令和3年度前期 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定の問題と解説【全52問】

全問題を正答・解説付きで掲載しています。

この試験は選択解答制です(全52問中40問を解答)。No.1〜6は必須、No.7〜23から9問、No.24〜28は必須、No.29〜38から8問、No.39〜48から8問、No.49〜52は必須(基礎的能力問題・各問とも正解を2つ選ぶ)で解答します。

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No.1

一般基礎(機械工学等)

次の指標のうち、室内空気環境と関係のないものはどれか。

  • 1.浮遊物質量(SS)
  • 2.予想平均申告(PMV)
  • 3.揮発性有機化合物(VOCs)濃度
  • 4.気流

正解:1

解説

考え方

浮遊物質量(SS)は水中に浮遊する物質の量を表す「水質」の指標で、室内空気環境とは関係ありません。選択肢1が正解です。PMV(予想平均申告)は温度・湿度・気流・放射などから人の温熱快適性を数値化した指標、VOCs(揮発性有機化合物)はシックハウスの原因物質、気流はビル管理法の管理基準(0.5m/s以下)にも定められた項目で、いずれも室内空気環境に関係します。水の指標か空気の指標かで仕分けるのがコツです。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.2

一般基礎(機械工学等)

室内空気環境に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.石綿は、天然の繊維状の鉱物で、その粉じんを吸入すると、中皮腫などの重篤な健康障害を引き起こすおそれがある。
  • 2.空気齢とは、室内のある地点における空気の新鮮さの度合いを示すもので、空気齢が大きいほど、その地点での換気効率がよく空気は新鮮である。
  • 3.臭気は、空気汚染を示す指標の一つであり、臭気強度や臭気指数で表す。
  • 4.二酸化炭素は無色無臭の気体で、「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」における建築物環境衛生管理基準では、室内における許容濃度は0.1%以下とされている。

正解:2

解説

考え方

空気齢とは、給気口から入った新鮮空気がその地点に到達するまでの平均時間のことで、空気齢が「小さい」ほど空気は新鮮で換気効率が良いことを示します。選択肢2は大小の関係が逆なので誤りです。石綿の粉じん吸入が中皮腫等の重篤な健康障害を引き起こすこと、臭気が臭気強度や臭気指数で表されること、ビル管理法の建築物環境衛生管理基準で二酸化炭素の許容濃度が0.1%(1000ppm)以下とされていることは、いずれも正しい記述です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.3

一般基礎(機械工学等)

流体に関する用語の組合せのうち、関係のないものはどれか。

  • 1.粘性係数 ―― 摩擦応力
  • 2.パスカルの原理 ―― 水圧
  • 3.体積弾性係数 ―― 圧縮率
  • 4.レイノルズ数 ―― 表面張力

正解:4

解説

考え方

レイノルズ数は流れの慣性力と粘性力の比を表す無次元数で、層流か乱流かの判定に使うものです。表面張力とは関係がないため、選択肢4が正解です。表面張力に関係するのは毛管現象などです。粘性係数はニュートンの粘性法則で摩擦応力(せん断応力)と結びつく量、パスカルの原理は密閉容器内の水圧の伝わり方の原理、体積弾性係数は圧縮率の逆数にあたる量で、いずれも正しい組合せです。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.4

一般基礎(機械工学等)

伝熱に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.固体壁における熱通過とは、固体壁を挟んだ流体の間の伝熱をいう。
  • 2.固体壁における熱伝達とは、固体壁表面とこれに接する流体との間で熱が移動する現象をいう。
  • 3.気体は、一般的に、液体や固体と比較して熱伝導率が大きい。
  • 4.自然対流とは、流体内のある部分が温められ上昇し、周囲の低温の流体がこれに代わって流入する熱移動現象等をいう。

正解:3

解説

考え方

気体の熱伝導率は、液体や固体と比較して「小さい」のが一般的です。選択肢3が誤りです。空気の熱伝導率は約0.026W/(m・K)と非常に小さく、保温材の多くが内部に空気を閉じ込めた構造なのはこの性質を利用しているからです。熱通過が固体壁を挟んだ流体間の伝熱であること、熱伝達が固体壁表面と流体の間の熱移動であること、自然対流が温められた流体の上昇と低温流体の流入による熱移動であることは、いずれも正しい記述です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.5

一般基礎(機械工学等)

一般用電気工作物において、「電気工事士法」上、電気工事士資格を有しない者でも従事することができるものはどれか。

  • 1.電線管に電線を収める作業
  • 2.電線管とボックスを接続する作業
  • 3.露出型コンセントを取り換える作業
  • 4.接地極を地面に埋設する作業

正解:3

解説

考え方

電気工事士法では、露出型コンセントや露出型点滅器(スイッチ)を「取り換える」作業は軽微な作業とされ、電気工事士の資格がなくても従事できます。選択肢3が正解です。一方、電線管に電線を収める作業、電線管とボックスを接続する作業、接地極を地面に埋設する作業は、いずれも施工不良が感電や火災に直結するため電気工事士でなければ行えません。「器具の取換え」は資格不要、「配線をいじる作業」は資格必要、と整理して覚えましょう。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.6

一般基礎(機械工学等)

鉄筋コンクリート造の建築物の鉄筋に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.ジャンカ、コールドジョイントは、鉄筋の腐食の原因になりやすい。
  • 2.コンクリートの引張り強度は小さく、鉄筋の引張り強度は大きい。
  • 3.あばら筋は、梁のせん断破壊を防止する補強筋である。
  • 4.鉄筋のかぶり厚さは、外壁、柱、梁及び基礎で同じ厚さとしなければならない。

正解:4

解説

考え方

鉄筋のかぶり厚さは、建築基準法施行令第79条で部位ごとに異なる値が定められています。耐力壁・柱・梁は3cm以上、床は2cm以上、基礎は捨てコンクリートを除いて6cm以上などで、「外壁、柱、梁及び基礎で同じ厚さ」とする選択肢4が誤りです。ジャンカやコールドジョイントが鉄筋腐食の原因になりやすいこと、コンクリートは引張りに弱く鉄筋は引張りに強いこと、あばら筋(スターラップ)が梁のせん断破壊を防ぐ補強筋であることは正しい記述です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.7

空調・衛生設備

空気調和設備の計画に関する記述のうち、省エネルギーの観点から、適当でないものはどれか。

  • 1.湿度制御のため、冷房に冷却減湿・再熱方式を採用する。
  • 2.予冷・予熱時に外気を取り入れないように制御する。
  • 3.ユニット形空気調和機に全熱交換器を組み込む。
  • 4.成績係数が高い機器を採用する。

