
- 2.変風量(VAV)ユニットの上流側が整流でなくても、風量制御特性に影響を及ぼすことはない。
- 3.浴室の排気に長方形ダクトを使用する場合は、ダクトの角の継目が下面とならないように取り付ける。
- 4.送風機に接続するたわみ継手のフランジ間隔は、たわみ量を考慮し決定する。
正解:1・2
この問題は正解を2つとも選ぶ必要があります。
解説
考え方
適当でないものは二つあります。1は、フレキシブルダクトは吸込口ボックスの接続用にも使用でき、「使用してはならない」とするのは誤りです。2は、VAVユニットの上流側の気流が乱れている(整流でない)と風量制御の精度に悪影響が出るため、「影響を及ぼすことはない」とするのは誤りです。浴室排気ダクトの角の継目を下面にしない点、送風機のたわみ継手のフランジ間隔をたわみ量で決める点は正しい記述です。 出典: 一般財団法人 全国建設研修センター
答え:1・2
掲載している試験問題は、一般財団法人 全国建設研修センターが実施・公表した過去問題を使用しています。図・写真は表示用に一部トリミング等の加工をしています。解説は当サイトが独自に作成したものです。