正解:1

解説

考え方

冷却減湿・再熱方式は、空気をいったん必要以上に冷やして除湿した後、再びヒーターなどで温め直す方式です。冷やすエネルギーと温め直すエネルギーを二重に使うため、湿度制御の精度は高いものの省エネルギーの観点では不適当で、選択肢1が正解です。予冷・予熱時に外気を取り入れない制御(外気カット制御)、排気の熱を回収する全熱交換器の組込み、成績係数(COP)の高い機器の採用は、いずれも代表的な省エネルギー手法として正しい記述です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.8

空調・衛生設備

下図に示す暖房時の湿り空気線図に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 ただし、空気調和方式は定風量単一ダクト方式、加湿方式は水噴霧加湿とする。

No.8の図
  • 1.吹出し温度差は①と⑤の乾球温度差である。
  • 2.コイルの加熱負荷は、③と④の比エンタルピー差から求める。
  • 3.加湿量は、④と⑤の相対湿度差から求める。
  • 4.コイルの加熱温度差は、③と④の乾球温度差である。

正解:3

解説

考え方

加湿量は空気中の水分量の増加分なので、④と⑤の「絶対湿度差」から求めます。相対湿度は温度によって値が変わる割合の指標であり、相対湿度差から加湿量は求められません。選択肢3が誤りです。吹出し温度差が吹出し空気と室内空気①の乾球温度差であること、コイルの加熱負荷が③と④の比エンタルピー差から求められること、コイルの加熱温度差が③と④の乾球温度差であることは正しい記述です。「量の増減は絶対湿度や比エンタルピーで読む」のが空気線図の基本です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.9

空調・衛生設備

熱負荷に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.構造体の熱通過率の値が小さいほど、通過熱負荷は小さくなる。
  • 2.冷房負荷計算では、OA機器から発生する顕熱及び潜熱を考慮する必要がある。
  • 3.二重サッシ内にブラインドを設置した場合は、室内に設置した場合より日射負荷は小さくなる。
  • 4.冷房負荷計算では、ダクト通過熱損失と送風機による熱負荷を考慮する必要がある。

正解:2

解説

考え方

OA機器(パソコン・プリンター等)から発生するのは温度を上げる「顕熱」だけで、水蒸気を伴う「潜熱」は発生しません。選択肢2が誤りです。潜熱を考慮するのは人体や厨房機器、加湿器など水分を放出するものです。熱通過率が小さいほど通過熱負荷が小さくなること、ブラインドを二重サッシ内に設けると室内設置より日射熱を室外側で遮れて負荷が小さくなること、冷房負荷計算でダクト通過熱損失や送風機による熱負荷を考慮することは、いずれも正しい記述です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.10

空調・衛生設備

空気清浄装置の記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.ろ材の特性の一つとして、粉じん保持容量が小さいことが求められる。
  • 2.自動巻取形は、タイマー又は前後の差圧スイッチにより自動的に巻取りが行われる。
  • 3.静電式は、比較的微細な粉じん用に使用される。
  • 4.圧力損失は、上流側と下流側の圧力差で、初期値と最終値がある。

正解:1

解説

考え方

ろ材の粉じん保持容量は、目詰まりするまでにどれだけ粉じんを溜め込めるかを表す性能で、「大きい」ことが求められます。大きいほど交換までの寿命が長くなるためで、「小さいことが求められる」とする選択肢1が誤りです。自動巻取形がタイマーや前後の差圧スイッチで自動巻取りされること、静電式(電気集じん器)が比較的微細な粉じん用であること、圧力損失が上流と下流の圧力差で初期値と最終値があることは、いずれも正しい記述です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.11

空調・衛生設備

放熱器を室内に設置する直接暖房方式に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.暖房用自然対流・放射形放熱器には、コンベクタ類とラジエータ類がある。
  • 2.温水暖房のウォーミングアップにかかる時間は、蒸気暖房に比べて長くなる。
  • 3.温水暖房の放熱面積は、蒸気暖房に比べて小さくなる。
  • 4.暖房用強制対流形放熱器のファンコンベクタには、ドレンパンは不要である。

正解:3

解説

考え方

温水暖房の温水(一般に80℃程度以下)は蒸気(100℃以上)より温度が低いため、同じ熱量を放熱するには放熱面積を「大きく」する必要があります。選択肢3が誤りです。温水は温度が低い分、立ち上がり(ウォーミングアップ)に時間がかかるという選択肢2は正しい記述です。自然対流・放射形放熱器にコンベクタ類とラジエータ類があること、暖房専用のファンコンベクタは冷房と違い結露が生じないためドレンパンが不要であることも正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.12

空調・衛生設備

吸収冷温水機の特徴に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.木質バイオマス燃料の木質ペレットを燃料として使用する機種もある。
  • 2.立ち上がり時間は、一般的に、圧縮式冷凍機に比べて短い。
  • 3.運転時、冷水と温水を同時に取り出すことができる機種もある。
  • 4.二重効用吸収冷温水機は、一般的に、取扱いにボイラー技士を必要としない。

正解:2

解説

考え方

吸収冷温水機は、加熱により冷媒(水)と吸収液(臭化リチウム溶液)のサイクルを立ち上げるため、電動機で直ちに冷媒を圧縮できる圧縮式冷凍機に比べて立ち上がり時間が「長く」なります。選択肢2が誤りです。木質ペレットを燃料にできる機種があること、冷水と温水を同時に取り出せる機種があること、二重効用吸収冷温水機が缶内を真空で運転するためボイラーに該当せずボイラー技士を必要としないことは、いずれも正しい記述です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.13

空調・衛生設備

換気設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.発電機室の換気は、第1種機械換気方式とする。
  • 2.無窓の居室の換気は、第1種機械換気方式とする。
  • 3.便所の換気は、居室の換気系統にまとめる。
  • 4.駐車場の換気は、誘引誘導換気方式とする。

正解:3

解説

考え方

便所の換気は臭気が発生するため、居室の換気系統にまとめず「単独の排気系統」とするのが原則です。系統をまとめると停止時などに臭気が居室へ回るおそれがあります。選択肢3が誤りです。発電機室は燃焼空気の供給と室温管理のため第1種機械換気(給気・排気とも機械)、無窓の居室も確実な換気量確保のため第1種機械換気、駐車場は排気ノズルの噴流で気流を誘引する誘引誘導換気方式が使われる、という他の選択肢はいずれも正しい記述です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.14

空調・衛生設備

換気設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.汚染度の高い室を換気する場合の室圧は、周囲の室より高くする。
  • 2.汚染源が固定していない室は、全体空気の入替えを行う全般換気とする。
  • 3.排気フードは、できるだけ汚染源に近接し、汚染源を囲むように設ける。
  • 4.排風機は、できるだけダクト系の末端に設け、ダクト内を負圧にする。

正解:1

解説

考え方

汚染度の高い室の室圧は、周囲の室より「低く」(負圧に)して、汚染された空気が廊下や隣室へ流出しないようにします。選択肢1は逆のことを言っているので誤りです。室圧を高く(正圧に)するのはクリーンルームなど汚染を入れたくない室のほうです。汚染源が固定していない室で全般換気とすること、排気フードを汚染源に近接し囲むように設けること、排風機をダクト系の末端に設けてダクト内を負圧に保ち汚染空気の漏出を防ぐことは正しい記述です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.15

空調・衛生設備

給水装置(最終の止水機構の流出側に設置されている給水用具を除く。)の耐圧性能試験の「静水圧」と「保持時間」の組合せのうち、適当なものはどれか。

  • 1.1.75MPa ―― 30秒間
  • 2.1.75MPa ―― 1分間
  • 3.0.75MPa ―― 1分間
  • 4.0.75MPa ―― 5分間

正解:2

解説

考え方

水道法に基づく給水装置の構造及び材質の基準では、給水装置の耐圧性能試験は「1.75MPaの静水圧を1分間」加えたとき、水漏れ、変形、破損その他の異常が生じないこととされています。選択肢2が正解です。1.75MPaは通常の給水圧力(0.3MPa前後)よりかなり高い圧力で、水撃(ウォーターハンマー)などの異常昇圧にも耐えられることを確認する趣旨です。「1.75MPa・1分間」の組合せは数値問題として繰り返し出題されるので、そのまま覚えてください。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.16

空調・衛生設備

下水道に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.管きょの断面は、円形又は矩形を標準とし、小規模下水道では円形又は卵形を標準とする。
  • 2.分流式の汚水だけを流す場合は、必ず暗きょとする。
  • 3.管きょの流速が小さければ、管きょ底部に汚物が沈殿しにくくなる。
  • 4.公共下水道の排除方式は、原則として、分流式とする。

正解:3

解説

考え方

管きょの流速が小さいと、汚物や土砂が管きょ底部に「沈殿しやすく」なります。選択肢3は逆のことを言っているので誤りです。沈殿を防ぐため、汚水管きょは計画下水量に対して流速0.6〜3.0m/sを確保するよう計画します。管きょ断面が円形又は矩形を標準とし小規模下水道で円形又は卵形を標準とすること、分流式の汚水管は衛生上必ず暗きょとすること、公共下水道の排除方式が原則分流式であることは、いずれも正しい記述です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.17

空調・衛生設備

給水設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.節水こま組込みの節水型給水栓は、流し洗いの場合、無意識に節水することができる。
  • 2.給水管の分岐は、上向き給水の場合は上取出し、下向き給水の場合は下取出しとする。
  • 3.飲料用給水タンクのオーバーフロー管には、排水トラップを設けてはならない。
  • 4.高置タンク方式は、他の給水方式に比べ、給水圧力の変動が大きい。

正解:4

解説

考え方

高置タンク方式は、屋上等のタンクから重力で給水するため水位がほぼ一定で、給水圧力の変動は他の方式に比べて「小さい」のが特徴です。選択肢4が誤りです。圧力変動が大きくなりやすいのは水道本管の圧力に左右される直結直圧方式などです。節水こま組込み給水栓で流し洗いのとき無意識に節水できること、給水管の分岐を上向き給水では上取出し・下向き給水では下取出しとすること、飲料用給水タンクのオーバーフロー管に排水トラップを設けてはならないこと(間接排水とする)は正しい記述です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.18

空調・衛生設備

給湯設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.給湯管に使用される架橋ポリエチレン管の線膨張係数は、銅管の線膨張係数に比べて小さい。
  • 2.湯沸室の給茶用の給湯には、一般的に、局所式給湯設備が採用される。
  • 3.ホテル、病院等の給湯使用量の大きな建物には、中央式給湯設備が採用されることが多い。
  • 4.給湯配管で上向き供給方式の場合、給湯管は先上がり、返湯管は先下がりとする。

正解:1

解説

考え方

架橋ポリエチレン管などの樹脂管の線膨張係数は、銅管などの金属管より「大きい」のが特徴です(樹脂は金属の10倍前後)。選択肢1が誤りです。線膨張係数が大きい樹脂管は温度変化による伸縮が大きく、給湯配管では伸縮を吸収する配管方法が必要になります。湯沸室の給茶用給湯に局所式が採用されること、ホテルや病院など給湯使用量の大きい建物に中央式が多いこと、上向き供給方式で給湯管を先上がり・返湯管を先下がりとすること(空気抜きのため)は正しい記述です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.19

空調・衛生設備

通気設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.排水横枝管から立ち上げたループ通気管は、通気立て管又は伸頂通気管に接続する。
  • 2.大便器の器具排水管は、湿り通気管として利用してよい。
  • 3.通気立て管の上端は、単独で大気中に開口してよい。
  • 4.通気管は、排水系統内の空気の流れを円滑にするために設ける。

正解:2

解説

考え方

湿り通気管は排水と通気を1本の管で兼用するものですが、大便器のように排水量が多く固形物を含む器具の排水管は、通気の機能が阻害されるため湿り通気管として利用してはなりません。選択肢2が誤りです。排水横枝管から立ち上げたループ通気管を通気立て管又は伸頂通気管に接続すること、通気立て管の上端を単独で大気中に開口してよいこと、通気管の目的が排水系統内の空気の流れを円滑にしてトラップの封水を保護することにあることは、いずれも正しい記述です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.20

空調・衛生設備

器具排水負荷単位法による排水管の管径の算定に関係のないものはどれか。

  • 1.器具排水負荷単位数
  • 2.ブランチ間隔
  • 3.配管材質
  • 4.勾配

正解:3

解説

考え方

器具排水負荷単位法は、各衛生器具の排水量を大便器を基準とした「器具排水負荷単位」に換算して合計し、その値と配管の勾配、ブランチ間隔(排水立て管の階層区分)から管径を決める方法です。配管材質は管径算定の要素に含まれておらず、選択肢3が正解です。器具排水負荷単位数は算定の出発点、ブランチ間隔は排水立て管の管径算定に、勾配は排水横管の管径算定にそれぞれ関係します。管径算定表は材質によらず共通に使う点を押さえておきましょう。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.21

空調・衛生設備

屋内消火栓設備において、ポンプの仕様の決定に関係のないものはどれか。

  • 1.実揚程
  • 2.消防用ホースの摩擦損失水頭
  • 3.屋内消火栓の同時開口数
  • 4.水源の容量

正解:4

解説

考え方

屋内消火栓ポンプの仕様とは吐出量と全揚程のことです。吐出量は消火栓の同時開口数(1号消火栓なら130L/min×最大2)から求め、全揚程は実揚程に配管・消防用ホースの摩擦損失水頭とノズル放水圧力相当の水頭を加えて求めます。したがって実揚程、ホースの摩擦損失水頭、同時開口数はいずれも関係します。水源の容量は必要な「水量」(放水量×20分間分など)を定めるためのもので、ポンプの吐出量・揚程の決定には関係しません。選択肢4が正解です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.22

空調・衛生設備

ガス設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.液化石油ガスは、空気中に漏えいすると低いところに滞留しやすい。
  • 2.液化石油ガスは、主成分である炭化水素由来の臭気により、ガス漏れを感知できる。
  • 3.一般家庭用のガスメーターは、原則として、マイコンメーターとする。
  • 4.液化天然ガスは、石炭や石油に比べ、燃焼時の二酸化炭素の発生量が少ない。

正解:2

解説

考え方

液化石油ガス(LPガス)の主成分であるプロパンやブタンは本来「無臭」です。ガス漏れを感知できるのは、保安のために着臭剤(付臭剤)を意図的に添加しているからで、「炭化水素由来の臭気」とする選択肢2が誤りです。LPガスが空気より重く低所に滞留しやすいこと(比重約1.5〜2)、一般家庭用のガスメーターが地震や異常流量で自動遮断するマイコンメーターを原則とすること、LNG(液化天然ガス)が石炭・石油より燃焼時の二酸化炭素発生量が少ないことは、いずれも正しい記述です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.23

空調・衛生設備

FRP製浄化槽の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.槽が2槽に分かれる場合においても、基礎は一体の共通基礎とする。
  • 2.ブロワーは、隣家や寝室等から離れた場所に設置する。
  • 3.通気管を設ける場合は、先下り勾配とする。
  • 4.腐食が激しい箇所のマンホールふたは、プラスチック製等としてよい。

正解:3

解説

考え方

浄化槽に通気管を設ける場合は「先上がり」勾配とし、管内に生じた結露水などが槽側へ流れ落ちるようにします。先下り勾配とすると開口端側へ水が向かって滞留し、通気を妨げるおそれがあるため、選択肢3が誤りです。槽が2槽に分かれても不同沈下を防ぐため基礎を一体の共通基礎とすること、運転音や振動のあるブロワーを隣家や寝室等から離して設置すること、腐食が激しい箇所のマンホールふたに錆びないプラスチック製等を使ってよいことは、いずれも正しい記述です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.24

機器・材料・設計図書

給湯設備の機器に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.小型貫流ボイラーは、保有水量が少ないため、起動時間が短く、負荷変動への追従性がよい。
  • 2.空気熱源ヒートポンプ給湯機は、大気中の熱エネルギーを給湯の加熱に利用するものである。
  • 3.真空式温水発生機は、本体に封入されている熱媒水の補給が必要である。
  • 4.密閉式ガス湯沸器は、燃焼空気を室内から取り入れ、燃焼ガスを直接屋外に排出するものである。

正解:4

解説

考え方

密閉式ガス湯沸器は、給排気筒により燃焼空気を「屋外」から取り入れ、燃焼ガスも屋外へ排出する、室内空気と完全に切り離された方式です。「燃焼空気を室内から取り入れる」のは半密閉式の説明であり、選択肢4が誤りです。密閉式は室内の酸素を消費せず安全性が高いのが特徴です。小型貫流ボイラーが保有水量が少なく起動時間が短くて負荷変動への追従性がよいこと、空気熱源ヒートポンプ給湯機が大気中の熱エネルギーを加熱に利用すること、真空式温水発生機の熱媒水に関する記述も正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.25

機器・材料・設計図書

設備機器に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.遠心ポンプでは、一般的に、吐出量が増加したときは全揚程も増加する。
  • 2.飲料用受水タンクには、鋼板製、ステンレス製、プラスチック製及び木製のものがある。
  • 3.軸流送風機は、構造的に小型で低圧力、大風量に適した送風機である。
  • 4.吸収冷温水機は、ボイラーと冷凍機の両方を設置する場合に比べ、設置面積が小さい。

正解:1

解説

考え方

遠心ポンプの特性曲線は右下がりで、吐出量が増加すると全揚程は「低下」します。選択肢1が誤りです。羽根車が流体に与えるエネルギーは、流量が増えるほど1単位の水あたりでは小さくなる、とイメージすると覚えやすいでしょう。飲料用受水タンクに鋼板製・ステンレス製・プラスチック(FRP)製・木製があること、軸流送風機が小型で低圧力・大風量に適すること、吸収冷温水機が1台で冷水と温水を作れるためボイラーと冷凍機を並設するより設置面積が小さいことは正しい記述です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.26

機器・材料・設計図書

配管材料に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.排水・通気用耐火二層管は、防火区画貫通部1時間遮炎性能の規定に適合する。
  • 2.水道用硬質ポリ塩化ビニル管の種類には、VPとHIVP(耐衝撃性)がある。
  • 3.水道用ポリエチレン二層管の種類には、1種、2種、3種がある。
  • 4.排水用リサイクル硬質ポリ塩化ビニル管(REP-VU)は、屋内排水用の塩化ビニル管である。

正解:4

解説

考え方

排水用リサイクル硬質ポリ塩化ビニル管(REP-VU)は、使用済み塩ビ管をリサイクルした再生材を使用した管で、屋内ではなく「屋外」の排水用(敷地内の埋設排水など)に使われます。選択肢4が誤りです。再生材のため用途が屋外排水に限定されている点がポイントです。排水・通気用耐火二層管が防火区画貫通部の1時間遮炎性能の規定に適合すること、水道用硬質ポリ塩化ビニル管にVPとHIVP(耐衝撃性)があること、水道用ポリエチレン二層管に1種・2種・3種があることは正しい記述です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.27

機器・材料・設計図書

ダクト及びダクト附属品に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.案内羽根(ガイドベーン)は、直角エルボ等に設け、圧力損失を低減する。
  • 2.軸流吹出口の種類には、ノズル形、パンカルーバー形、グリル形等がある。
  • 3.吸込口が居住区域内の座席に近い位置にある場合は、有効開口面風速を2.0~3.0m/sとする。
  • 4.シーリングディフューザー形吹出口は、室内空気を誘引する効果が小さく、拡散半径が小さい。

正解:4

解説

考え方

シーリングディフューザー形吹出口は、天井に設けるアネモ形とも呼ばれる吹出口で、複数のコーンにより吹出し空気が室内空気を「誘引する効果が大きく」、気流の拡散性に優れるのが特徴です。選択肢4は特徴と正反対のことを言っているので誤りです。案内羽根(ガイドベーン)を直角エルボ等に設けて圧力損失を低減すること、軸流吹出口にノズル形・パンカルーバー形・グリル形等があること、座席に近い吸込口の有効開口面風速を2.0〜3.0m/s程度に抑えること(吸込み気流の不快感防止)は正しい記述です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.28

機器・材料・設計図書

「設備機器」と、その仕様として設計図書に「記載する項目」の組合せのうち、適当でないものはどれか。

  • 1.ボイラー ―― 定格出力
  • 2.給湯用循環ポンプ ―― 循環水量
  • 3.吸収冷温水機 ―― 圧縮機容量
  • 4.ファンコイルユニット ―― 型番

正解:3

解説

考え方

吸収冷温水機は、冷媒蒸気を機械的に圧縮する圧縮機を「持たない」冷凍機です。吸収液(臭化リチウム溶液)の吸収・再生サイクルで冷凍作用を得るため、仕様として記載すべきは冷凍能力・加熱能力・燃料消費量などであり、「圧縮機容量」を記載するという選択肢3の組合せが誤りです。ボイラーに定格出力を、給湯用循環ポンプに循環水量を、ファンコイルユニットに型番(形式・番号)を記載することは、いずれも設計図書の機器表の記載項目として適切な組合せです。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.29

設備施工

公共工事における施工計画等に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.受注者は、総合施工計画書及び工種別の施工計画書を監督員に提出する。
  • 2.発注者は、現場代理人の工事現場への常駐義務を一定の要件のもとに緩和できる。
  • 3.設計図面と標準仕様書の内容に相違がある場合は、標準仕様書の内容が優先される。
  • 4.受注者は、設計図書の内容や現場の納まりに疑義が生じた場合、監督員と協議する。

正解:3

解説

考え方

公共工事の設計図書間に相違がある場合の優先順位は、一般に「質問回答書 → 現場説明書 → 特記仕様書 → 設計図面 → 標準仕様書」の順です。設計図面のほうが標準仕様書より優先されるため、標準仕様書が優先とする選択肢3が誤りです。標準仕様書は共通事項をまとめた一般則であり、個別工事の事情を反映した図面や特記事項が優先する、という趣旨です。総合施工計画書・工種別施工計画書の監督員への提出、現場代理人の常駐義務の緩和、疑義が生じた場合の監督員との協議は正しい記述です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.30

設備施工

下図に示すネットワーク工程表において、クリティカルパスの所要日数として、適当なものはどれか。 ただし、図中のイベント間のA~Hは作業内容、日数は作業日数を表す。

No.30の図
  • 1.12日
  • 2.13日
  • 3.15日
  • 4.16日

正解:4

解説

考え方

ネットワーク工程表のクリティカルパスは、開始から終了までの全ての経路のうち所要日数が最長の経路です。各経路について作業日数を順に足し合わせ、最も大きい合計を求めます。本問では最長経路の合計が16日となり、選択肢4が正解です。解く際は、複数の矢線が合流するイベントでは「大きいほうの日数」を採用して先へ進めるのがコツです。クリティカルパス上の作業には余裕(フロート)がなく、1日の遅れがそのまま全体工期の遅れになるため、重点管理の対象となります。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.31

設備施工

品質を確認するための検査に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.防火ダンパーの温度ヒューズの作動は、全数検査で確認する。
  • 2.給水配管の水圧試験は、全数検査で確認する。
  • 3.ボイラーの安全弁の作動は、全数検査で確認する。
  • 4.防火区画の穴埋めは、全数検査で確認する。

正解:1

解説

考え方

防火ダンパーの温度ヒューズは、作動させると溶けて壊れてしまう(破壊検査になる)ため、全数検査はできず抜取検査で確認します。選択肢1が誤りです。全数検査とするのは、不具合が人命や財産に直結し、かつ壊さずに確認できるものです。給水配管の水圧試験、ボイラーの安全弁の作動確認、防火区画の穴埋め(貫通部処理)の確認は、いずれも全数検査で確認すべきものとして正しい記述です。「壊れてしまう検査は抜取り」と覚えると判断しやすいでしょう。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.32

設備施工

建設工事における安全管理に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.ツールボックスミーティングは、作業開始前だけでなく、必要に応じて、昼食後の作業再開時や作業切替え時に行われることもある。
  • 2.ツールボックスミーティングでは、当該作業における安全等について、短時間の話し合いが行われる。
  • 3.既設汚水ピット内で作業を行う際は、酸素濃度のほか、硫化水素濃度も確認する。
  • 4.既設汚水ピット内で作業を行う際は、酸素濃度が15%以上であることを確認する。

正解:4

解説

考え方

酸素欠乏症等防止規則では、酸素欠乏とは酸素濃度18%未満の状態をいい、汚水ピットなどの酸素欠乏危険場所で作業する際は酸素濃度が「18%以上」であることを確認しなければなりません。15%以上とする選択肢4が誤りです。汚水ピットは硫化水素の発生源にもなるため、酸素濃度に加えて硫化水素濃度(10ppm以下)を確認するという選択肢3は正しい記述です。ツールボックスミーティングを作業開始前のほか作業再開時や切替え時にも行い、安全について短時間の話合いをすることも正しい内容です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.33

設備施工

機器の据付けに関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.パッケージ形空気調和機の屋外機の騒音対策には、防音壁の設置等がある。
  • 2.遠心送風機の心出し調整は、製造者が出荷前に行うこととし、据付け時には行わない。
  • 3.床置き形のパッケージ形空気調和機の基礎の高さは、150mm程度とする。
  • 4.縦横比の大きい自立機器への頂部支持材の取付けは、原則として、2箇所以上とする。

正解:2

解説

考え方

遠心送風機の心出し(プーリーの芯の調整)は、輸送や据付けの過程でずれが生じるため、「据付け時に現場で」行う必要があります。製造者が出荷前に行えば済むとする選択肢2が誤りです。心出しが不良のままだとベルトの片減りや振動、軸受の異常摩耗の原因になります。パッケージ形空気調和機屋外機の騒音対策として防音壁の設置等があること、床置き形パッケージの基礎高さを150mm程度とすること、縦横比の大きい自立機器の頂部支持材を原則2箇所以上とすること(転倒防止)は正しい記述です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.34

設備施工

配管及び配管附属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.給水立て管から各階への分岐管には、分岐点に近接した部分に止水弁を設ける。
  • 2.雑排水用に配管用炭素鋼鋼管を使用する場合は、ねじ込み式鋼管製管継手で接続する。
  • 3.パイプカッターは、管径が小さい銅管やステンレス鋼管の切断に使用される。
  • 4.地中で給水管と排水管を交差させる場合は、給水管を排水管より上方に埋設する。

正解:2

解説

考え方

雑排水用に配管用炭素鋼鋼管を使う場合は、「排水用ねじ込み式鋼管製管継手(ドレネジ継手)」で接続します。一般のねじ込み式鋼管製管継手は接続部の内面に段差ができて汚物が引っ掛かり、詰まりや腐食の原因になるため排水管には使えず、選択肢2が誤りです。給水立て管から各階への分岐部に近接して止水弁を設けること(系統ごとの維持管理のため)、パイプカッターを小口径の銅管・ステンレス鋼管の切断に使うこと、給水管と排水管の交差部で給水管を上方に埋設すること(汚染防止)は正しい記述です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.35

設備施工

ダクト及びダクト附属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.保温するダクトが防火区画を貫通する場合、貫通部の保温材はロックウール保温材とする。
  • 2.送風機の接続ダクトに取り付ける風量測定口は、送風機の吐出し口の直近に取り付ける。
  • 3.フレキシブルダクトは、吹出口ボックス及び吸込口ボックスの接続用に使用してもよい。
  • 4.共板フランジ工法ダクトの施工において、クリップ等のフランジ押え金具は再使用しない。

正解:2

解説

考え方

風量測定口は、気流が整った状態で測定するため、送風機の吐出し口直近ではなく、曲がり部などから十分離れた気流の乱れの少ない直管部に取り付けます。吐出し口の直近は気流の偏りや乱れが大きく正確な測定ができないため、選択肢2が誤りです。防火区画貫通部の保温材を不燃材料のロックウール保温材とすること、フレキシブルダクトを吹出口・吸込口ボックスの接続用に使ってよいこと、共板フランジ工法のクリップ等のフランジ押え金具は変形するため再使用しないことは正しい記述です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.36

設備施工

保温、保冷、塗装等に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.アルミニウムペイントは、蒸気管や放熱器の塗装には使用しない。
  • 2.天井内に隠ぺいされる冷温水配管の保温は、水圧試験後に行う。
  • 3.冷温水配管の吊りバンドの支持部には、合成樹脂製の支持受けを使用する。
  • 4.塗装場所の相対湿度が85%以上の場合、原則として、塗装を行わない。

正解:1

解説

考え方

アルミニウムペイントは耐熱性に優れ、熱の放射を抑える性質があるため、蒸気管や放熱器の塗装に「よく使用される」塗料です。使用しないとする選択肢1が誤りです。天井内に隠ぺいされる冷温水配管の保温を水圧試験の合格後に行うこと(漏れ箇所を保温で隠さないため)、冷温水配管の吊りバンド支持部に合成樹脂製の支持受けを使うこと(結露防止)、相対湿度85%以上の場所では塗膜の乾燥不良を起こすため原則として塗装を行わないことは、いずれも正しい記述です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.37

設備施工

「機器又は配管」とその「試験方法」の組合せのうち、適当でないものはどれか。

  • 1.建物内排水管 ―― 通水試験
  • 2.敷地排水管 ―― 通水試験
  • 3.浄化槽 ―― 満水試験
  • 4.排水ポンプ吐出し管 ―― 満水試験

正解:4

解説

考え方

排水ポンプの吐出し管はポンプの圧力がかかる圧力配管なので、満水試験ではなく「水圧試験」で漏れを確認します。選択肢4が誤りです。満水試験は、水を満たして自重の水頭だけで漏れを見る方法で、重力式の排水管や槽類に用いるものです。建物内排水管・敷地排水管を実際に水を流して流下状態を確認する通水試験、浄化槽に水を張って漏水を確認する満水試験は、いずれも適切な組合せです。「圧力がかかる管は水圧試験」と整理して覚えましょう。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.38

設備施工

渦巻きポンプの試運転調整に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

  • 1.膨張タンク等から注水して、機器及び配管系の空気抜きを行う。
  • 2.吸込み側の弁を全閉から徐々に開いて吐水量を調整する。
  • 3.グランドパッキン部から一定量の水滴の滴下があることを確認する。
  • 4.軸受温度が周囲空気温度より過度に高くなっていないことを確認する。

正解:2

解説

考え方

渦巻きポンプの起動時は、吸込み側の弁は「全開」にしておき、吐出し側の弁を全閉から徐々に開いて吐水量を調整します。吸込み側の弁で絞ると吸込み圧力が下がり、キャビテーション(気泡発生による振動・性能低下・羽根車の損傷)を起こすため、選択肢2が誤りです。膨張タンク等から注水して空気抜きを行うこと、グランドパッキン部から一定量の水滴の滴下があること(滴下ゼロは締めすぎで軸の焼付きの原因)、軸受温度が周囲空気温度より過度に高くないことの確認は正しい記述です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.39

法規

建設業における安全衛生管理に関する記述のうち、「労働安全衛生法」上、誤っているものはどれか。

  • 1.事業者は、常時5人以上60人未満の労働者を使用する事業場ごとに、安全衛生推進者を選任しなければならない。
  • 2.事業者は、労働者を雇い入れたときは、当該労働者に対し、その従事する業務に関する安全又は衛生のための教育を行わなければならない。
  • 3.事業者は、移動はしごを使用する場合、はしごの幅は30cm以上のものでなければ使用してはならない。
  • 4.事業者は、移動はしごを使用する場合、すべり止め装置の取付けその他転位を防止するために必要な措置を講じたものでなければ使用してはならない。

正解:1

解説

考え方

安全衛生推進者を選任しなければならないのは「常時10人以上50人未満」の労働者を使用する事業場です(労働安全衛生法第12条の2)。5人以上60人未満とする選択肢1が誤りです。なお常時50人以上になると安全管理者・衛生管理者・産業医等の選任が必要になります。労働者の雇入れ時に安全又は衛生のための教育を行う義務、移動はしごの幅を30cm以上とすること、すべり止め装置の取付けその他転位を防止する措置を講じること(いずれも労働安全衛生規則の規定)は正しい記述です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.40

法規

未成年者の労働契約に関する記述のうち、「労働基準法」上、誤っているものはどれか。

  • 1.親権者又は後見人は、未成年者に代って労働契約を締結してはならない。
  • 2.未成年者は、独立して賃金を請求することができる。
  • 3.親権者又は後見人は、未成年者の同意を得れば、未成年者の賃金を代って受け取ることができる。
  • 4.使用者は、原則として、満18才に満たない者を午後10時から午前5時までの間において使用してはならない。

正解:3

解説

考え方

労働基準法第59条では、未成年者は独立して賃金を請求でき、親権者又は後見人は未成年者の賃金を「代わって受け取ってはならない」と定められています。未成年者の同意があっても代理受領は認められないため、選択肢3が誤りです。親による搾取から未成年労働者を守る趣旨の規定です。親権者等が未成年者に代わって労働契約を締結できないこと(第58条)、満18才未満の者を原則として午後10時から午前5時までの間に使用してはならないこと(第61条、深夜業の制限)は正しい記述です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.41

法規

建築物に関する記述のうち、「建築基準法」上、誤っているものはどれか。

  • 1.最下階の床は、主要構造部である。
  • 2.屋根は、主要構造部である。
  • 3.集会場は、特殊建築物である。
  • 4.共同住宅は、特殊建築物である。

正解:1

解説

考え方

建築基準法第2条第5号の主要構造部は、壁・柱・床・梁・屋根・階段をいいますが、「最下階の床」は防火上重要でない部分として主要構造部から除外されています。選択肢1が誤りです。主要構造部は防火の観点からの区分であり、基礎などを含む「構造耐力上主要な部分」とは別の概念である点に注意してください。屋根が主要構造部であること、集会場や共同住宅が不特定多数の利用や就寝を伴う用途のため特殊建築物であることは正しい記述です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.42

法規

建築設備に関する記述のうち、「建築基準法」上、誤っているものはどれか。

  • 1.排水のための配管設備の末端は、公共下水道、都市下水路その他の排水施設に排水上有効に連結しなければならない。
  • 2.排水管を構造耐力上主要な部分を貫通して配管する場合、建築物の構造耐力上支障を生じないようにしなければならない。
  • 3.給水管をコンクリートに埋設する場合、腐食するおそれのある部分には、その材質に応じ有効な腐食防止のための措置を講じなければならない。
  • 4.雨水排水立て管は、通気管と兼用し、又は通気管に連結することができる。

正解:4

解説

考え方

建築基準法の規定(施行令第129条の2の4に基づく告示)では、雨水排水立て管は汚水排水管や通気管と兼用したり連結したりしてはならないとされています。兼用・連結すると、豪雨時に排水が通気管へ逆流したり、下水ガスの臭気が雨どいから出るおそれがあるためです。「連結することができる」とする選択肢4が誤りです。排水配管の末端を公共下水道等の排水施設へ有効に連結すること、構造耐力上主要な部分を貫通する配管への配慮、コンクリート埋設給水管の腐食防止措置は正しい記述です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.43

法規

建設業の許可を受けた建設業者が、発注者から直接請け負った建設工事の現場に掲げる標識の記載事項として、「建設業法」上、定められていないものはどれか。

  • 1.商号又は名称
  • 2.現場代理人の氏名
  • 3.主任技術者又は監理技術者の氏名
  • 4.一般建設業又は特定建設業の別

正解:2

解説

考え方

建設業法第40条と施行規則で定める現場標識(建設業の許可票)の記載事項は、商号又は名称、代表者の氏名、主任技術者又は監理技術者の氏名、一般建設業又は特定建設業の別、許可番号、許可年月日、工事の内容などです。「現場代理人の氏名」は含まれていないため、選択肢2が正解です。現場代理人は請負契約の履行を現場で代理する契約上の立場であり、許可票に掲げる法定事項ではない、と整理しておきましょう。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.44

法規

建設業に関する記述のうち、「建設業法」上、誤っているものはどれか。

  • 1.元請負人は、その請け負った建設工事を施工するために必要な工程の細目、作業方法を定めようとするときは、あらかじめ、下請負人の意見をきかなければならない。
  • 2.建設業者は、建設工事の注文者から請求があったときは、請負契約の成立後、速やかに建設工事の見積書を交付しなければならない。
  • 3.工事現場における建設工事の施工に従事する者は、主任技術者又は監理技術者がその職務として行う指導に従わなければならない。
  • 4.建設業者は、共同住宅を新築する建設工事を請け負った場合、いかなる方法をもってするかを問わず、一括して他人に請け負わせてはならない。

正解:2

解説

考え方

建設業法第20条では、建設業者は注文者から請求があったときは、「請負契約が成立するまでの間に」建設工事の見積書を交付しなければならないとされています。見積書は契約を結ぶかどうかの判断材料なので、契約成立後に交付するのでは意味がなく、選択肢2が誤りです。元請負人が工程の細目や作業方法を定める際にあらかじめ下請負人の意見を聴くこと(第24条の2)、従事者が主任技術者・監理技術者の職務上の指導に従うこと、共同住宅新築工事の一括下請負が全面的に禁止であること(第22条)は正しい記述です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2

No.45

法規

屋内消火栓設備を設置しなければならない防火対象物に、「消防法」上、該当するものはどれか。 ただし、主要構造部は耐火構造とし、かつ、壁及び天井の室内に面する部分の仕上げは難燃材料でした防火対象物とする。また、地階、無窓階及び指定可燃物の貯蔵、取扱いはないものとする。

  • 1.事務所 ―― 地上3階、延べ面積2,000m²
  • 2.共同住宅 ―― 地上3階、延べ面積2,000m²
  • 3.集会場 ―― 地上2階、延べ面積2,000m²
  • 4.学校 ―― 地上2階、延べ面積2,000m²

正解:3

解説

考え方

屋内消火栓設備の設置基準(消防法施行令第11条)は用途ごとに延べ面積で定められ、主要構造部を耐火構造とし内装を難燃材料で仕上げた場合は基準面積が3倍に緩和されます。集会場(令別表第一(1)項)は基準500m²以上・緩和後1,500m²以上のため、延べ面積2,000m²の集会場は設置が必要で、選択肢3が正解です。事務所((15)項、基準1,000m²・緩和後3,000m²)、共同住宅と学校(基準700m²・緩和後2,100m²)は、いずれも2,000m²では設置義務に該当しません。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:3

No.46

法規

次の建設資材のうち、「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」上、再資源化が特に必要とされる特定建設資材に該当しないものはどれか。

  • 1.木材
  • 2.アスファルト・コンクリート
  • 3.コンクリート
  • 4.アルミニウム

正解:4

解説

考え方

建設リサイクル法で再資源化が特に必要とされる特定建設資材は、「コンクリート」「コンクリート及び鉄から成る建設資材」「木材」「アスファルト・コンクリート」の4品目です。アルミニウムはこの4品目に含まれていないため、選択肢4が正解です。特定建設資材は、廃棄物としての発生量が多く、再資源化の技術と再生品の需要が確立しているものが指定されており、一定規模以上の解体・新築工事では分別解体と再資源化が義務付けられます。4品目はそのまま暗記しておきましょう。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:4

No.47

法規

次の「測定項目」と「法律」の組合せのうち、その法律に当該測定項目の規制値が定められていないものはどれか。

  • 1.騒音値 ―― 建築物における衛生的環境の確保に関する法律
  • 2.水素イオン濃度 ―― 水質汚濁防止法
  • 3.生物化学的酸素要求量 ―― 浄化槽法
  • 4.いおう酸化物の量 ―― 大気汚染防止法

正解:1

解説

考え方

建築物における衛生的環境の確保に関する法律(ビル管理法)の建築物環境衛生管理基準に定められているのは、浮遊粉じん・一酸化炭素・二酸化炭素・温度・相対湿度・気流・ホルムアルデヒドといった空気環境等の項目で、「騒音値」の規制値は定められていません。選択肢1が正解です。騒音の規制は騒音規制法や条例によるものです。水素イオン濃度(pH)と水質汚濁防止法、生物化学的酸素要求量(BOD)と浄化槽法、いおう酸化物の量と大気汚染防止法は、いずれも規制値が定められた正しい組合せです。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.48

法規

廃棄物の処理に関する記述のうち、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」上、誤っているものはどれか。

  • 1.建設工事の現場事務所から排出される生ゴミ、新聞、雑誌等は、産業廃棄物として処理しなければならない。
  • 2.一般廃棄物の処理は市町村が行い、産業廃棄物の処理は事業者が自ら行わなければならない。
  • 3.事業者は、処分受託者から、最終処分が終了した旨を記載した産業廃棄物管理票の写しの送付を受けたときは、当該管理票の写しを、送付を受けた日から5年間保存しなければならない。
  • 4.建築物の改築に伴い廃棄する蛍光灯の安定器にポリ塩化ビフェニルが含まれている場合、特別管理産業廃棄物として処理しなければならない。

正解:1

解説

考え方

産業廃棄物とは事業活動に伴って生じた廃棄物のうち法令で定める20種類をいい、工事で生じた廃材などが該当します。現場事務所から出る生ゴミ・新聞・雑誌等は、事業活動に伴うものであっても「事業系一般廃棄物」であり、産業廃棄物として処理するという選択肢1が誤りです。一般廃棄物の処理責任が市町村に、産業廃棄物の処理責任が事業者にあること、マニフェスト(管理票)写しの5年間保存義務、PCB(ポリ塩化ビフェニル)含有の蛍光灯安定器が特別管理産業廃棄物であることは正しい記述です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1

No.49

施工管理法(基礎的能力)

工程表に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。

  • 1.ネットワーク工程表は、各作業の現時点における進行状態が達成度により把握できる。
  • 2.バーチャート工程表は、ネットワーク工程表に比べて、各作業の遅れへの対策が立てにくい。
  • 3.毎日の予定出来高が一定の場合、バーチャート工程表上の予定進度曲線はS字形となる。
  • 4.ガントチャート工程表は、各作業の変更が他の作業に及ぼす影響が不明という欠点がある。

正解:1・3

この問題は正解を2つとも選ぶ必要があります。

解説

考え方

選択肢1と3の二つが誤りです。各作業の達成度(何%完了したか)で進行状態を把握できるのはガントチャート工程表の特徴で、ネットワーク工程表の特徴は作業の順序関係と余裕日数が明確なことです。また、毎日の予定出来高が一定であれば、予定進度曲線は積み上げていくと「直線」になります。S字形になるのは、着工直後と竣工間際に出来高が上がりにくいという実際の工事の性質を反映した場合です。バーチャートが各作業の遅れへの対策を立てにくいこと、ガントチャートが作業間の影響を表せないことは正しい記述です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1・3

No.50

施工管理法(基礎的能力)

機器の据付けに関する記述のうち、適当でないものはどれか。 適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。

  • 1.遠心送風機の据付け時の調整において、Vベルトの張りが強すぎると、軸受の過熱の原因になる。
  • 2.呼び番号3の天吊りの遠心送風機は、形鋼製の架台上に据え付け、架台はスラブから吊りボルトで吊る。
  • 3.冷却塔は、補給水口の高さが補給水タンクの低水位から2m以内となるように据え付ける。
  • 4.埋込式アンカーボルトの中心とコンクリート基礎の端部の間隔は、一般的に、150mm以上を目安としてよい。

正解:2・3

この問題は正解を2つとも選ぶ必要があります。

解説

考え方

選択肢2と3の二つが誤りです。呼び番号2以上の大型の天吊り遠心送風機は、振動や荷重が大きいため吊りボルト吊りとせず、床から支持した形鋼製の架台上に据え付けるのが原則です。呼び番号3の送風機の架台をスラブから吊りボルトで吊るのは不適当です。また、冷却塔の補給水口は、ボールタップの作動に必要な水圧を確保するため、補給水タンクの低水位から「3m以上」低い位置となるように据え付ける必要があり、2m以内では水圧が不足します。Vベルトの張りすぎが軸受過熱の原因になること、埋込式アンカーボルト中心と基礎端部の間隔を150mm以上とすることは正しい記述です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2・3

No.51

施工管理法(基礎的能力)

配管及び配管附属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。

  • 1.給湯用の横引き配管には、勾配を設け、管内に発生した気泡を排出する。
  • 2.土中埋設の汚水排水管に雨水管を接続する場合は、ドロップ桝を介して接続する。
  • 3.銅管を鋼製金物で支持する場合は、ゴム等の絶縁材を介して支持する。
  • 4.揚水管のウォーターハンマーを防止するためには、ポンプ吐出側に防振継手を設ける。

正解:2・4

この問題は正解を2つとも選ぶ必要があります。

解説

考え方

選択肢2と4の二つが誤りです。土中埋設の汚水排水管に雨水管を接続する場合は、下水ガスの臭気が雨水系統へ逆流しないよう「トラップ桝」を介して接続します。ドロップ桝は配管の高低差を処理するための桝で、臭気は遮断できません。また、揚水管のウォーターハンマー防止に設けるのは水撃防止器(ショックアブソーバー)や衝撃吸収式逆止弁であり、防振継手はポンプの振動が配管へ伝わるのを防ぐもので水撃対策にはなりません。給湯横引き管に勾配を設けて気泡を排出すること、銅管を鋼製金物で支持する際にゴム等の絶縁材を介すこと(異種金属接触腐食の防止)は正しい記述です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:2・4

No.52

施工管理法(基礎的能力)

ダクト及びダクト附属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。

  • 1.厨房排気ダクトの防火ダンパーでは、温度ヒューズの作動温度は72℃とする。
  • 2.ダクトからの振動伝播を防ぐ必要がある場合は、ダクトの吊りは防振吊りとする。
  • 3.長方形ダクトの断面のアスペクト比(長辺と短辺の比)は、原則として、4以下とする。
  • 4.アングルフランジ工法ダクトのフランジは、ダクト本体を成型加工したものである。

正解:1・4

この問題は正解を2つとも選ぶ必要があります。

解説

考え方

選択肢1と4の二つが誤りです。防火ダンパーの温度ヒューズの作動温度は、一般換気系統が72℃、厨房排気など常時高温の排気系統は「120℃」、排煙系統は280℃です。厨房排気に72℃を使うと調理の熱気で誤作動するため不適当です。また、アングルフランジ工法は山形鋼(アングル)で製作したフランジを別部材としてダクトに取り付ける工法で、ダクト本体を成型加工してフランジとするのは共板フランジ工法の説明です。振動伝播を防ぐ必要がある場合にダクトを防振吊りとすること、長方形ダクトのアスペクト比を原則4以下とすることは正しい記述です。出典: 一般財団法人 全国建設研修センター

答え:1・4

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